タグ

ブックマーク / note.com/hirayamakun (4)

  • アンドリュー・マッケンジー(The Hafler Trio)は情報と戦っている|YuHirayamaポータル

    拙著『ナース・ウィズ・ウーンド評伝』(DU BOOKS刊)にはNurse With Wound以外にも、80年代ロンドンのアンダーグラウンド・シーンで活動していたアーティスト/バンドの名が挙がる。アンドリュー・マッケンジーと、彼のプロジェクト「The Hafler Trio」についてはほぼ言及しないままだったので、補完もかねて今回は同氏について書いた。 参考資料として最も有益であったのは2020年に公開されたメディア『Tone Glow』内のロング・インタビューである。記事と重複する内容も多いが、なにぶん長いため、日語化もかねて情報を整理したと考えてほしい。 コンセプトとムーレンビーク博士「音響研究者」のような肩書が添えられがちなアンドリュー・マッケンジーだが、その出自は所謂アカデミックなものではない。好きなレーベルはジェスロ・タルなどをリリースしたChrysalis、最初に買ったレコ

    アンドリュー・マッケンジー(The Hafler Trio)は情報と戦っている|YuHirayamaポータル
    txmx5
    txmx5 2021/08/03
  • Melon with Foul Goats -放談NURSE WITH WOUNDとUnited Dairies- 配布冊子|Yu Hirayama|note

    Melon with Foul Goats -放談NURSE WITH WOUNDとUnited Dairies- 配布冊子 12/2の心斎橋・複眼ギャラリーで行なわれたイベントは無事終了しました。当初の予想より多くの方に来場いただき大感謝です。入場時に配った冊子の数が足りず受け取れなかった方がいたほか、当日来れなかったので内容を読みたいという声もいくつかいただきました。 これに伴い、一部の写真を除いて以下に転載しました。誤字脱字・名詞の表記揺れなどが確認できたため、該当する箇所は修正しました。 Nurse With Wound(以下NWW)が音楽の世界に現れた79年は、 タイミングとして最高だった。Steven Stapletonとその友人たちが意図していなくても、ポストパンクと呼ばれるムーヴメントはその年に絶頂を迎えていたのだ。NWWのような音楽及びアートワーク、見 るものをたじろがせ

    Melon with Foul Goats -放談NURSE WITH WOUNDとUnited Dairies- 配布冊子|Yu Hirayama|note
  • Steven Stapletonが日本の音楽を(少しだけ)耳にした + Voice Recordsのこと|Yu Hirayama|note

    前回の最後に書いたように、今回は筆者が2018年10月にSteven Stapleton(NURSE WITH WOUND)の自宅を訪ねた際、持参した日音楽を一緒に聴いた時のことを記す。場所はSteveの工房、馬小屋の隣にある小さな家屋。ライヴ時の物販スペースで売る予定のCDをパッケージする作業時のBGMとして流した。用意したものの半分ほどしか流せなかったほか、彼の感想も録音していなかったので、メモ程度のものであるとご容赦ください。 また、後半は彼が過去に集めていた日音楽についても記載する。 ・浅川マキ / 十三日の金曜日のブルース (『浅川マキの世界』 1970) 『Merzbild Schwet』で東京キッドブラザーズをコラージュしていた例もあり、(昭和の)日人女性の歌い方が好きだと予測しての選曲。しかし歌よりも、曲間をつなぐコラージュの方が興味深そうであった。もっと感情が込

    Steven Stapletonが日本の音楽を(少しだけ)耳にした + Voice Recordsのこと|Yu Hirayama|note
  • Nurse With Wound サンプリングあれ、これ|Yu Hirayama|note

    ※(2023年12月大幅に加筆修正) Nurse With Wound(以下NWW)の音楽とアートワークが複雑怪奇極まるところは少しでもカタログを眺めてみればおわかりの通り。しかし、長く接した上でそれらを並べてみると、今度は作品間を繋ぐ共通項というか、NWWを成立させる不文律のようなものが見つけられる。ナンセンスというセンス、あるいはユーモアとも呼べるそれはNWW世界にとっての整合性を担保する。音楽はレコードジャケットの中で鳴っているように聞こえるし、その逆も然り。筆者の中でSteven Stapletonは水木しげるやOddworld Inhabitantsのゲームに並ぶ、(混沌としてるが)確立された世界観の持ち主である。 今回はSteveがサウンドとヴィジュアルの両方で実践するメソッドの一つ、サンプリングの事例をいくつか紹介する。ただ挙げるだけでは無責任なまとめブログと変わらないので、

    Nurse With Wound サンプリングあれ、これ|Yu Hirayama|note
  • 1