東京五輪・パラリンピックの大会エンブレムをデザインしたアートディレクター・佐野研二郎氏が雑誌で発表し、扇子製造販売「京扇堂(きょうせんどう)」(京都市下京区)がホームページ(HP)に掲載している作品が、2012年に秋田県横手市で行われたイベントのチラシに似ている、との指摘が出ていることがわかった。 京扇堂によると、作品は12年5月24日に発売された女性向け情報誌「Hanako」の連載企画に掲載された。佐野氏が企業のデザインを制作する企画で、「涼」の「口」の部分に、同社の扇子があしらわれていた。事前に佐野氏側から社名を使いたいと依頼があり、同14日に無償で許可したという。自社HPにも掲載している。 今月1日、外部からの指摘で、秋田県横手市で12年6月に行われた「団扇(うちわ)展」のチラシと似ていることが判明。イベントの担当者は「5月上旬にはチラシを配布したと思う」としている。 京扇堂の担当者
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