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ブックマーク / 525600.hatenablog.jp (4)

  • 同人女の結婚 - on my own

    あれは秋の日のことだった、と私は想起する。程なくして、いや夏だったかな、と、脳の別の部位で疑い出す。どちらにしても、私たちが出会ったのはビッグサイトの東ホールだった、西ではなく。あの頃、私たちはモスキート音を煩く感じる程度には幼く、オフセット印刷をためらう程度に懐も寂しく、ただ猶予された時が少しずつ終わりゆくのを意識のどこかで感じながら、しかし抗うこともできないのだと、深いところで知っていた。 人生の時間が、砂時計の砂のように定量化できるのだという一種の強迫観念を、私たちが自らの身体に強力に埋め込んだとき、『青春』などというものは途端に輝きを増すのだろう。かつては青春学園中等部テニス部の1年生だった私たちも、いつしか「生命保険 必要」とか「卵子凍結 予算」といったワードで検索せざるを得なくなり、虫歯だと思って掛かった歯医者で「加齢により歯茎が下がっています」等と言われるようになる。 そして

    同人女の結婚 - on my own
  • 女友達の新しい彼氏との馴れ初めを聞きに行ったら死ぬほど文学だったから文学書きました - on my own

    こちらの文章は同人誌『それが私にとってなんだというのでしょう? Vol.1』に収録されています。 今後のイベント参加予定は↓をチェック! 525600.hatenablog.jp

    女友達の新しい彼氏との馴れ初めを聞きに行ったら死ぬほど文学だったから文学書きました - on my own
  • on my own

    ▼『それわた』とは? 「たほ」と「のい」の二人が楽しく遊ぶサークルです。 最近、Youtube 配信を始めました。 ぜひこちらよりチャンネル登録してください。 ▼次回の活動予定 2023年5月開催予定の文学フリマに出たいな~と思っています。 『このミステリーが(ある意味)すごい!』をテーマに小説を書きたいです。 ▼活動履歴 2022.11 COMITIA142 2022.5 COMITIA140 ▼既刊 ★『ねとらぼ』で紹介されました! 自分とまわりに向き合うエッセイ 同人誌『それが私にとってなんだというのでしょう』が向ける生き方へのまなざし(要約):司書みさきの同人誌レビューノート - ねとらぼ Netflixで配信中の映画『そばかす』を見たら怒りで気が変になりそうになって感想を書こうと思ったんだけど思うままに書いたらただの悪口にしかならなさそうだったので代わりにエッセイを書きました。

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  • 『会いに行ける観劇オタク』にならないために ──私がツイートを全消しした理由 - on my own

    結論から言うと、Twitterに何でもかんでも書くのはよくないし、ツイートは定期的に全消しするべきだし、Facebookのプライバシー設定もガチガチにキメとくべきだし、インターネットはとっても怖いところなのでみんな気を付けたほうが良いです。 順を追ってお話します。 私の趣味はネットストーカー改め特定作業です。 常日頃から「私ネトストが趣味なんで、あんまり日常漏らすと特定しますよ」と周囲を脅していたのですが、あまりにも人聞きが悪いので「特定作業」に呼称を改めました。 ターゲットのTwitterやブログ等の何気ない発言や写真から、その人が特に明言していない個人情報を探り出す行為。それが『特定』です。 もちろん、手にした個人情報を使って誰かを脅したり、実際に危険に晒したり、その情報を第三者に渡したりということは一切していません。 (ちなみに、現実のストーカーでも、現行犯でないと逮捕は難しいそうで

    『会いに行ける観劇オタク』にならないために ──私がツイートを全消しした理由 - on my own
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