Justin BieberやKanye Westなど、世界中のアーティストに大きな影響を与えてきたジャマイカ産音楽の歴史を振り返る
ダンスホールっていうのはじつに面白い。まずこの音楽は、置き去りにされた下層民による寄り戻しとして誕生した。それは意識高い系の音楽へのあてこすりのようにも見える。国際的な感性/知性に訴えることができたルーツ・レゲエと違って、80年代に登場したダンスホールはアンチエリートの庶民派だが文化的には保守的で、言うなれば引きこもり的なそれは、周知のように内向きな暴力やゲイ嫌悪を露わにしたことで国際舞台で厳しく叩かれたこともある。 しかしながらそのスタイルは、どメジャーからアンダーグラウンド、ジェイミーXXからイキノックス、カナダから南アフリカまでと、いまもまったく幅広く愛されているし、進化もしている。その成分はR&BにもUKグライムにも注がれている。そして、こんなにも矛盾をはらみながらも途絶えることなく拡大しているのは、ひとつにはダンスホールの敷居が低さゆえだろう。 ケヴィン・マーティンはダンスホール
Drakeなどが積極的に楽曲にも取り上げたことで、アメリカのヒップホップシーンでもここ数年で度々ピックアップされるキーワード「ダンスホール」。特に夏はトロピカルなダンスホールフレイバーをまとった楽曲がアメリカだけではなく、本国ジャマイカはもちろんアフロビーツと融合してイギリスでも大きなムーブメントとなっている。 地球温暖化も相まってなのか、世界ダンスホール化が進む昨今の状況を紹介するためにFNMNLでミニ特集を敢行。 まず第1弾は8/17(土)に代官山Saloonで開催されるパーティー『RIDDIM GOLD』とのコラボ企画。様々なフィールドで活躍するメンツが「ダンスホール・レゲエ+α」をテーマにプレイを披露するこのパーティーの出演者たちが選ぶ灼熱のダンスホールチューンを14曲ご紹介。簡単には括ることのできない幅広いダンスホールの世界への入門編にぜひチェックを。 Info 2018/08/
〈ソウル・ジャズ・レコ-ズ〉が5年前にコンパイルした『インヴェイジョン・オブ・ザ・ミステロン・キラー・サウンズ(Invasion of the Mysteron Killer Sounds)』はザ・バグことケヴィン・マーティンとレーベル・ボスのスチュワート・ベイカーが当時のシーンからディジタル・ダンスホールと呼べる曲を掻き集めてきたコンピレイションで、伝統にも鑑みつつ、意外性にも富んだ内容となっていた。世の中があまりにも真面目すぎて気が狂いそうになる時はこれを聴くしかないというか。マンガちっくなアートワークも素晴らしく、いまだに文句のつけようがない。ただ、何がきっかけでこの企画が成立したのか、それだけはよくわからない。ディジタル・ダンスホールのピークはメタルとダンスホールが交錯した2001年を最後にリリース量は減るばかり。2011年に『インヴェイジョン~』がリリースされた後も、回復の兆しは
I will have some of dat green juice.” Sean Paul has barely stepped over the threshold of Westlake Recording Studios, located in the sprawl of West Hollywood, when he politely makes the request. Knowing of Paul’s life-long love affair with marijuana, his muse for many a club hit over the years, I presume this is a smoke-free way to enjoy the herb. But when Ritchie his security guard comes back mome
ここ日本においても絶大な人気を誇るレゲエ・ミュージック。音楽はもちろん、その文化やライフスタイルまで多大な影響を与え続け、今や日本は世界を代表する「レゲエ大国」になりました。ハマっちゃった人はジャマイカを訪れ、現地の空気をおもいっきり吸い込み、更に刺激されて何度も足を運んでしまう。最近では、ジャマイカ人と日本人の結婚も増えているそうで、産まれた子供はジャマイカン・ジャパニーズの意である「ジャパメカニーズ」なんて言葉もあるそうです。ここまで日本が「レゲエ大国」になった理由のひとつとして、80年代後半から90年代前半にかけて、世界的に起こったダンスホール・レゲエ・ムーヴメントがあげられるでしょう。アメリカ、イギリスと並ぶ音楽消費大国の日本にも、その波が押し寄せて来るのは当たり前のこと。その後、サウンドシステム・シーンが確立され、レゲエ・ダンサーも大活躍。「横浜レゲエ祭」は日本を代表する夏フェス
これまで、Midnight Rockのコラムでは、ジャマイカの音楽に影響を受けた、様々なベースミュージックを紹介してきました。ジャングル、ガラージ、ダブステップ……。 レゲエやジャマイカ音楽の影響下にあるクラブミュージックは、ジャンルを問わず、そこかしこに存在していることがお分かりいただけたかと思います。 ■ROCKERS channel 関連記事 ジャマイカのレゲエが、ヨーロッパのベース・ミュージックに及ぼす影響が面白いほどよくわかる好例! 浜ちゃん&小室のジャングルフィーバーから20年。レゲエと血縁関係にある音楽ジャンル「ジャングル」をご紹介。 毎年5万人以上を動員する世界最大級のサウンドシステムフェス「OUTLOOK FESTIVAL」とは!? 日本でもローンチパーティ開催。 ここにもいた! UK GARAGEシーンにおけるジャマイカ移民達の存在、「ラガなUKガラージ」厳選7曲。 と
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く