お客が1番、社員が2番 給料上げる経営とJ&Jの教えカルビー元会長、RIZAPグループ取締役 松本晃氏2019 / 4 / 20 プロ経営者の松本晃氏は、伊藤忠商事を経て1993年に米系企業のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)日本法人に入りました。そのときに知ったJ&Jの経営理念から大きな影響を受けたという松本氏、それを記した文書を今も手元に置いているそうです。シンプルで大胆とされる松本氏の経営手法はどう生まれたのか。ルーツを聞きました。 <<(1)社外で評価される人になる プロ経営者・松本氏の原点 (3)経営者は駅伝ランナー、引き際「スパッと」が美しい >> J&Jを貫く「我が信条」伊藤忠商事から子会社のセンチュリーメディカルという医療機器販売会社へ出向して、ヘルスケア産業に出合いました。そこを辞めた後、同じくヘルスケア分野を手がけるJ&Jメディカル(その後、合併してJ&Jに)に誘