東京電力福島第1原発事故後の「福島」をどう考えるべきなのか−−。福島県いわき市出身で、「福島」をテーマにした著作が多い気鋭の社会学者、開沼博さん(31)と、「福島第一原発観光地化計画」を提唱するなど、「外側」から問題を論じてきた哲学者の東浩紀さん(44)。2人が往復書簡を通じて互いの思索を深めていくシリーズを始める。初回は東さんが開沼さんの著書「はじめての福島学」(イースト・プレス)に覚えた小さな引っかかりから、原発事故は「福島」だけの問題なのかを問いかける。【構成・石戸諭】
![脱「福島論」:1)東浩紀さん→開沼博さん 県外の関心「ありがた迷惑」? | 毎日新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/fca6111b4d449088651e78019b4467e71c18130e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.mainichi.jp%2Fvol1%2F2015%2F08%2F04%2F20150804mog00m040008000p%2F51.jpg)
リンク 朝日新聞デジタル 東浩紀さん「道が通っても原発事故は終わっていない」:朝日新聞デジタル 常磐自動車道が3月1日に全線開通します。被災地や首都圏の人たちにとって、どんな意義があるのでしょうか。被災地や大事故の現場などを旅する「ダークツーリズム」の観点から「福島第一原発観光地化計画」を提唱... きくらげ大将軍@元ちくわぶ大将軍 @Kirokuro 東浩紀さん「道が通っても原発事故は終わっていない」 - 朝日新聞デジタル t.asahi.com/hdbg "風化を防げるのは当事者だけ。当事者が「忘れたい」と言えば、どうしようもなくなる。福島の人には、もっと「怒り」を発信してほしい。"大きなお世話だバーカ
福島第一原発観光地化計画 [編]東浩紀 表紙を見ただけで時代の大きな転換を感じずにいられなかった。震災、原発事故で大きなダメージを受けた福島をテーマにした本が、これほどに派手で、サブカル系ムックを思わせる表紙をまとったことに。中も図版が多く、しかも同じ調子で明るく楽しく、いわゆる震災本の暗く沈んだ反省調とは対照的である。しかも知識人が集まりながら、議論に終わらず、具体的提案満載であるところがすごい。何かを提案すること自体に、臆病で及び腰になってしまった昨今の日本を突き抜けている。個々のデザインがあまりに1960年代風であるのがちょっと気になったが、とりあえず、形にしてしまう勇気がさわやかである。 明るさの裏には、観光化によって、工業化社会を超えていこうという、強いメッセージがある。工業化社会のあとを生きているという冷静な時代認識に基づき、観光化の可能性が追求されていて、説得力がある。 20
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