気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 中国で自動車の販売競争が熾烈さを増してきた。昨年の総販売台数(トラックなど商用車を含む)は約720万台に達し、日本を抜いて米国に次ぐ世界第2位の市場に躍進。5年目に入った10%台の経済成長を追い風に、個人のマイカーブームが拡大している。今年1~3月の乗用車(SUV=スポーツ・ユーティリティー・ビークルを除く)の販売台数は約112万台と、前年同期比30%の伸びを記録した。 こうした市場の急拡大にもかかわらず、メーカーの表情は険しい。というのも、ここにきて新車の値下げ競争に拍車がかかっているからだ。 日系各社が小型車ラッシュ 米ゼネラル・モーターズ(GM)の合弁会社で、乗用車のメーカー別シェアで首位に立つ上海GM。同社は3月2日、最量販車種「ビュ