HBOは、今春放映する4部作のドキュメンタリーシリーズ『The Defiant Ones』の中で、ドクター・ドレー(Dr. Dre)とジミー・アイオヴィン(Jimmy Iovine)* の登場シーンで使用する写真を探すため、DEATH ROW RECORDSに所属していた写真家シモン・グリーン(Simone Green)に連絡した。グリーンは、この有名なヒップホップレーベルでの体験を綴った著書『Time Served:My Days and Nights on Death Row Records』(2012)を執筆したベテラン写真家だ。モハメド・アリ(Muhammad Ali)、シュガー・レイ・レナード(Sugar Ray Leonard)といったボクサーから、バリー・ホワイト(Barry White)、ルーサー・ヴァンドロス(Luther Vandross)、そして80年代のソウルトレイ
All photos courtesy of Eddie Otchere 1993年『Enter the Wu-Tang (36 Chambers)』がリリースされた。同じころ、Wu-Tang Clanの英国初公演数時間前に、写真家エディー・オッチャー(Eddie Otchere)は彼らに出会った。エディは、Wu-Tangと数時間を共に過ごし、心を奪われて以来、約10年のあいだに彼らを何度も撮影した。 数あるWu-Tang写真のなかでも有数の美しさを誇るエディの作品は、彼らの絶頂期を撮らえている。撮影当時の様子をエディは楽しそうに回想してくれた。 1990年代、2000年代、定期的に彼らの写真を撮影していました。最初の撮影は、1993年か94年の英国初公演のタイミングで、『Enter the Wu-Tang (36 Chambers)』のリリース直後でした。前売りも入手していました。そうし
ヒップホップの対極にいるヒッピー少女 「アンダーグラウンドを撮らせたら、いま彼女の右にでる者はいない」 ヒッピーとヒップホップ。 どちらの文化もメインではなくサブのカルチャーとくくられる。それは日本に限ったことではなく、発祥地(といわれている)アメリカでも同じだ。ただ、多くの人がざっくりと、その二つの思想は対極にある、と認識しているように思う。「ヒッピー」が、自由と自然、セックスを愛し、既成の価値観に縛られた人間生活を否定しながら、どこか自然回帰している印象なのに対し、「ヒップホップ」は、高価な車、時計、スニーカーなどの物質やラグジュアリーさにこだわり、自己顕示欲が旺盛、そして、既存の男らしさや女らしさに価値を求める傾向が強いイメージだ。 もはや、こんな話すら「自分の生活に関係ないし、どーでもいい」と思っている人が大半だとは思うが、私はどうもサブカルチャーに好奇心をそそられる性分ゆえ、気に
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