RIP Holger Czukay | ele-king
野田努 昨日ネットのニュースを散見したところ、どうやら9月5日、ホルガー・シューカイがケルンの自宅で死んでいるのをアパートの隣人によって発見されたそうだ。79歳だった。 シューカイは、クラウトロックにおけるもっとも重要なバンドのひとつ、カンの主要メンバーであり、パンク以降のロック・ミュージックおよびエレクトロニック・ミュージックに多大な影響を与えた人物である。 ぼくに限らず、カンをいまでも好きな人は世界中にいるし、サルバドール・ダリに似たホルガー・シューカイを心から尊敬している人もたくさんいる。彼は前衛であり、同時にポップだった。戦争を記憶している世代であり、それがゆえの国境の無さ／アイデンティティの刷新力が、非西欧音楽への好奇心にも繋がり、1960年代末の時点ですでに作品にも残している。できないこと（can't）をやってのけ（can）、実験的でありながら商業的にもヒットしたし、知的であり
カンのベーシストであるホルガー・シューカイが逝去。享年79歳 | NME Japan
カンの結成メンバーにしてベーシストであるホルガー・シューカイが亡くなったとケルンの新聞『ケルナー・シュタット・アンツァイガー』が報じている。 報道によれば、ケルン近郊のヴァイラースヴィストにある以前は映画館だったカンのオリジナルのスタジオで亡くなっているところを発見されたという。彼はそこで暮らしていたとのことで、享年79歳だった。死因については判明していない。カンは今年1月にもドラマーで、バンドの結成メンバーであるヤキ・リーベツァイトが亡くなっている。 多くの新しいサウンド技法の導入で知られたホルガー・シューカイはサンプリングの先駆者であり、手で実際にテープをカットするという多くの時間と労力を要する方法で、当時実現していた。カンの活動とは別に何枚かのソロ・アルバムもリリースしており、ソロとしての最新作は2015年発表の『イレヴン・イヤーズ・インナースペース』となっている。 カンのメンバーで
Holger Czukay, Bassist der Band Can, in Weilerswist gestorben | Express.de
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Can’s Holger Czukay Dead at 79
Czukay was reportedly found in the original Can studio—formerly a movie theater—where he had been living Holger Czukay, the co-founder and bassist of the iconic Krautrock band Can, has died, Cologne newspaper Kölner Stadt-Anzeiger reports. He was 79. He was reportedly found dead in the original Can studio in Weilerswist (formerly a movie theater) near Cologne, where he had allegedly been living. H
Krautrock legend Holger Czukay dies age 79 · News ⟋ RA
The Can cofounder was found dead in his apartment in Weilerswist, Germany. Holger Czukay has died. The legendary musician was found dead today in his Weilerswist home, a former cinema that is also the site of Can's fabled Inner Space Studio. As Cologne newspaper Express reports, construction workers laboring at the complex had not spotted him for a few days, and a neighbor eventually found him lif
スラップ・ハッピーが再結成、ファウストと共に独フェス＜Week-End Fest＞に出演決定 - amass
アヴァンギャルド・ポップ／実験的ポップ音楽グループ、スラップ・ハッピー（Slapp Happy）が再結成。親交の深いクラウトロックの雄、ファウスト（Faust）と共にドイツのケルンで11月に開催されるフェス＜Week-End Fest＞に出演します。 スラップ・ハッピーはオリジナル・メンバー3人、アンソニー・ムーア（key）、ピーター・ブレグヴァド（g）、ダグマー・クラウゼ（vo）が再集結。ファウストと共に、ファウストの協力を得てリリースした初期スタジオ・アルバム2作、1stアルバム『Sort Of』（1972年）、2ndアルバム『Acnalbasac Noom』（1973年）をライヴ演奏する予定です。 スラップ・ハッピーの復活は来日公演が行われた2000年以来。 ＜Week-End Fest #6＞は11月25〜26日に開催される予定。スラップ・ハッピーの出演は26日。 プロモーション映
クラフトワーク、カン――クラウト・ロックの伝説的バンドの初期ライヴ映像が発掘される
クラウト・ロックの2大重要バンドとも言える、クラフトワークとカン。このふたつの巨星、活動初期のライヴの全貌を捉えた貴重な映像が発掘され話題となっている。 もはやポスト・ロックやエレクトロニック・ミュージック以外にも多大な影響を与えている70年代のドイツの実験的なロック・バンド=クラウト・ロック。メロディ、コード進行のわかりやすい展開というある種のロック～ポップ・ミュージックの骨格から逸脱し、現代音楽、コラージュ、電子音楽やミニマル・ミュージックなどの要素を取り入れ独自のサウンドを作り出していたドイツのロック・バンドの一群をそう呼ぶ。 そのなかでも、その作品アーカイヴ自体が、もはやクラウト・ロックの主たる作品と言っても過言ではないふたつのグループのライヴ動画、しかもフルサイズと思われるライヴ動画がYouTubeにアップされ話題となっている。 クラフトワークのライヴ動画は、1970年のテレビで
クラフトワーク、ドイツでの結成間もない1970年のライヴ映像が明らかに－rockinon.com｜https://rockinon.com/news/detail/99514
今年もツアーに乗り出しているクラフトワークのごく初期のライヴの映像がネットで浮上している。 映像は結成して間もない1970年のもので、ドイツのテレビの音楽番組『ロックパラスタ』に出演した際のパフォーマンスとなっている。メンバーはラルフ・ヒュッターと、08年までラルフとバンドの核を担ったフローリアン・シュナイダー、そしてドラムにクラウス・ディンガーが当たっている。 演奏はその後のクラフトワークのスタイルとは趣を大きく異にしているが、どこまでもアヴァンギャルドなこのパフォーマンスはむしろクラウトロックを彷彿とさせるものになっている。 映像は『ロックパラスト』を放送しているドイツの公共放送局の西ドイツ放送のサイトで公開されていて、動画には次のような解説が冒頭で紹介されている。 「1970年、その結成された年にクラフトワークは、すでにアヴァンギャルドなバンドだったが、そのサウンドはまた徹底して手作
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