ディスクユニオン LATIN / BRAZIL 新着ニュース ■BRASIL - JAZZ / INSTRUMENTAL部門■ ディスクユニオン ラテン・ブラジル・ワールドが選ぶ年間ベスト・アルバム大賞2017
ディスクユニオン LATIN / BRAZIL 新着ニュース ■BRASIL - JAZZ / INSTRUMENTAL部門■ ディスクユニオン ラテン・ブラジル・ワールドが選ぶ年間ベスト・アルバム大賞2017
『Jazz The New Chapter 4』の刊行記念トークショーが、4月22日HMV & BOOKS TOKYOにて、柳樂光隆氏(『Jazz The New Chapter』シリーズ監修者/音楽評論家)が、ゲストに江利川侑介氏(ディスクユニオン ワールド・ミュージック・バイヤー)を迎え、開催された。 柳樂光隆氏 × 江利川侑介氏が語る「現代ジャズとブラジル音楽の新しい関係」 柳樂:今回の『Jazz The New Chapter 4』は、ジャズ以外のジャンルも題材として扱って、その中でもブラジル音楽というのをやってみたくて特集しました。このブラジル特集は江利川さんに選盤を任せて、インタビューの質問も一緒に作ってもらったので、今日は2人で喋りたいと思います。江利川さん、今回この特集をやってみていかがですか? 江利川:普段はワールド・ミュージック・バイヤーとしてブラジル好きのお客様向けに
カート・ローゼンウィンケルにインタビューした時に、「次のアルバム『Caipi』にはペドロ・マルチンスとアントニオ・ロウレイロというブラジルの若いミュージシャンが参加している」という話を聞いた。立ち話してる時にカートは「なんでアントニオやペドロをすでに知ってるの?」という感じだったが、僕の友人の音楽評論家がアントニオの1stを発見したんだというような話をしたりした。 あとから、ペドロ・マルチンスのアルバム『SONHANDO ALTO』を聞いて驚いた。ディスクユニオンのサイトには若干18歳だと書いてあったことにも驚いたが、それよりもそのギターだ。その18歳の音は既にカート・ローゼンウィンケルの影響を消化しつつ、自身のカラーが生まれ始めているようだった。そこからは明らかにカートやブラッド・メルドー以降のUSコンテンポラリージャズのサウンドが聴こえていた。 そういえば、僕が初めてアントニオ・ロウレ
日:2013/8/29 (木) 会場:渋谷WWW メンバー:アントニオ・ロウレイロ - piano 鈴木正人 - bass 芳垣安洋 - drums 佐藤芳明 - accordion もう一か月以上前になってしまったが、前エントリーでも取り上げた、ブラジルの若手音楽家アントニオ・ロウレイロの初来日公演を観に行ったので今回はその感想を(と予定してたんですけど、色々思う所があり、長くなってしまいました)。 渋谷のライブハウスに入ると400人キャパの会場は満員だった。結果として、興業的にも盛り上がり的にも大成功だったのではないだろうか。ブラジルの才能あふれる、しかしまだ世界では無名の音楽家の今回の来日の成功は、日本がいち早くブラジルの新たな才能を発見して、一部のシーンで話題になったからこそだ。それには、いち早く彼をMySpace上で発見した高橋健太郎氏と、国内版CDのリリースの実現
言葉のゴミ溜めが豊かな土壌を生み出す可能性に賭ける試み最近、ブラジルの音楽が面白い。面白いのと同時に、新しさを感じるのだ。ブラジルの音楽が明らかに今までとは違う響きをし始めている。その新しさの象徴がアンドレ・メマーリであったり、ここにも参加しているアントニオ・ロウレイロであったり、本作の主役ハファエル・マルチニだろう。同時代の同地域に何人もの才能が現れ、それらが同じような感覚を共有し、繋がっていく一つの小さくないうねりのようなものを今のブラジルには感じるのだ。例えるなら、70年代ミナスの「街角のクラブ」のように、などと言えるのかもしれない。 ここで新しさを最も感じさせるのはアントニオ・ロウレイロのドラムだ。あのどこまでもそっけないほどクールで、わかりやすい温もりや感傷を拒むようなどこまでもドライなビートが本作の印象を決定づけている。ここではアントニオ・ロウレイロ自身のアルバムほどのインパ
Introduction 去年の年末にアントニオ・ロウレイロの2ndアルバム「So」と、挾間美帆のデビューアルバム「Journey to Journey」にほぼ同時に出会った。かたやブラジルのミナス地方の86年生まれの若手音楽家の壮大なソロ作品。かたや日本の音楽大学卒業後にアメリカの音楽大学へ留学し、在籍時にメンバーを集めて製作した86年生まれの女性作曲家によるジャズオーケストラ作品である。僕は二人の新しく瑞々しい才能に圧倒されたと同時に、両作品があわせもつシンクロニシティに驚いた。2012年末の同時期に同年代の音楽家が与えてくれた衝撃。はじめて両作品を聞き終わった時、それらの音楽内容にはいくつもの共通するものがあると直感した。そして、夢中になって聴きつづけているうちに少しずつ何かが見えてきたように思えてきたので、今回このように文章でまとめてみようとブログを開設してみた。 それでは、僕が感
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く