中国・北京(Beijing)で取材に応じる人権活動家の胡佳(Hu Jia)氏(右)と曾金燕(Zeng Jinyan)氏(左)(2007年1月9日撮影)。(c)AFP/Frederic J. BROWN 【1月30日 AFP】北京郊外に住む人権活動家の胡佳(Hu Jia)氏と妻の曾金燕(Zeng Jinyan)氏は、かつては客を自宅に招き、お茶を飲みながら、北京五輪(Beijing Olympics)が中国民主化の起爆剤になることへの期待を語っていた。 それが今では、2人の住むアパートは立ち入り禁止に。タイム(Time)誌の「世界で最も影響力のある100人」に名前を連ねている曾氏が前月、国家政権転覆扇動の疑いで拘束され、妻の方は自宅軟禁に置かれているためだ。 今週2人のAFP記者がアパートを訪れたところ、アパートには規制線が張られ、複数の私服警官に制止された。「保安上の問題が発生したため調査