「誰が」そこから見ているのか? 清水穣評 松江泰治「makietaTYO」展自身が設けたルールに沿って、世界各地の地表を捉える写真作品を手がけてきた松江泰治。東京の都市模型を被写体とした新作展「makietaTYO」がTARO NASUで、「CC」「makieta」の2シリーズを紹介する個展「松江泰治 マキエタCC」が東京都写真美術館にてそれぞれ開催された。地上から撮影した「CC」、空から撮影した「JP-」、そして模型を撮影する「makieta」の手法が露出させる政治的な意味や、眺める主体について清水穣が論じる。 文=清水穣 松江泰治 TYO 211249 2021 発色現像方式印画 50×62.5cm (C) TAIJI MATSUE Courtesy of TARO NASU マキエタ、仮構される主体 TARO NASUでの松江泰治の個展は、同時期に開催された東京都写真美術館での「マキ
楠本亜紀 Aki Kusumoto / Curator, editor, researcher Aki Kusumoto is a Photo Critic and Independent Curator. She received an M.A. in Interdisciplinary Cultural Studies from the University of Tokyo. In 1998-2004 she was a curator at the Taro Okamoto Museum of Art, Kawasaki. She has curated a number of exhibitions including Discover Japan: Taro Okamoto and Postwar Photography and Tatsumi Hijikata's Butoh
バンクーバーの現代写真: フォトコンセプチュアリズム、ポストコンセプチュアルフォトとその後 Contemporary photography in Vancouver 今年の東川賞海外作家賞対象国はカナダだ。カナダは1994年の第10回目で対象国になっているが、このところ北米が対象となっていなかったこともあり、(といっても、北米の対象となるのはカナダとアメリカ合衆国だけで、アメリカはすでに4回対象国となっている。)再度対象国となった。前回の授賞者はモントリオールで活躍するミッシェル・カンポウ。今年の受賞者であるマリアン・ぺナー・バンクロフトはバンクーバー出身だ。 カナダは多文化社会で、トロント、オタワ、モントリオール、ケベック、ハリファックス、ウィニペグ、バンクーバー等を中心としながら、それぞれの地方で独自の文化圏を作っている。たとえばフランス語圏であるモントリオールでは主観的で抒情的な傾
Start Again The Lament Cisternerne, Frederiksbergmuseerne 2024 Don't Forget to Call Your Mother The Metropolitan Museum of Art, Gallery 851 December 18, 2023 – September 15, 2024 How To Put Art In A Book Palazzo Grassi Teatrino November 9 – November 19, 2023 Guest Relations Jameel Arts Centre, Dubai November 4, 2023 – January 7, 2024 Flower Power Musée des impressionnisme, Giverny September 29, 20
2020年4月26日UPDATE 記事公開から早いもので2年が経ち、こちらの記事は有料とさせて頂きました。 Here’s my «me too» story about Araki . Sorry that is only in Japanese. I hope some of your friends can help you read it or maybe you don’t need to read it you already understand something... In the end, finally i got his answer. I do now realize what he was thinking regarding us and his “art" 📸 All i can do now is to accept the situation as it
トーマス・ルフ (Thomas Ruff, 1958年2月10日 - ) は、ドイツの写真家。ドイツのデュッセルドルフ在住。 略歴[編集] トーマス・ルフは6人兄弟のうちの一人として、1958年にドイツのバーデンヴュルテンベルク州ツェル・アム・ハルマースバッハで生まれる。1974年の夏、ルフは初めてのカメラを手に入れ、写真基礎学校の夜間コースで学んだ後、アマチュア写真雑誌に掲載された多くの写真と同じような写真を撮影し、彼なりの写真による実験を開始する。 1977年から1985年の間、デュッセルドルフ美術アカデミーの写真学科にて、同じモチーフをグリッド状に配置する「タイポロジー」という表現手法を編み出したベルント&ヒラ・ベッヒャーの元で写真を学ぶ。そこでウォーカー・エヴァンス、ウジェーヌ・アッジェ、カール・ブロスフェルト、ステファン・ショア、ウィリアム・エグルストンらの写真を知り、多大な影響
トーマス・ルフ(1958年ドイツ,ツェル・アム・ハルマースバッハ生まれ)は,アンドレアス・グルスキーやトーマス・シュトゥルートらとともにデュッセルドルフ芸術アカデミーでベルント&ヒラ・ベッヒャー夫妻に学んだ「ベッヒャー派」として,1990年代以降,現代の写真表現をリードしてきた存在です。 本展はその世界が注目する写真家の,初期から初公開の最新作までを紹介する展覧会です。ルフは初期に発表した高さ約2メートルにもなる巨大なポートレート作品で注目されました。それ以降,建築,都市風景,ヌード,天体などさまざまなテーマの作品を展開,それらを通じ,現代人をとりまく世界のあり方についてのユニークなヴィジョンを提示してきました。 私たちの視覚や認識に深く組みこまれた写真というメディアそれ自体も,ルフ作品の重要なテーマのひとつです。ルフは自ら撮影したイメージだけでなく,インターネット上を流通するデジタル画像
未組立プラモ写真家。稀に組む。山登る。からぱたへのお問い合わせ、文章・写真・DJ・飲酒のオファーはTwitter @kalapattar からどうぞ
2014年12月20日にネット上(http://www.tabroid.jp/news/2014/12/matsumoto4.html)でアップされた自分のインタビューについて、順を追って書いていきたい。 私の最新刊『そこにすわろうとおもう』(赤々舎刊)という写真集には、300人の性交の写真が収録されているが、その写真撮影と、インタビュー冒頭で話したタイでの写真撮影はまったく別のものであることをまず明示しておきたい。その部分についての誤解が流布している。 『そこにすわろうとおもう』は、被写体全員の撮影又は写真の使用許諾を取得し、契約書を交わした上で(撮影モデル達はAV関係のプロの男優女優であり、すべての撮影経費は大橋仁の自己負担)、日本のスタジオで撮影したものである。無人島を貸し切った事実も一切ない。 今回話題になったタイの撮影(東京都写真美術館での展示作品)と、『そこにすわろうとおもう』
鷹野隆大、変更後の展示風景(愛知県美術館) 8月1日から名古屋市の愛知県美術館で開催されている「これからの写真」展で、12日、写真家・鷹野隆大さんの写真が、わいせつ物の陳列にあたるとして愛知県警が同美術館に撤去を求め、13日から作品の展示に関して半透明の紙で覆うなど変更を行ったことが報道された。webDICEでは鷹野さんに展示変更の経緯について、そして昨今議論となっている芸術とわいせつの関連についてメールでコメントを求めた。今回は、展示変更となった会場の写真とともに、その内容を掲載する。 今回の展覧会にあたり、鷹野さんのブースは布で区切り、入口に監視員を置き、観覧制限をしていたという。 ■今回の展示変更の経緯について 匿名の通報を受け、今週火曜日(8月12日)に県警の担当官が現場を確認のうえ、法に触れると判断。このまま続ければ検挙せざるを得ないと伝えられる(芸術性の判断が不可能な以上、陰茎
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く