コナミの『メタルギア』シリーズでは様々な作品の面影を見ることができるが、とりわけ映画「ニューヨーク1997」から強い影響を受けていることで知られている。「ニューヨーク1997」に登場する主人公「スネーク・プリスキン」の名前や、主人公が単独潜入でテロリストたちと戦う設定、そして主人公の体内に時限爆弾が仕掛けられているサプライズなど、見れば見るほどインスピレーションを受けたと思わしき部分は多い。 この映画「ニューヨーク1997」にてメガホンを取ったジョン・カーペンター監督は、リュック・ベッソン監督が脚本を担当した映画「ロックアウト」に対し、「ニューヨーク1997」と酷似していると訴訟を起こし勝訴したばかりだ。「ロックアウト」は時代設定こそ2079年の近未来だが、刑務所の囚人たちが要人(大統領の娘)を人質に取る設定や、政府の監視下に置かれていた凄腕の元英雄(元CIA局員)が主役であるなど、様々な