毎年、米ラスベガスで世界最大の家電関連展示会「インターナショナルCES」が1月初旬に開かれます。今年も7日から10日に開かれました(写真1)。CESは「その年の家電業界の流れを読む」という枕ことばで紹介されることの多いイベントです。しかし今年はちょっと様相が異なっていました。派手な商品ではなく、今年の市場を大きく動かすものでもない。2015年以降に大きな潮流となるものが多く展示されていたのが特徴でした。そのキーワードは「ルールチェンジ」です。(ライター・西田宗千佳)■単なる「ウエアラブル」は珍しくない! 今年のCESは「目玉がない」と言われます。以前は「3Dテレビ」「4Kテレビ」などが注目されましたが、ブームが去ったり、当たり前の存在となったりしており、わかりやすいキャッチフレーズとはなっていません。 そんななか、大量の製品が展示されていたのが、俗に言う「ウエアラブル」機器。特に、運動量を
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