おおっ! オウサム・テープス・フロム・アフリカの第6弾は、セネガルのタスですよ。 タスについては、6月に話題にしましたけれど、 http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/2014-06-20 ウォロフの女性グリオが吟じてきた伝統的なタスを、ポピュラー音楽の場に持ち込んだのが、 このアビー・ンガナ・ジョップだったんだそうです。 アビーは、タスカットと呼ばれるタスを専門とするグリオで、 バック・コーラスやダンサーたちを率いて、命名式や結婚式などさまざまなパーティで歌い、 政府高官やダカールのエリートたちにも招かれるなど、 80~90年代のダカールでもっとも有名なタスカットの一人だったとのこと。 そのアビーが94年に録音したカセットが本作で、 ンバラのサウンドのなかで、アビー得意のタスを存分に炸裂させています。 曲はプレイズ・ソングなど、伝統的なタスが歌われてきたレパ