Sorry, but the current page is not working right now. Thank you!
Sorry, but the current page is not working right now. Thank you!
【7月4日 AFP】英フィナンシャル・タイムズ(Financial Times)紙は3日、世界銀行(World Bank)が中国政府の圧力を受け、自身の報告書から同国の環境汚染に関する記述を一部削除していた事実を伝えた。 同紙によると、中国政府は「Cost of Pollution in China」と題する世銀の報告書が「社会不安を引き起こしかねない」と主張、同報告書の3分の1を削除させることに成功。削除された部分には「中国では環境汚染が原因で毎年75万人が若くして死亡している」との調査結果も含まれていたという。 国家環境保護総局(State Environment Protection Agency、SEPA)と衛生部が世銀に対し、2006年に完成した同報告書の草案から、この調査結果を削除するよう要請した。 フィナンシャル・タイムズ紙によれば、報告書に盛り込まれる予定だった、もっとも多
中国の環境投資は“見かけだおし”あいまいな基準が虚構を演出 ここ数年、中国の環境投資は総額からみるとうなぎのぼりに増えている。「第十次五カ年計画」期間中は、当初計画の7000億元という投資ニーズを上回った。にもかかわらず、なぜ環境保全の目標と任務はいまだ果たせないのだろうか。 国家環境保護総局の専門家がこのほど、その原因を「環境投資の統計基準があいまいで、さまざまな名目の投資が入り交じり、環境投資のデータの信ぴょう性が著しく損なわれている」と指摘した。例えば、2004年の実質環境投資はGDPのわずか0.6%だが、統計データでは1.19%となっている。 2月5日、国家環境保護総局環境計画院の呉舜沢研究員は「環境投資の基準が拡大解釈されていることが、主要汚染物質の排出削減など、環境保全の指標を達成できない主な原因のひとつ」と述べた。同環境計画院の王金南エンジニアとの共同研究で、環境投資の
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 先日、北京と上海に1週間ほど滞在しました。滞在中、世界的な異常気象が起きていることを痛感しました。北京は大変な暖冬で、いつもなら11月には降る雪が、今シーズンは昨年12月末に少し降っただけだそうです(注: 1ページ目の文末に、ご連絡があります)。東京も初雪がないまま春一番が吹きました。これも驚くべきことらしいですが、北京の緯度は日本の秋田県や岩手県と同じくらいなことを考えると、その異常ぶりも分かっていただけると思います。 環境悪化に対する懸念は、中国市民と政府の感覚もさほど違わないようです。北京市の中南海に住んでいる党や政府首脳も、市民と同じ空気を吸わざるを得ないからです。石炭への依存を減らし、公害の少ない工業製品への切り替えなどの努力は確実
埼玉県内で鉄製品の窃盗が相次いでいる。秩父鉄道(埼玉県熊谷市)の車両基地から、貨物列車の鉄製車輪計76枚が盗まれたほか、川越市や日高市では道路側溝にかぶせてある鉄製メッシュ状の蓋が相次いで盗まれている。これら事件の背景には、鉄スクラップの価格高騰があるとみられる。増加す…
第12回 溶けると黒い粒が出現 中国の大気汚染を敏感にキャッチする樹氷 文/藤田 香(日経エコロジー編集委員) 2006年12月15日 冬の蔵王の名物は純白に輝く樹氷。しかし一見白い樹氷も、溶かすと黒い粒が沈殿し、汚染が深刻化していることが山形大学の柳澤文孝教授らの調査でわかった。柳澤教授が1991年から毎冬20回樹氷の氷を採取してpHを測ったところ、95年の5.3から2005年は4.5と酸性化が進んでいることが判明。酸性化の原因は硫酸だが、それがどこから来たかは硫酸に含まれるイオウの同位体比でわかる。蔵王の樹氷の同位体比は約5‰(1‰=0.1%)と日本起源の値(2‰以下)より高い。「北京や山西省など中国北部で使われている石炭の値と一致するため、中国から季節風で運ばれてきた」と柳澤教授はみる。 同教授らは雨やエアロゾル(大気中の微粒子)でも同様の調査を実施。例えば鶴岡市で採取したエア
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く