企業ユーザーがWindowsを使ううえで,知っているとちょっと役に立つ「Windowsの豆知識」を紹介するWindows談話室。第2回では,「Windows Server 2008」が今まさにそのフェーズにある「評価版」の正体を解説する。 Windows担当デスク(以下デスク):最近,マイクロソフトがリリースする新製品の評価版には,「ベータ」と呼ばれるものだけではなく,「CTP(Community Technology Preview)」と呼ばれるものがあるようだけれども,「ベータ」と「CTP」にはどのような違いがあるのかな? Windows担当記者(以下記者):言葉の意味としては,ベータが「広く一般に公開する評価版」で,CTPが「配布する対象を限定した評価版」ということになります。 新製品の開発にあたっては,数カ月に1度CTPをリリースし,適当なタイミングでCTPとして用意していたビルド