ソニーは8月3日、バーチャルアナウンサー「沢村碧」が原稿を読み上げる「アバターエージェントサービス」の提供を始めた。テレビ局やラジオ局、番組制作会社などでの活用を見込む。価格などは応相談。 ソニーが共同通信デジタルと協力して開発。ニュース原稿をテキストで入力すると、音声合成エンジンが自然な発話に変換し、CGで作成したキャラクターの表情と連動して読み上げるという。 読み上げ内容の字幕表示、読み上げ途中での画像切り替え、キャラのしぐさ指定、立ち位置変更などの機能も。別に撮影した画像、動画を合成するための透過処理やグリーンバックの出力もできる。 沢村碧のデザインは、キャラクターデザイナーの足立慎吾さんが担当。音声合成エンジンには、声優の寿美菜子さんの音声データを活用した。