ニュージーランド・オークランド(Auckland)北方のルアカカ(Ruakaka)の浜辺に乗り上げ、死亡したクジラたち(2006年11月10日撮影、資料写真)。(c)AFP/Northern Advocate/Tania WEBB 【11月16日 AFP】ニュージーランド自然保護局は16日、ゴンドウクジラ61頭が同国南島北端のフェアウェル岬(Farewell Spit)の浜辺に乗り上げ、死亡したと発表した。 同局職員は14日、観光客からの通報を受けて現地に向かったが、既に大半が死亡していた。残りのクジラについては、15日の高潮で海に戻ることが期待されたが、クジラたちは再び岸に戻ってきてしまった。16日早朝の時点で18頭が生き残っていたが、苦痛を長引かせるだけだとして、安楽死に踏み切ったという。 体長が最大6メートルにもなるゴンドウクジラは、ニュージーランド近海では最も一般的なクジラだが、大