8月末に締め切る2016年度予算の概算要求で、防衛省の要求額が過去最高を更新する見通しだ。今国会で安全保障関連法案が成立すれば可能になる自衛隊の新たな任務への活用などを見込み、新型空中給油機やイージス艦を調達するためだ。円安で外国製品の購入額が膨らんでいる事情もある。年末に編成する16年度予算案では初の5兆円台を視野に入れる。防衛関係費(米軍再編経費などを含む)は小泉政権の02年度を最高に減少
人間学としての妖怪学を求めて (文・小松和彦) 1994年に起こった怪異・妖怪ブーム このたび講談社学術文庫化された『妖怪学新考』を最初に出版した1994年は、振り返って見ると、怪異・妖怪文化にとって特記すべき年であった。 その年の3月に、今では妖怪文化研究者必読の一冊となっている田中貴子『百鬼夜行の見える都市』(新曜社)が刊行され、7月には空前の安倍晴明・陰陽師ブームの火付け役となった岡野玲子の『陰陽師』(原作夢枕獏、スコラ)の単行本第一巻が、さらに9月には妖怪に素材を求めた推理小説作家として現在大活躍している京極夏彦のデビュー作『姑獲鳥の夏』(講談社)が刊行されている。 多摩丘陵の開発を進める人間に「化け学」を駆使して挑戦する狸たちを描いた高畑勲監督作品『平成狸合戦ぽんぽこ』が公開されたのも、この年の夏であった。そして、この頃から毎年のように日本各地の博物館や美術館で、妖怪画を中心とし
12カ国の閣僚がこれだけ努力しても乗り越えられないハードルの高さにギリシャ問題で苦しんでいたEUの首脳会議の記憶が重なったのは私だけでしょうか?しかし、EUの会議は焦点が一つであったもののTPPが目指している目標は国の成熟度、経済規模、人口などバラバラな中で切り口は無数にありました。 概括すれば95%までほぼ到達し、僅か、乳製品と医薬品という項目が残っただけでしたが、決着には至りませんでした。もしもTPPを通じて環太平洋諸国がEU並に風通し良く、コミュニケーションを通して問題解決能力があることを見せつけるつもりがあるならば1週間後でも2週間後でも夏休みを返上してでも直ちに集まる気迫を見せてもらいたいものです。EUはギリシャ問題を徹夜と度重なる緊急ミーティングで乗り越えてきました。 8月下旬に再度会議、という声はあるようです。ただ、今のところ各国の予定の調整がつかないということのようですが、
中国紙・環球時報は31日、外国人技能実習制度で訪日し、日本に滞在する中国人実習生が、2008年の15万1000人から14年までに5万人も減少したと報じた。劣悪な条件や賃金水準が低いことなどが影響しているとみられる。 昨年末の段階で日本に滞在する外国人実習生は16万2000人。このうち中国人は10万5382人で、国別で最も多かった。 中国人実習生の減少について環球時報は、劣悪な生活条件や賃金水準が低いこと、思ったような技術が学べないこと、制度があいまいなことなどが影響している可能性があると指摘した。 同紙によれば、長野県のあるプラスチック加工工場で働く中国人実習生は、6人が隙間風が入り、暖房もない古い平屋に住み、月に残業も含め340時間も働いている。残業代は時給わずか550円で、長野県の最低賃金基準である時給728円を大きく下回っているという。 (編集翻訳 恩田有紀)
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