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  • 『私の実家が売れません!』築75年・再建築不可”ボロ戸建て”を50万円で売却、実家じまい体験談 小説家・高殿円

    兵庫県郊外にある築75年・再建築不可の父の実家を、不動産仲介会社を挟まず、自力で50万円での売却に成功したいう小説家の高殿円さん。新刊『私の実家が売れません!』(エクスナレッジ)では、実家じまいにどう立ち向かうべきかを、実体験を交えながら綴っています。仲介業者にも契約を断られたという物件をどう売り抜いたのか? お話を伺いました。 孫世代に降りかかる、資産価値が低い「負動産」相続問題 高殿円さんの父方の祖父は35年前に他界。米屋を営んでいた祖父の家は、高殿さんの父たち三兄弟に相続されました。 遺言がなかった場合の遺産相続にはいくつかの方法がありますが、三兄弟は共有分割(不動産の所有権を複数の相続人が割合に応じて共有する方法)を選択。宅を長男の伯父と三男である高殿さんの父、精米所(倉庫)を次兄の伯父が継ぎました。 けれど、宅を利用する機会がなかなか訪れません。高殿さんの父は「売ろう」と提案

    『私の実家が売れません!』築75年・再建築不可”ボロ戸建て”を50万円で売却、実家じまい体験談 小説家・高殿円
  • 多摩の風土に憧れて。人情の八王子とダイナミックな立川で|文・イーピャオ - SUUMOタウン

    著者:イーピャオ ライター。週刊少年ジャンプのコラム「巻末解放区!WEEKLY週ちゃん」を執筆・制作、現在連載中。小山ゆうじろうとの漫画『とんかつDJアゲ太郎』(少年ジャンプ+)で原案を担当。個人冊子レーベル「いきいき発信プラザ21」にて少部数の出版物を制作しています。 X: @yipiao_tw 普段はライターの仕事をしております。 いや、そう言い切っていいのかと迷っちゃうほど、どうにも要領が悪いのが悩みです。もともと休む予定のはずが、仕事をやり残して持ち越しちゃう週末がよくあるのです。そんな日は、自宅じゃ絶対捗らないし、違う町に身を置くことで少しの非日常感を得るぞ!って魂胆で、リュックにPCを突っ込んで外へ飛び出します。 行く先は〈総合的な町〉。 それはどんなものかと言われれば、そうですね〜、新宿みたいな副都心ほどは巨大すぎないけど、ターミナルで駅ビルも充実、大型書店や家電量販店もある

    多摩の風土に憧れて。人情の八王子とダイナミックな立川で|文・イーピャオ - SUUMOタウン
  • 三軒茶屋で築86年古民家を購入&DIY! スウェーデン人アントンさん、日本×北欧のジャパンディスタイルに大改造 東京都

    三軒茶屋で築86年古民家を購入&DIY! スウェーデン人アントンさん、日×北欧のジャパンディスタイルに大改造 東京都 東京の三軒茶屋(世田谷区)は住むのにも遊ぶのにも人気のエリア。そこにスウェーデン人モデルのアントンさんが約1000万円で購入し、セルフリノベーションした築86年の古民家があります。アントンさんのセルフリノベーションの様子は、YouTube動画でもリノベーション前後の劇的な変化が話題になりました。ボロボロの古民家が、むき出しの屋根裏や梁に日家屋ならではの歴史を残しつつも、明るくナチュラルな北欧テイストを取り入れた洗練された空間へと変身したのです。 2019年に日移住したアントンさんがこの家を手に入れたきっかけや、自らリノベーションした経緯について伺いました。 スウェーデン出身のアントン・ウォールマン(Anton Wormann)さんは、2019年に日に拠点を移し、モ

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  • 初めて「行きつけ」ができた街、中目黒。 - SUUMOタウン

    書いた人:森萌乃 株式会社MISSION ROMANTIC代表/Chapters書店主。1990年東京生まれ。書店×マッチングのプロトタイプとなるマッチングサービスをアナログで立ち上げ、「棚で手と手が重なるように出会えるオンライン書店・Chapters bookstore」を21年6月にオープン。登録者は延べ6000名を超え、20〜30代の独身男女を通じた出会いを提供中。2024年3月には自身の体験談を元にしたビジネス小説「あすは起業日!」(小学館)を出版、市ヶ谷にChapters bookstoreのリアル店舗をオープンするなど活動の幅を広げている。 中目黒に移り住んだ頃のことを振り返ると、真っ先にあの疲労感が浮かぶ。 初めての一人暮らしは、東京を謳歌したくて、当時勤めていた会社から近い麻布十番を選んだ。夢いっぱいの新入社員、そして「麻布十番に似合う女性になりたい」という願望が、

    初めて「行きつけ」ができた街、中目黒。 - SUUMOタウン
  • 僕をゴキゲンにしてくれる街、松陰神社。|文・石井ブレンド - SUUMOタウン

    書いた人:石井ブレンド 1984年10月17日生まれ、大阪府出身、吉興業所属のピン芸人。1500軒以上の国内外のカフェを訪れるコーヒー好きから、書籍「全人類に提唱したい世界一手軽な贅沢 おいしいコーヒーライフ入門」を出版したほか、松陰神社前でカフェ“GOODFEELING COFFEE”を経営している。 「初めて来たけど、めっちゃいい街ですね」 東急世田谷線、松陰神社前駅から徒歩30秒の場所にオープンした僕のカフェにやってきてくれた仲間たちが、みんな必ずこう言う。 僕はその度に「めっちゃいいやろ?」と自慢げに言い、まるでここで育った人間かのような振る舞いをする。まだ住んで一年も経っていないのに。 この街で、自家製の焼き菓子と、自家焙煎のコーヒーを提供している。カフェの名前は「GOODFEELING COFFEE」。GOODFEELINGとはゴキゲンという意味。来た人がゴキゲンになって帰っ

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  • みんな妙蓮寺に住めばいいのに。横浜にほど近い、日常を生きるまち|文・安達茉莉子 - SUUMOタウン

    写真・文: 安達茉莉子 筆者:安達茉莉子(あだちまりこ) 作家、文筆家。大分県日田市出身。政府機関での勤務、限界集落での生活、留学などさまざまな組織や場所での経験を経て、言葉と絵による作品発表・エッセイ執筆を行う。著書に『毛布 - あなたをくるんでくれるもの』(玄光社)、『私の生活改善運動 THIS IS MY LIFE』(三輪舎)、『臆病者の自転車生活』(亜紀書房)、『世界に放りこまれた』(twililight)ほか。 菊名の次、というより横浜から各停で4駅 横浜の妙蓮寺に住んでいます——と言うと、大体の人はどこでしたっけ、という顔をする。東急東横線で、菊名駅の次。新幹線も停まる新横浜の近く。そう説明するが、実際住んでみると、「横浜駅から各停で4駅」と言いたくなる。 3年前にここに引越してきてから、私の生活地図はそれまでの都内を中心にしたものから、ぐんと変わって、横浜文化圏を中心とするも

    みんな妙蓮寺に住めばいいのに。横浜にほど近い、日常を生きるまち|文・安達茉莉子 - SUUMOタウン
  • 街の風景が音楽制作の鍵に。韓国のDJ・Night Tempoが魅せられた「東京」 - SUUMOタウン

    構成: 伊藤美咲 撮影: 小原聡太 編集: ピース株式会社 80年代のジャパニーズ・ポップスをダンス・ミュージックに再構築した音楽ジャンル「フューチャー・ファンク」。そのジャンルの人気を押し上げたのが、韓国人プロデューサー兼DJのNight Tempoさんです。 これまでに、80年代の昭和歌謡を中心に、さまざまな楽曲をアレンジした音源を発表してきました。中でも竹内まりやさんの「プラスティック・ラブ」をアレンジした動画はSNS上でも大きく拡散され、2000万回再生を突破するほどの話題に。 日でのメジャーデビューや大型フェスへの出演なども果たし、今年ついに念願の東京移住が実現。Night Tempoさんに、東京への想いやお気に入りスポット、街から得た音楽のインスピレーションについて伺いました。 お話を伺った人:Night Tempoさん 1986年生まれ、韓国出身。米国と日を中心にDJ兼プ

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  • 西荻の街が好き過ぎて「西荻案内所」を運営していた夫婦が語る西荻窪の魅力とは【いろんな街で捕まえて食べる】 - SUUMOタウン

    著: 玉置 標 西荻窪の魅力を発信すべく、2013年から2016年にかけて西荻窪駅周辺をボランティアで案内するスペース、その名も「西荻案内所」を運営していた奥秋圭・亜矢夫に、古さと新しさが混在する西荻窪の紹介をしていただいた。 偶然と必然が生んだ西荻窪での新生活 今回、西荻窪を案内してくれる奥秋夫の出身地は、デザイナーである圭さんが山梨県、そしてディレクターの亜矢さんが愛媛県。どちらかが、あるいはお二人ともが地元民だと勝手に想像していたのだが、全然違った。 西荻窪とはまったく関係ないところで生まれ育ち、それぞれが東京にある別の大学へと進学し、卒業後に共通の趣味である演劇を通じて出会ったという間柄。 そんな二人が、なぜ「西荻案内所」を運営することになったのだろうか。まずは西荻窪に移り住んだ理由から伺ってみた。 在りし日の西荻案内所、2016年4月頃。写真提供:奥秋圭 奥秋圭さん(以下、

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  • マンションでは子どもの成長に合わせて、“可変的”な収納を。整理収納コンサルタントが実践する整理収納術 - マンションと暮せば by SUUMO

    マンションで暮らす子育て世帯の多くが、子どもの成長とともに収納スペースの確保や整理収納で悩んでいるのではないでしょうか? おもちゃ類はもちろんのこと、習い事に行くようになったり、学校に通い始めたりすると、一気に子どもの荷物が増えます。もっと成長したら、個室も必要になるかもしれません。 大人も子どもも快適に過ごしたい。でも、スペースが限られたマンションで、いったいどう工夫すればすっきりするのか……と頭を抱えている人も多いはず。 そこで、整理収納コンサルタントとして活動する多さおりさんのご自宅にお伺いしました。これまでにコンサルティングを手がけた件数は400件以上で、著書は20冊以上。自身でも中古マンションをフルリノベーションし、スペースを有効活用しながら親子ともに暮らしやすい空間を実現されています。 「子どもの成長に合わせた可変的なスペースづくりが必要」と説く多さんの空間づくりには、いっ

    マンションでは子どもの成長に合わせて、“可変的”な収納を。整理収納コンサルタントが実践する整理収納術 - マンションと暮せば by SUUMO
  • 私の大好きが詰まった街・京都 祇園祭と自然とコーヒーとケーキとか|文・てらいまき - SUUMOタウン

    写真・文: てらいまき大文字山から望む京都市 ただの幼なじみ程度の関係だった京都 私は結婚して家を出るまでずっと京都の中京区で暮らしてきた。中京区は錦市場(京都錦市場商店街)があったりお寺も多く、八坂神社があり祇園祭とも関係が深い地域なので、クラスメイトには、囃子方*1や旅館の跡取り、和菓子屋の⚫︎代目など京都と縁のある家柄の子がたくさんいた。 でも私の家は継ぐものがない一般家庭だったので、京都が歴史ある街であり、日を代表する観光地であることに気づいたのはだいぶ時間がたってからだったように思う。 京都っぽいところといえば家の造りが町家だったことくらい。でもそれも夏は暑くて冬は激サムの古い木造の家という認識であった。 二条城のまわりを体育で走らされることはあっても中に入ったこともないし、京都御苑(地元民は「御所」と呼ぶ)もとてつもなく大きな公園という認識だし、成人するまで金閣寺も見たことな

    私の大好きが詰まった街・京都 祇園祭と自然とコーヒーとケーキとか|文・てらいまき - SUUMOタウン
  • 「東京建築祭」18の名建築を無料で特別公開! 東京駅や三越日本橋本店などの普段は見られないエリアも開放。実行委員長・倉方俊輔さんが見どころ語る

    「東京建築祭」18の名建築を無料で特別公開! 東京駅や三越日店などの普段は見られないエリアも開放。実行委員長・倉方俊輔さんが見どころ語る 今年、2024年5月、東京の日橋、丸の内、銀座エリアを中心に、「東京建築祭」なるイベントが開催されることをご存知でしょうか。建築の祭りと聞いてすぐにイメージが湧かない方も多いのではないかと思いますが、その実態は普段関係者しか中に入れない建築を一般公開し、自由に見学ができるようにするというもの。過去にSUUMOジャーナルでも取り上げた、京都・神戸の「モダン建築祭」や約10年の歴史がある大阪の「生きた建築ミュージアムフェスティバル」で行われてきた建築公開イベントが、5月25日・26日を中心に待望の東京初開催となります。 どのような建築が公開されるのか、そしてイベントの見どころを、実行委員長の倉方俊輔さんにお聞きしてきました!

    「東京建築祭」18の名建築を無料で特別公開! 東京駅や三越日本橋本店などの普段は見られないエリアも開放。実行委員長・倉方俊輔さんが見どころ語る
  • 小岩のイトーヨーカドーで教わった、自分が大人になったこと|文・古賀及子 - SUUMOタウン

    写真・文: 古賀及子 埼玉の実家から東京の短大に通っていた私は、入学半年ほどで通学に音を上げた。 実家は大宮とか川口といった東京に近い都市ではない、もっとずっと奥、気の埼玉だ。学校へは片道2時間。通えなくはない、でも正直かなり遠い。実家の最寄駅を走る路線の電車の数が少ないのにも参った。帰宅時、うっかり1逃がすと家に着くのが1時間遅くなってしまう。 幸いにして父方の祖父母が東京に暮らしていた。まだ元気だった祖父母は喜んで私を居候として受け入れると言ってくれたから、すぐに実家を出て転がり込んだ。品川区の街だった。 祖父母にかわいがられ、すっかり居心地よくぼんやり暮らしているうちに気づけば短大の卒業はすぐそこにやってきた。短大では軽音サークルに所属していた私は、格的に音楽活動に打ち込むのだという先輩たちに流されて、なんと就職しなかった。先輩方と違い、私はバンドにも楽器にも気で取り組んで

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  • 京成立石 変わりゆく街並み、エンドロールの続き|街と音楽 - SUUMOタウン

    著者: にたないけん 自室、スタジオ、ライブハウス、時にはそこらの公園や道端など、街のあらゆる場所で生まれ続ける音楽たち。この連載では、各地で活動するミュージシャンの「街」をテーマにしたエッセイとプレイリストをお届けします。 ◆◆◆ けたたましい踏切の音を聞きながら電車の通過を待っていると、隣にいる母と男児の会話が耳に飛び込んでくる。 『ちゅっちゅは電車大好きだね』 『うん』 『今度また電車乗ろっか?』 『うん、電車ね、乗るのも好きだし、降りるのも好き!』 踏切が開いて人々が歩き出す。 ちょうどその瞬間、ホームと線路に、この世のすべてを浄化するような夕陽が差し込んできて、僕はさんざん悩んでいた引っ越しをやめることを決意する。 やっぱり立石に住みたい。 「この街は僕のもの」 岸田繁の歌がファンファーレのように脳内で鳴りまくっている。 もう一度言おう。 このまま立石で暮らしたい。 芯からそう決

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  • 阿佐ヶ谷、「古書コンコ堂」へまっしぐら - SUUMOタウン

    著: ikm “街の古屋”というイメージがある。チェーン店ではなくて個人経営で、専門店ではなくてたくさんのジャンルを扱っているけれど、“なんでも”扱うというわけではなくて、棚を見ていけば独自のセレクトがされているのがわかる気がしてくる。店舗は全体がみやすい広さで、気取り過ぎということもないけれど、店構えも店内のレイアウトも気が利いている。街にも馴染んでいて、誰もが気軽に入りやすいようなお店。と書いていくとイメージというよりは個人的な好み、理想のお店の話にもなってきてしまうのだけど、そんなイメージにぴったりというか、そのお店からイメージしたような最高の“街の古屋”があるのです。阿佐ヶ谷に。それが古書コンコ堂。 阿佐ヶ谷駅の北口からロータリーを渡って、アーケードを抜けたら商店街を進んでいく。この古書コンコ堂に向かう通り、商和会商店街にも数年前にひとつ思い入れが出来ていて。この通りとそこに少

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  • 横浜、一回性の連続する街へと向けた視線の束|文・島口大樹 - SUUMOタウン

    著: 島口大樹大学進学を機に横浜でひとり暮らしを始め、四年に亘る学生生活のほとんどをそこで過ごした。よく、あてもなく街を散策していた。もう場所は忘れてしまったけれど、どこかの公園で行われていたフリーマーケットで中古のフィルムカメラを買ったことがきっかけだった。 なんとなく手に取ったNikonのそれはあまりに重たく、かなり年季が入っており使えるのかもわからず、ブルーシートを敷いただけの陳列棚に戻した時だった。隣に立ちこちらの手元をじろじろ見ていた客と思しきおじいさんが口を開いた。 「なに、兄ちゃん、これ買わないの?」「いや、もう少し回って考えようかと」「いつ戻って来るの?」「まだわからないですが……」「なんだよ、これすげえいいやつだよ。こんな値段なのあり得ないよ」「はあ……」「兄ちゃん今買わないなら、俺買っちゃうよ」 そんな調子で煽られ続け——その間、店主のおじいさんは何故か一言も喋らなかっ

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  • 東京でブーイングを浴び続けたプロレスラーが、「社長」というビッグカムバックを果たすまで|棚橋弘至さん【上京物語】 - SUUMOタウン

    インタビューと文章: 榎並紀行(やじろべえ) 写真: 小野奈那子 進学、就職、結婚、憧れ、変化の追求、夢の実現――。上京する理由は人それぞれで、きっとその一つひとつにドラマがあるはず。地方から東京に住まいを移した人たちにスポットライトを当てたインタビュー企画「上京物語」をお届けします。 ◆ ◆ ◆ 今回の「上京物語」に登場いただくのは、プロレスラーの棚橋弘至さんです。 2023年12月、新日プロレスリングの11代目代表取締役社長に就任した棚橋選手。創設者のアントニオ猪木さん、二代目の坂口征二さん、三代目の藤波辰爾さん以来、19年ぶりの「プロレスラー社長」として話題を集めています。 プロレスと出合ったのは、岐阜県大垣市で過ごしていた中学時代。大学で学生プロレスにのめり込み、ついには上京して、世田谷区野毛にある新日プロレスの門をたたきます。 「上京してから辛いこともたくさんあった」という棚

    東京でブーイングを浴び続けたプロレスラーが、「社長」というビッグカムバックを果たすまで|棚橋弘至さん【上京物語】 - SUUMOタウン
  • 離婚後、町田で私は「一人でも大丈夫」と思えるようになった|文・吉玉サキ - SUUMOタウン

    著: 吉玉サキ 離婚しても、私たちは相変わらず町田で遊んでいる 離婚してそろそろ一年になる。 私は2015年から町田の団地に住んでいる。町田といっても、町田駅から近いわけではない。どこの駅からも遠い、日当たりのいい部屋だ。 離婚後は夫がこの家を離れ、私は引き続き住み続けることになったため、部屋の名義を夫から私に変更した。ここ数年、家賃は私が払っていた。というか、夫は働いておらず、生活費はすべて私が払っていたので、名義が私でないことが不思議なくらいだった。 離婚しても町田に住み続けるのは、単純に、町田とこの家が好きだからだ。洗濯物を干すときに、ベランダから丹沢山地の稜線(りょうせん)が見えるのが好き。団地内を歩いていると、お散歩中の保育園児の列とすれ違うのが好き。団地はペット禁止のはずなのに、広場には犬の散歩をしている人がたくさんいるのが好き。 私はここが好きで、ここで過ごした日々が好きだか

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  • 買ってくれるなら誰でもいいわけじゃない。梅宮アンナさんが「父の愛した家」を手放すまでの葛藤 - 【SUUMO】住まいの売却ガイド

    2019年12月に父・梅宮辰夫さんを亡くした梅宮アンナさん。「父が大切にしていた家を受け継ぐことが供養になる」と、東京の賃貸物件を引き払い、辰夫さんが35年以上前に建てた神奈川県真鶴町の別荘に移住しました。 ところが暮らし始めてみると、年間約190万円にのぼる維持費、快適に暮らすためのリノベーション代、終わりが見えない修繕にかかる費用など、厳しい現実があったといいます。 アンナさんの最終的な決断は「家じまい」。相続から家の売却という結論に至るまでの経緯、思い入れのある家を手放した今の気持ちを聞きました。 亡くなった後に“親の全て”を知ることへの葛藤 ――2019年12月に父・梅宮辰夫さんがお亡くなりになりました。相続は「悲しむ暇もないくらい大変だった」そうですが、振り返ってみて、どんな期間でしたか? 梅宮アンナさん(以下、アンナ):大変でしたけど、泣く時間もないことが結果として救いになった

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  • 完成されない横浜駅と、そこにあった断想|文・児玉雨子 - SUUMOタウン

    写真・文: 児玉雨子 NEWoMANがCIALと東急ホテル(横浜エクセルホテル東急)だったころ 地元というのは何をもってそう定義されるのだろうか。横浜市に長らく住んでいたが、幼稚園から都内の学校に通っていたので、実家の近所に昔からの同級生はいないし、「横浜市歌」も歌えないし、市内の公立中学校に給がないこともつい最近知った。 さらに親はそれぞれ西日出身で、親戚の中で私はひとり「東京の子」であった。都内の学校に通っていたといっても23区外の町田市にある学校だったから、その「東京の子」という言葉も、ボウリングやジムのレンタルシューズみたいに、ま、ぴったりじゃないけど気にしなければ慣れるか、といったふうに甘んじて受け入れてきた。もういちいち東京じゃなくて横浜だと訂正するのも面倒だった。 かといって横浜を地元と呼ぶことにも少し後ろめたさも感じる。エッセイの仕事(この原稿もそう)で地元の話をしてほ

    完成されない横浜駅と、そこにあった断想|文・児玉雨子 - SUUMOタウン
  • 「住みたい街ランキング」2024、東京勢弱体!? 1位、2位は東京外、吉祥寺はまさかの3位に退く

    リクルートが、首都圏(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県)在住の20歳~49歳の男女9335人を対象に実施した「SUUMO住みたい街ランキング2024」を発表した。ランキング上位は常連が顔をそろえる中、あの吉祥寺を抑えて2位になった街がある。ランキングがアップした街を中心に、その背景をさぐってみよう。 住みたい街ランキング2024、1位は横浜、2位には吉祥寺を抜いた大宮 では、2024年の住みたい街(駅)ランキングの結果を紹介しよう。「横浜」が首位を、しかも得点を伸ばしてナンバー1になった。2位には、得点を落とした「吉祥寺」を抑えて「大宮」がその座に就いた。その結果、「北の大宮・南の横浜」が1・2位を占め、中に当たる東京勢の街は3位以下へと退く形になった。

    「住みたい街ランキング」2024、東京勢弱体!? 1位、2位は東京外、吉祥寺はまさかの3位に退く