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ブックマーク / tower.jp (155)

  • GEORGE DUKE - TOWER RECORDS ONLINE

  • 小泉文夫とNONESUCH EXPLORER - TOWER RECORDS ONLINE

    ©KOIZUMI fumio memorial archives 西洋中心の音楽地図を書き直すこと。 各地の民族音楽をエキゾチシズムではなく、足元と地続きのものとして捉え直すこと。 その延長線上にあるものとしてポピュラー・ミュージックを聴き直すこと。 音楽の世界地図は広大だ。とりわけ民族音楽の世界へと足を踏み入れようとすると、けもの道が複雑に絡み合っているかのような複雑極まりない地図を前にして途方に暮れてしまうことだろう。レゲエならば映画「ロッカーズ」から、ヒップホップならば映画「ワイルド・スタイル」から入っていけばいいだろうが、そもそも民族音楽には〈これを聴いておけばOK!〉という指標が存在しない。そのうえ、民族音楽とはたとえ同じ国のものであっても、それぞれの町・それぞれの集落によってスタイルが異なる。基的に集落内だけで奏でられ、歌われてきたものだから当然の話なのだが、それが人の移動に

  • 想像の調教 - TOWER RECORDS ONLINE

    冨田勲の声の音楽 私は声楽家である。自分の声をコントロールし、それを音楽表現の手段としている訳であるが、この「調教*」はなかなか難しい。狙ったピッチからわずかに外れてしまう、繰り返し練習しないと歌えないほど難しいのに、練習しすぎると声が疲れてしまう、風邪などで声が出づらくなる、などメンテナンスも含めて多くのことに気を遣わなくてはならないからだ。では、録音なら思い通りになるのではないか?私は、自分自身の声の多重録音による2枚のCDを録音、編集した経験があるが、その時痛感したのが、録音された声の「調教」の大変さだ。一回限りのライヴと異なり、繰り返し聴取されることを前提とすると、わずかな傷も目立たないように、重箱の隅をつつくような編集作業を延々と続けなくてはならないからだ。 ましてや、シンセサイザーなどで人工的に合成された「声」の調教は、さらに気の遠くなるような作業に違いない。まず声そのものから

    想像の調教 - TOWER RECORDS ONLINE
  • 渡邊琢磨 - TOWER RECORDS ONLINE

    作曲家、渡邊琢磨によるオーケストラ作品集〜想像の乱反射からの解放へ ドビュッシーは印象派と呼ばれることに抵抗した。しかし『印象派』と括られる同時代の画家の描くランドスケープが醸し出す空気とドビュッシーのサウンドが想像させる映像を結びつけて新しい表現の到来を時代は祝福した。新しい何事かを予感させる響きの出現はいつも人を惑わせ、言葉はむなしく音楽の縁を徘徊し始める。 制作に三年かかった渡邊琢磨/コンボピアノのオーケストラ作品がリリースされた。構想では三部作を構成する第一作であり、このアルバムがリリースされる頃にはすでに、第二部の何曲かをとり終えているだろうという。作家は遥か昔から、オーケストラの音に思いを寄せていた。 「(オーケストラの)構想は昔からありました。ただいきなり始めるわけにもいかず、弦楽四重奏の習作をつくるなどして、レコーディングの現場で試してきました。コンボピアノの『AGATHA

    渡邊琢磨 - TOWER RECORDS ONLINE
  • Daniel Lanois - TOWER RECORDS ONLINE

    写真提供:カナダ大使館/Misako Terauchi 〜「音響」的自伝〜の、後記 昨年に続き、トリオ編成のバンドでビルボードライブ東京に来日した、ダニエル・ラノワ。U2、ピーター・ガブリエルら他多数のヒット作の大物プロデューサーだ。今年邦訳が発売となった、彼の著書『ソウル・マイニング 音楽的自伝』の訳者である鈴木コウユウ氏による貴重なインタヴュー。 ──先日ビルボードでライヴを見させていただいたのですが、まず音量に驚きました。 「大きすぎた?」 ──いやかなり静かだったのです。いわゆるロックの音量を予想していたのに、演奏が始まった瞬間、音が小さくてみんなびっくりしてました。 「あのくらいの音量があのハコには合ってたと思うけどね。来はバンドのメンバーが自分たちで音量を調整すべきだと思うから。うちのバンドはジャズ・バンドくらいの音量だけど、それでいいんだよ」 ──ギターアンプはVOXでした

    Daniel Lanois - TOWER RECORDS ONLINE
  • Antonio Loureiro - TOWER RECORDS ONLINE

  • Vijay Iyer - TOWER RECORDS ONLINE

    ©Bill Douthart / ECM Records 認知科学によるリズムへの分析的アプローチの実践 日でどれくらいリズム、特にポリリズム/クロスリズムが教えられているものなのか実態についてはまったく分からないが、昨年、東京芸大で菊地成孔がまさにこのテーマで講義を行っていた(現在はニコ動のメルマガで会員登録し購読すれば視聴することができる)。この講義に参加するため行った下調べで、欧米ではリズムについての分析が随分盛んだということに気がついた。アフリカのリズム~クラーヴェ(カリブ/南米)~ジャズ(北米)のリズムの組成と生成を比較分析するために、様々な数学的/認知科学的/文化人類学的アプローチがとられていて、その成果をWEB上に発表し、様々な研究者が共有している。 今回、あらたにECMがサインしたピアニスト、ヴィジェイ・アイヤーは、まさにあらゆる音楽のリズムについてさまざまな比較分析を実

    Vijay Iyer - TOWER RECORDS ONLINE
  • 菊地成孔 戦前と戦後のエチカ - TOWER RECORDS ONLINE

    Before the war Photo by Masahiro Sanbe 異なるキャラクターのいくつかのグループを同時に運営/群発させることは、もはや菊地成孔にとってのオハコとなった。どれもが“はったり”や“まがいもの”でない、完全に構造分析を成しうる異種音楽の別々な投影であって、パーソナルな揺らぎや訛りもそんな分析可能な構造に押し込める手際は、ただ鮮やかと言うしかない。東日大震災からこちら、その趣向の投射に拍車がかかったように見え、あの日を起点に何か菊地自身の中にも重大な構造変化が起こったかと疑ってかかってみた。つまり個人的な震災という“戦争”前後の思いを、この度アコースティックな具象キャラを背負うペペ・トルメント・アスカラールの新譜『戦前と戦後』に投影したのではなかったか、といった妄想である。 昨年は、〈ものんくる〉や〈けもの〉のプロデュース・ワークに次いで、大谷能生とのヒップホ

    菊地成孔 戦前と戦後のエチカ - TOWER RECORDS ONLINE
  • SCHOOLBOY Q 『Oxymoron』 - TOWER RECORDS ONLINE

  • 大滝詠一 Before a long vacation 〜Tribute to Eiichi Ohtaki - TOWER RECORDS ONLINE

    図書館が消えた。ポップスだけでなく音楽全般、芸能、日映画、お笑い、野球、相撲、オーディオ&ヴィジュアル機器などの、まさしく知識の宝庫であり、世界に類を見ない図書館が、昨年の末に忽然と消えた。単に一人のミュージシャンがこの世を去ったというのではなく、当に価値ある稀少な図書館のような存在が消えてしまったという思いを抱く。この図書館の名称は、「大瀧詠一」。「大瀧詠一」と共に大滝詠一、多羅尾伴内、笛吹銅次、厚家羅漢………これらすべてが消えてしまった。ただし、莫大なアーカイヴを残して。 音楽活動だけに限っても、大滝詠一は日語のロックを切り開いたミュージシャン(シンガー・ソングライター)の一人であるばかりか、レーベルの主宰者であり、プロデューサーであり、エンジニアであり、アレンジャーであり、ソングライターでもあった。日では数少ない伝説的かつ現役のラジオDJでもあったし、音楽評論や芸能史研究の分

    大滝詠一 Before a long vacation 〜Tribute to Eiichi Ohtaki - TOWER RECORDS ONLINE
  • the Avengers of the Wheels of Steel - TOWER RECORDS ONLINE

  • 芳垣安洋 - TOWER RECORDS ONLINE

  • DANNY BROWN 『Old』 - TOWER RECORDS ONLINE

    フレッシュマンと呼ぶにはキャリアがありすぎるものの、そのラップはいまもってフレッシュすぎる。デトロイトに育まれたもうひとりのモンスター、ダニー・ブラウンとは俺のことだよ!!!!! 例えばフューチャーにフレンチ・モンタナ、マシンガン・ケリーのようなメジャーリーガー。あるいは絶大なクロスオーヴァーに成功したマックルモア。さらにはキッド・インクやドン・トリップ、イギー・アザリアといったこれからの逸材。もしくはそれ以前から名を売っていたロスコー・ダッシュやホプシンもいる。ヒップホップ専門誌の「XXL」が毎年アップカミングなMCを選出するお墨付き企画〈Top 10 Freshmen〉の2012年版において、以上の9名と並んで選出されたのがダニー・ブラウンだ。彼が選ばれた理由はハッキリしているだろう。前年にリリースしたフリーDL作品『XXX』がその年のベスト級と言ってもいいほどの評価を集めたからに相違

    DANNY BROWN 『Old』 - TOWER RECORDS ONLINE
  • 〈ECM for Tomorrow〉設立45周年記念!ECM名盤SHM-CDリイシュー - TOWER RECORDS ONLINE

    設立45周年記念!国内初リリースを含むSHM-CD再発! 〈ECM for Tomorrow〉 1969年に誕生し、今年で設立45周年を迎えるECMレーベルの名盤50タイトル(ジャズ寄りの40作品とクラシック寄りのECM NEW SERIESより10作品)のSHM-CDが、1枚1,600円[税抜](1タイトルのみ2枚組2,600円[税抜])で期間限定リイシュー! ECMのオーナー=マンフレート・アイヒャーが、レーベル設立当初より「The Most Beautiful Sound Next To Silence」(沈黙の次に美しい音)をモットーに、徹底的なプロデュースのもと、45年もの間唯一無二ともいえるサウンドを世に送り出してきました。 現在も常に将来を見据え、旧知のベテランだけでなく若い才能も積極的に発掘しプロデュース・ワークをこなしています。 歴史的名盤だけではなく、ここ10年以内に発

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  • Kan Sano 『2.0.1.1.』 - TOWER RECORDS ONLINE

    宇宙と大地、スピリットと肉体、ビートとメロディー、歌とピアノ——ふたつの顔を持つ才人が、ロマンティシズムに溢れた恐るべき傑作(マジで!)をいま世に問う!! 「作りはじめるまで散々迷いましたが、自分が素直に気持ちいいと感じられるものをめざしました。結果的に、自分のロマンティストな部分が強く出た作品になってると思います」。 その言葉を聞くまでもなく、極めてロマンティックな空気と麗しい旋律が聴く者を包んで放さないだろう。この先もずっと聴き続けそうなアルバム——Kan Sanoの新作『2.0.1.1.』は躊躇なくそう言い切ってしまえる一枚だ。 「即興演奏家・ピアニストとしてのキャラクターと、ビートメイカーとしてのキャラクターをどういうバランスでブレンドさせるかがいちばんの課題でした。最初はずっと手探りの状態が続いていましたが、“Long Walk”と“Go Nowhere”のデモが出来て、ようやく

    Kan Sano 『2.0.1.1.』 - TOWER RECORDS ONLINE
  • (第244回)どんどん完成型へと近付くフェルトの初期5作品 - TOWER RECORDS ONLINE

    ロック・フォトグラファーとして活躍、さらにロック・ジャーナリストとしての顔も持つ〈現場の人〉久保憲司氏が、ロック名盤を自身の体験と共に振り返るコラム。今回は、2月末にリイシューされることが決定したフェルトの初期5作品について。テレヴィジョンから進化したそのサウンドは、この5枚の間でどんどん完成型に近付いていって――。 僕はテレヴィジョンというバンドが大好きだった。 当はテレヴィジョンの前身バンド、ネオン・ボーイズのほうが好きなんだけど。ネオン・ボーイズがなぜテレヴィジョンよりカッコイイかという話はまた書かせてもらうとして、僕はテレヴィジョンのどこが大好きだったのかというと、クールでインテリな感じがするところだった。 テレヴィジョンのような音はいったいどこから生まれたんだろうなといつも思っていた。ところがある日、僕は気付いた。トム・ヴァーレンのあのか細い声は、ニール・ヤングなんじゃないかと

    (第244回)どんどん完成型へと近付くフェルトの初期5作品 - TOWER RECORDS ONLINE
    txmx5
    txmx5 2014/02/11
    1stの一曲目(Evergreen Dazed)だけずっと聴いていたい
  • OPUS OF THE YEAR 2010 - pt.4 - TOWER RECORDS ONLINE

  • febb - TOWER RECORDS ONLINE

    新しいってことは意識しなかった——期待のヤングガンがついに放つ!! 『FL$8KS』のリリースにより、新世代グループとして日語ラップ界で一躍名を上げたFla$hBackS。メンバーのfebb、jjj、KID FRESINOという3人がそれぞれビートメイクとラップの両方をこなす点でも際立つ可能性を、地に足の着いた音とラップで形にする姿には、彼らがまだハタチ前後だということを忘れてしまいそうだ。なかでも、グループに先んじてトラックメイカーとしての才を見せていた現在19歳のfebbには、その思いを強くするばかり(もっとも彼がトラックを作りはじめたのが中学時代ということを踏まえれば意外なことでもないのかもしれないが)。CRACKS BROTHERSで作品を共にしたSPERBの一言をきっかけにラップを始めてから、わずか2年目にして彼が発表する初めてのソロ・アルバム『the season』もまた、驚

    febb - TOWER RECORDS ONLINE
  • プレスティッジ7000 番台クロニクル - TOWER RECORDS ONLINE

  • ルー・リード 追悼の言葉 - TOWER RECORDS ONLINE

    ルー・リード 追悼の言葉 ©Yuichi Hibi ルー・リードは、20世紀後半を代表する芸術家の一人だった。彼が音楽界に与えた影響はビートルズや、現代音楽の世界でのピエール・ブーレーズくらい大きかったかもしれない。 彼の魅力は、僕にとってはまず、言葉を語り歌う詩人・ヴォーカリストとしてだった。ルー・リードは、歌の発声練習をしてきた人ではなかった。デヴィッド・ボウイの方が、歌手のとしての歌ははるかに上手いと、皆は感じるだろう。しかし、詩の内容を感じさせる歌の語り方がある。僕はそれをまず、ルー・リードから学んだと思う。こうした歌い方をしながら、歌手としての発声練習を続ければ、これほど強いものは中々ないだろう。デヴィッド・ボウイやU2のボノは、ルー・リードの歌からの影響をポップスの伝統的な歌い方の中に包んだ。 ルー・リード以前に、『ヘロイン』、『毛皮のヴィーナス』等の歌詞をポップ・ソングとして

    ルー・リード 追悼の言葉 - TOWER RECORDS ONLINE
    txmx5
    txmx5 2014/01/14
    "text : AYUO"