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ブックマーク / anime.eiga.com (14)

  • 【数土直志の「月刊アニメビジネス」】配信時代が引き起こしたリメイクアニメブーム

    ■直近には「らんま1/2」「魔法騎士レイアース」「地獄先生ぬ~べ~」 最近、かつて人気だったアニメ作品の大型リメイク化が話題を呼んでいる。この7月だけでも「らんま1/2」「魔法騎士レイアース」「地獄先生ぬ~べ~」など、一時代を築いた作品の再アニメ化が相次いで発表されたのが理由だ。 ただ、かつて人気だった作品の再アニメ化は昔から繰り返されており、決して珍しいものでない。テレビシリーズだけで過去に6回もつくられている「ゲゲゲの鬼太郎」のような例もある。過去の人気にあやかった新シリーズ化は、アニメ製作者の常套手段だ。 【2023年から24年7月にかけてリリース・発表された主要なリメイク作品】 ・「るろうに剣心」(1998) ・「うる星やつら」(1986) ・「UFOロボグレンダイザー」(1977)※新作タイトルは「グレンダイザーU」 ・「らんま1/2」(1999) ・「北斗の拳」(1988) ・

    【数土直志の「月刊アニメビジネス」】配信時代が引き起こしたリメイクアニメブーム
  • 【氷川竜介の「アニメに歴史あり」】第47回 「アリスとテレスのまぼろし工場」から考える「オリジナル」の本質

    ホーム > ニュース総合 > 特集・コラム > 氷川竜介の「アニメに歴史あり」 > 【氷川竜介の「アニメに歴史あり」】第47回 「アリスとテレスのまぼろし工場」から考える「オリジナル」の質 岡田麿里原作・脚・監督の新作映画「アリスとテレスのまぼろし工場」が9月15日から公開される。MAPPA初の劇場オリジナル作品で、同監督の前作「さよならの朝に約束の花をかざろう」に続く個性的な作風である。中島みゆきが主題歌「心音(しんおん)」を提供したことも画期的で、プレスシートによると台を読み、岡田麿里に惚れ込んで書き下ろした曲だとのこと。そんな作家同士の響き合いも含め、特殊な映画になった気がしている。 筆者は試写会で拝見したとき、なんとも不思議で持てあますような心境になった。ストーリーに密着した美麗な描写の数々はアニメでなければ不可能な情緒をたたえているし、どこがどう心に作用したか数えあげればキ

    【氷川竜介の「アニメに歴史あり」】第47回 「アリスとテレスのまぼろし工場」から考える「オリジナル」の本質
  • 【氷川竜介の「アニメに歴史あり」】第46回 “残る映画”ってなんだろう?「シン・仮面ライダー」配信開始に寄せて

    ホーム > ニュース総合 > 特集・コラム > 氷川竜介の「アニメに歴史あり」 > 【氷川竜介の「アニメに歴史あり」】第46回 “残る映画”ってなんだろう?「シン・仮面ライダー」配信開始に寄せて 庵野秀明監督の映画「シン・仮面ライダー」が、Amazon Prime Videoにて7月21日から配信される。3月18日に公開開始、6月4日に主な劇場での上映を終了したばかりであるものの、配信ならではの価値が付加されるのでは、と期待している。 もちろん劇場映画だから、映画館の鑑賞が基である。映像や音響も、暗闇の中で光と音に集中することを前提に作られている。しかしながら作の場合、1971年のテレビシリーズが原点であり、怪人単位でエピソードを積んでいる構造があるから、分割視聴も可能となっている(実際にクモオーグ編を切り出してテレビ放送、先行配信もされた)。 落ち着いた家庭内の視聴環境も、優位に作動

    【氷川竜介の「アニメに歴史あり」】第46回 “残る映画”ってなんだろう?「シン・仮面ライダー」配信開始に寄せて
  • 「君たちはどう生きるか」分かっていることまとめ ジブリ単独出資、「シン・エヴァ」に内定していた作画監督

    ホーム > ニュース総合 > 特集・コラム > アニメハック編集部コラム > 「君たちはどう生きるか」分かっていることまとめ ジブリ単独出資、「シン・エヴァ」に内定していた作画監督 宮崎駿監督によるスタジオジブリの新作「君たちはどう生きるか」が、いよいよ今週金曜の7月14日から公開されます。 同作は公開日とタイトル、鳥のような絵が描かれたポスタービジュアルのみが発表。キャストやスタッフなどの情報は未公表で、映画館での特報や予告はおろか、テレビCMや新聞広告も公開前には出さないことをスタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーが明言しています。イベントや取材での鈴木プロデューサーの発言によって結果的に“宣伝をしない宣伝”になっている格好で、ここまで情報をださないまま公開に突入する大作映画は異例中の異例です。 そんな「君たちはどう生きるか」について、公開3日前の現時点で分かっていることをまとめました

    「君たちはどう生きるか」分かっていることまとめ ジブリ単独出資、「シン・エヴァ」に内定していた作画監督
  • 【前Qの「いいアニメを見にいこう」】第35回 「シン・エヴァンゲリオン劇場版」が終わっても人生は続く

    ※編集部注:映画編鑑賞後に読むことをお勧めします 弟子の的川泰宣によれば、「日の宇宙開発・ロケット開発の父」と呼ばれる糸川英夫は生前、「独創力を発揮するための三条件」を以下のように語っていたという(※)。「一度決心したことは、石にしがみついてでもやり遂げる強い意志」を持つこと、「過去にどんな人がいて、何をやったかを徹底的に学習」すること、そして、独創的な仕事が埋もれないように、「他の人とのネットワークをしっかり築いてよい関係を作っておくこと」。読んだ瞬間、ひとりの人物を思い浮かべた。庵野秀明だ。 前作「Q」から8年以上の時を経て公開された、シリーズ完結編となる「シン・エヴァンゲリオン劇場版」。新劇場版プロジェクトの始動からは、およそ14年になる。最初のテレビシリーズからカウントすれば、足掛け25年。テレビシリーズの準備期間もカウントすれば、ほぼ半生をかけたプロジェクトだ。 完成した映像

    【前Qの「いいアニメを見にいこう」】第35回 「シン・エヴァンゲリオン劇場版」が終わっても人生は続く
  • 押井守監督の“企画”論 縦割り構造が崩れた映像業界で、日本の映画はどう勝負すべきか

    「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」「機動警察パトレイバー2 the Movie」などエポックとなる作品を手がけ、アニメーションや映画に関する著書も多い押井守監督。自他ともに認める映像マニアであり、常に自覚的に映像をつくり続けてきた押井監督にとって、最近の映像業界はどのように映っているのだろうか。「監督にとって2018年はどんな1年でしたか」と聞くと、押井監督は淡々とした口調で語りだした。(取材・構成:五所光太郎/アニメハック編集部) 2018年の前半は仕事でかなり忙しかったんですよ。これから世にでる作品で、まだタイトルは言えませんが、ある実写作品の作業をずっとやっていて、2月ぐらいまでは脚をバタバタと書きまくっていました。3月から格的に撮影の準備をはじめて、4月末から5月にかけて撮影。それからいろいろと後始末もして、今年の前半はけっこう活躍したと思います。今年の後

    押井守監督の“企画”論 縦割り構造が崩れた映像業界で、日本の映画はどう勝負すべきか
  • 【氷川教授の「アニメに歴史あり」】第7回 緻密な絵コンテの功罪 : ニュース - アニメハック

    アニメの「絵コンテ」が書籍やビデオグラム特典となり、接する機会が増えた。そのわりに、意外と質は知られていないのではないか。高畑勲監督の絵コンテが「人体や顔をマルで略し、どちらを向いてるかチョンと描く」という通称「マルチョン」であることが、特別であるかのように語られていたのを読んで、そう思った。漫画のようにコマ単位の絵の良し悪しで絵コンテが評価されているとすれば、それは違うのではないか。 原因の根は、1984年にアニメージュ文庫(徳間書店)として発刊された「風の谷のナウシカ 絵コンテ」(全2巻)にある。あれがスタンダードだと思われて、ラフなものに違和感が出たのだろう。同書は「映画の設計図」としての価値も高く、絵コンテの存在を広く世に知らしめるきっかけとなった。教育用に書かれた用語解説「アニメーション画面処理について」でカメラワークと撮影処理も図解入りで手短にまとまっていて、スタジオという

    【氷川教授の「アニメに歴史あり」】第7回 緻密な絵コンテの功罪 : ニュース - アニメハック
  • 「ヤマノススメ おもいでプレゼント」山本裕介監督に聞く 3人の原画マンで“丁寧に”作った理由

    10月28日より、全国のイオンシネマ10館でイベント上映中のOVA「ヤマノススメ おもいでプレゼント」。2018年には、テレビシリーズ第3期の放送もひかえている。山裕介監督に、13年放送の「ヤマノススメ」(第1期)から今回のOVAにいたるまでの制作エピソードを聞いた。 ――テレビアニメ第1期は、どのような経緯で監督することになったのでしょうか。 山:「ヤマノススメ」の制作スタジオ、エイトビットの葛西(励)社長からお話をもらいました。当時、スケールの大きなメカアクションものをやっていたので、気分転換に違った作風のものをと声をかけてくれたのかなと思います。自分としても真逆のものをやりたい心境でしたので、ちょうどいいタイミングでした。葛西さんは不思議と僕のやりたそうな作品を分かってくれているところがあるんです。そんな経緯もあり、そしてもちろん原作自体も魅力的でしたのでぜひやりたいと思いました

    「ヤマノススメ おもいでプレゼント」山本裕介監督に聞く 3人の原画マンで“丁寧に”作った理由
  • 「ヤマノススメ おもいでプレゼント」あおい役の井口裕香、ひなた役の阿澄佳奈に聞く 飾らず、いつもどおりの自然な感じを大事に : ニュース - アニメハック

    ホーム > ニュース総合 > 「ヤマノススメ おもいでプレゼント」あおい役の井口裕香、ひなた役の阿澄佳奈に聞く 飾らず、いつもどおりの自然な感じを大事に 2013年1~3月に第1期、14年7~12月に第2期が放送されたテレビアニメ「ヤマノススメ」。インドア派のあおいが、幼なじみのひなたと再会し、さまざまな山に挑戦していく姿を、ほっこりとした日常とともに描く作品だ。第2期終了から約3年ぶりの新作となるOVA「ヤマノススメ おもいでプレゼント」が制作され、10月28日からイベント上映が行われる。シリーズで良きコンビを演じる、あおい役の井口裕香(写真右)、ひなた役の阿澄佳奈(写真左)に作品の魅力を聞いた。 ――「ヤマノススメ」をどんな作品だと、とらえられていますか。 井口:かわいい女の子たちのゆるふわな日常感がありつつ、しっかりと山登りが描かれたアニメだと思っています。第1期は5分アニメでした

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  • 出し惜しみなしのオープニングが生まれた理由 「紅殻のパンドラ」名和宗則監督インタビュー

    近未来のリゾート島を舞台に、全身義体の少女・七転福音と、アンドロイド・クラリオンの活躍を描くテレビアニメ「紅殻のパンドラ」。女の子の可愛らしさとSF的世界観を巧みに両立させた、独特なノリが楽しい作品だ。「攻殻機動隊」の士郎正宗が原案、「エクセルサーガ」の六道神士が漫画を手がける原作を、「普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。」「乃木坂春香の秘密」など、美少女ものを多く手がけてきた名和宗則監督が映像化に挑んでいる。制作まっただ中の名和監督に、どのように作品の方向性が決まっていったのか聞いた。 ――監督を引き受けられた経緯を聞かせてください。 名和:「ハロー!!きんいろモザイク」の副監督をしているときに、Studio五組の柴田(知典)社長から「こういう原作があるんですが」と、声をかけてもらったのが最初です。士郎(正宗)先生、六道(神士)先生というビッグネームおふたりの作品であることにまず驚い

    出し惜しみなしのオープニングが生まれた理由 「紅殻のパンドラ」名和宗則監督インタビュー
    txmx5
    txmx5 2016/02/13
  • 「攻殻機動隊」25周年リレーインタビュー 黄瀬和哉 前編 レイアウト・システムの功罪

    「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」場面カット (C)1995 士郎正宗/講談社・バンダイビジュアル・MANGA ENTERTAINMENT イメージを拡大 「攻殻機動隊」関係者に制作秘話を聞くリレーインタビュー第7回は、「攻殻機動隊ARISE」および「攻殻機動隊 新劇場版」の黄瀬和哉総監督。前編では、アニメーターとして長らく活躍してきた黄瀬総監督が、押井守監督と初めて仕事をした「機動警察パトレイバー the Movie」から「イノセンス」までのエピソードを聞いた。 当時、大阪の作画会社・スタジオムーに在籍していた黄瀬が上京し、作画監督として参加したのが1989年の「機動警察パトレイバー the Movie」だ。大阪から東京に移ったことによる変化で感じたことは、「とにかく面倒くさかった」という。 「大阪では絵を描いているだけでよかったんですが、東京にくると演出はいるわ、

    「攻殻機動隊」25周年リレーインタビュー 黄瀬和哉 前編 レイアウト・システムの功罪
  • 「攻殻機動隊」25周年リレーインタビュー 映画監督 押井守 後編 「攻殻」はI.Gでしか作れないと思う

    押井守監督へのインタビュー後編。「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」公開後のムーブメントから「イノセンス」へ到る道、そして「攻殻機動隊 新劇場版」を好意的に評した真意を聞いた。 「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」の世界的なムーブメントは、日での公開が落ちついてから時間差できたという。 「しばらく熱海に帰って遊んで暮らそうと思っていたら例のビルボードの話がきて、そこから色んな騒ぎがおきて……。あとは、ご存知の通りだと思うんだけど、その内実がわかるのは3年ぐらい経ってからですね。何回も海外にいって、ようやくわかった。そこからデジタルバブルのようなものがおきて、色々な企画が動き始めたんです」 デジタルエンジン構想の旗印で制作が開始され、未完に終わった「G.R.M.」で、押井監督いわく「謎の3年間」を過ごしたのち、「落とし前」のような気持ちでヨーロッパで

    「攻殻機動隊」25周年リレーインタビュー 映画監督 押井守 後編 「攻殻」はI.Gでしか作れないと思う
  • 「攻殻機動隊」25周年リレーインタビュー 映画監督 押井守 前編 素子の胸を小さくした理由 : ニュース - アニメハック

    「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」場面カット (C)1995 士郎正宗/講談社・バンダイビジュアル・MANGA ENTERTAINMENT イメージを拡大 「攻殻機動隊」関係者に制作秘話を聞くリレーインタビュー。第3回は、押井守監督に記念すべき第1作「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」について、今だから話せるエピソードを交えながら語ってもらった。 押井監督が「攻殻機動隊」アニメ化の話を持ちかけられたのは、「機動警察パトレイバー 2 the Movie」の制作が終わり、熱海に建てた家に引っ越したばかりの頃だった。 「家のローンがやばそうだっていうんで、バンダイビジュアルさんに企画書を持ち込んだんです。僕が原作をした漫画『犬狼伝説』を全6巻のビデオで出そうというもので、これは後に『人狼 JIN-ROH』として実現したんですけど。その時に先手を打たれたんです

    「攻殻機動隊」25周年リレーインタビュー 映画監督 押井守 前編 素子の胸を小さくした理由 : ニュース - アニメハック
  • 庵野秀明の視線とワザ | 第27回東京国際映画祭 アニメ特集

    庵野秀明の映像活動を総括 第27回東京国際映画祭(2014年10月23日より)で「庵野秀明の世界」が特集される。1978年、アマチュア時代の自主制作作品から興行収入50億円を突破した2012年の劇場映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』まで上映。さらにはPVやCM、オープニングアニメ、パイロットフィルム、実写映画用劇中アニメ、美術館用アニメなど、多彩な映像活動を含め、トークショー交えて36年分の活動をここに総括する画期的な上映イベントだ。 長大な時間とともに、庵野秀明監督の中で変化し成長していったもの、逆にいかなる時流の中でも揺らぎがなく変わりえないもの――凝縮された上映期間の中で、そんなコントラストが浮き彫りになるにちがいない。 待望の企画に際し、庵野秀明の「人と作品」を知るうえでのガイドとなる切り口を、ここに提示してみよう。 映像感度の高さと視点 上映は「アマチュア」「アニメーター」「監

    庵野秀明の視線とワザ | 第27回東京国際映画祭 アニメ特集
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