http://www.jstor.org/stable/10.1086/681995 Bouterse, J. and Karstens, B. (2015). A diversity of divisions: Tracing the history of the demarcation between the Sciences and the Humanities. Isis, 106(2): 341–352. 今日、人文学と科学の分断といえばスノーやサートンが有名だ。しかし、二人が分断の架橋を訴えた理由は全く異なっていた。スノーによれば、この分断は戦争や貧困にたいする科学技術的解決を妨げてしまう。一方サートンにとって分断を埋めるべき科学史家の責務は「伝統の擁護」だった。さらに、スノーにとって人文学の代表例は文学、サートンにとっては歴史や哲学だった。 ここからわかるように、(i)ひとく