タグ

ブックマーク / aiben.hatenablog.com (4)

  • なぜあの人はいつもひどい目に遭っているのか - 法廷日記

    上司から罵声を浴びせられたり、顧客に酷い扱いを受けるのは結構特定の人に集まってしまうものである。 それは彼らが運が悪かったり、仕事ができなさすぎるからなのだろうか。いや、そうではない。そのようなひどい仕打ちを誘発しているのは彼ら自身である。 この質は当人たちの信念のなさ、生き様にあるのだと思われる。 元外資系銀行トレーダーの藤沢数希氏の著書「外資系金融の終わり―年収5000万円トレーダーの悩ましき日々」には次のような一節がある。 最初は、そうやってITをぶん殴るトレーダーやセールスを見て、僕のような謙虚で、ある意味でいい人すぎるトレーダーは、絶対にああいう傲慢な人間にはなりたくないと思った。でも、しばらくすると、僕もITを怒鳴りつけ、時に××るようになった。ITは多数の仕事を詰め込まれていて、いつもトレーダーやセールスに早くやるように急かされている。そんなITにふつうに頼んだだけだと、後

    なぜあの人はいつもひどい目に遭っているのか - 法廷日記
  • 雇用契約書なんて作る義務ないよ - 法廷日記

    某界隈で雇用契約書を作る作らないで揉めているみたいですが、労働契約において雇用主に雇用契約書を作成する義務はそもそもありません。 この点勘違いしている人も多いのですが、契約というものは当事者の合意があれば成立するものであり、保証契約などの一部の例外を除いて書面で締結する必要はありません。労働契約も原則どおり口頭のみで成立します。契約書はあくまで契約が成立したという証拠のために作るものにすぎません。労働契約の成立それ自体は、契約形態が請負契約か労働契約かを激しく争うような場合は別として、立証が問題となることは少ないでしょう。 もちろん雇用契約書が存在しないからといって解雇しやすくなるなどということはなく、労働法規による規制を受けます。雇用契約書や就業規則なんてものは、むしろ企業側が防衛のために作るものであって、今回なんで労働者側が「雇用契約書!雇用契約書!」と騒ぎたてるのかいまいちよくわかり

    雇用契約書なんて作る義務ないよ - 法廷日記
  • 就活生はお祈りメールを送ってはいけない-法的視点から - 法廷日記

    就活生が内定を得た企業に対して、いわゆる「お祈りメール」を送った事例が注目を浴びている。 まさに因果応報!? 内定辞退を「お祈りメール形式」で送った就活生に拍手喝采 | ニコニコニュース お祈りメールとは、企業からの採用拒否のメールの総称である。企業が就活生に送る際に「貴殿の今後のご活躍と発展をお祈り申し上げます」といったお祈り文言をつけることに由来している。 今回の就活生からのお祈り返しに対しては、ネット上では賞賛の声があがっているらしい。これは、一部の採用企業による就活生に対する無礼な態度への不満が表面化したものといえるだろう。 しかし、就活生が企業に対しお祈りメールを送ることは好ましいことではない。これは社会常識だとか道義的な問題だけでなく、法的な面からも不適切な行為だからである。 労働契約は内定通知時に成立する 契約というものは、一方当時者からの「申込み」に対し、他方当事者が「承諾

    就活生はお祈りメールを送ってはいけない-法的視点から - 法廷日記
  • 橋本聖子セクハラ問題における男性差別の根深さ - 法廷日記

    聖子日スケート連盟会長による男性スケート選手へのセクハラ問題が話題となっている。 会長という上の立場にいる人間が、公然の場で組織下の選手に対してキスをすること自体そもそも問題であり、セクハラと言われてもやむをえないだろう。被害者とされる高橋大輔選手はセクハラを否定しているとのことだが、これは彼と橋聖子氏だけの問題ではなく、周りにいたメンバーとの関係でも問題となる。すなわち、上司と部下のような関係にある男女のキスを見せつけられることは、居合わせた他のメンバーに対するセクハラとなるのである。 ところで、僕はこの問題を報道などで視ていて男性差別の根深さをかいまみた。報道は、どちらかといえば件をセクハラ問題ととらえており、女性から男性へのセクハラも問題となることを意識しているような論調で報道している。しかし、彼らは、結局のところ、件をセクハラ問題とは捉えていないと考えられる。 もし、

    橋本聖子セクハラ問題における男性差別の根深さ - 法廷日記
  • 1