昨年の暮れ(2013年12月)、エジプトの独立系ニュース・サイト“Mada Masr”に、『Music permeates everything』という記事が掲載されました。電子音楽のパイオニアのひとりであるエジプト人作曲家、ハリム・エル=ダブ(Halim El-Dabh)の貴重なインタビューを元に構成されたこの記事は、一部で大きな反響を呼び、フランスのニュース・サイト“Worldcrunch”といった複数のメディアに転載されました。御年92歳(!)になるエル=ダブにインタビューを行い、記事を執筆したのは、ニューヨーク在住のエジプト人女性ジャーナリスト/ブロガー、Maha ElNabawi氏。Mahaさんは、同郷のサウンド・アーティストへの取材を重ねるうちに、その原点であるエル=ダブに徐々に興味を持っていったそうです。 ICONでは、この記事の日本語訳をぜひとも掲載したいと思い、さっそくM
Dubwise Revolution Yann Tomita Text by Shizuo "EC" Ishii ヤン富田が作り出す音楽の魅力は、『Music For Astro Age』を始めとする本人名義やドゥーピーズ名義の作品、そしていとうせいこう『MESS/AGE』やToruman『友情』といった彼がプロデュースしたりミュージシャンとして関わった作品を聴けば確認出来る。そんなあらゆる音楽を広い視野で捉えた上で自己表現を続ける稀代の音楽家ならではの視点でDUBを語る。 まずは、『Riddim』25周年、通算300号おめでとうございます! 92年に『Music For Astro Age』を出した時に、『Riddim』で3回連続で特集をやって頂いたんですよ[※編集部註/92年12月〜93年2月にかけて掲載。現在は06年にアスペクトから出版されたヤン富田の書籍『フォーエバー・ヤン ミュー
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く