気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 世間では所得の格差が議論されていますが、著名企業や大組織に人材が集中し、中小・零細企業には人材が集まらない“人材の格差”は今も放置されたままです。商工組合中央金庫が先頃、発表した調査によれば、人手が不足していると回答した企業は全体の24%に達しました。過剰と回答したのは7%です。 厚生労働省の労働経済動向調査によれば、人材が不足や過剰と回答している比率は、企業規模の大小にかかわらずほぼ同じような比率ですが、著名な企業や公的機関では、間違いなく過剰な人材を抱えていると思います。もちろん最近は、大企業といえども正社員を採用する代わりにパートなど正社員以外を採用したり、社員の就労時間が長引くなど、最前線の現場では人手不足が起きていることも事実です。
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