「DC-HSDPA」は、HSPAという通信方式を高度化する仕組みの1つで、HSPAで利用していた通信帯域を二重化することで倍速通信を行う技術です。W-CDMA方式の規格標準化団体「3GPP」が、3GPP Release 8という規格の一部として2009年6月ごろの標準化を目指して検討を行っています。DC-HSDPAの“DC”とは、“セル二重”を意味する英語「Dual cell」の略です。 国内の携帯電話は、第2世代のPDC方式を経て、NTTドコモとソフトバンク、イー・モバイルがW-CDMA方式を、auがCDMA2000 1x方式を採用しています。いずれの方式も通信速度を向上させた発展版が存在します。今回紹介する「DC-HSDPA」は、W-CDMA方式を進化させたものの1つとなっています。 DC-HSDPAは、Release 8の主な追加規格として「Dual-Cell HSDPA」という名称
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く