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ブックマーク / dlit.hatenadiary.com (55)

  • 0で割る割り算の思い出 - 誰がログ

    今でもよく覚えている0で割る割り算に関する体験談を記録も兼ねて書いておきます。いつか書く予定ではあったのですが、ここ数日Twitter(現X)で学校教育における0で割る割り算についての発言をいくつか見かけたので良い機会かなと思いました。特に何か論じるとか主張があるというわけではなく、単純に思い出話です。 先日書いたように高校は沖縄県立球陽高等学校の理数科というところの生徒でした。 文転?の思い出 - 誰がログ これから書くのは確か高校2年か3年のできごとなので今から30年近く前ですね。なので細部はだいぶ忘れてしまっていますけれども、今でも印象に残っています。 ある数学の定期試験のわりと大きな問題で、いくつかのステップを踏んで最後の答えを出す前の計算が0で割る割り算になっている問題がありました。 結果から先に書くと、それは問題の内容が間違っていて出題した教員は意図してなかったものだったそうで

    0で割る割り算の思い出 - 誰がログ
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    ublftbo 2024/06/21
  • 「ゲームと言語研究会」というのをやってみます - 誰がログ

    こちらで宣伝していませんでした。 ゲームを対象にした言語研究に関する研究会を企画しました。 これまでこのブログでときどきネタにしてきた感じではなく、格的に言語学の研究として考えるとどうなるかというチャレンジです。 ただ、一応研究会という形にはしてみましたが実際には私が今考えていることの整理です。第2回があるかも未定です。 そんなものでもよろしければ気軽にご参加ください。 ゲームと言語研究会(第1回) 日時:2024年3月27日(水)15:00- 形態:オンライン(Zoomミーティング) 申込みフォーム(当日まで参加受け付けます):https://forms.gle/irLF2uEuqj4W4HzQ6 発表:田川拓海(筑波大学)「ゲームと言語の研究を考える」 要旨:ゲーム、特にデジタルゲームを対象にした言語研究の可能性について、既存の研究との関わり、研究手法、研究トピックなどの観点から検討

    「ゲームと言語研究会」というのをやってみます - 誰がログ
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    ublftbo 2024/03/26
  • 歪む、歪まれる、歪まる - 誰がログ

    下記のニュースのタイトルに出てくる「歪まれた」という表現が気になった。 jp.ifixit.com 文中にはどうも同様の表現が出てこないので手がかりが少ないが、記事とタイトルの関係から推測するとおそらく「歪(ゆが)められた」を意図しているのではないかと思う。「歪む」には「ひずむ」と読む可能性もあるが意味を考えると「ゆがむ」の方ではないかな。 とりあえず標準語で考えると、形態的には自動詞「歪む」(語幹:yugam)他動詞「歪める」(語幹:yugame)という対応になっており、「歪まれる」というのは自動詞「歪む」に受動 (passive)の形態-(r)areが付いたものとしては適切な形態である。 日語では自動詞からも間接受動(ややこしいので解説は省くが「被害の受身」といった用語もある)が作れる。たとえばやや強引な例だが「せっかくきれいな正方形を作れたと思ったのに一辺の端だけに歪まれて困った

    歪む、歪まれる、歪まる - 誰がログ
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    ublftbo 2023/09/03
    “彎曲或は歪まれた物は何かとの疑問は” てのがありました⇒『通俗相対性原理講話 (通俗科学講話叢書 ; 第1編)』(https://dl.ndl.go.jp/pid/969943/1/144
  • 「短いブログ」としてのTwitterから「長いTwitter」としてのブログへ、そして - 誰がログ

    はじめに 「短いブログ」としてのTwitter 「バズる」ことによる評価 「長いTwitter」化したブログ? ブログ(長いテキスト)の評価法 おわりに はじめに 以下、あまり専門的な裏付けや見通しはないブログの一書き手としての雑感です。 タイトルはちょっと何言いたいか分からない感じですね。どうもしっくりくるタイトルが思い浮かびませんでした。私の考えていることの概要はだいたい次の通りです。 Twitterが即時的なリアクションやとにかく注目を浴びることが評価につながる傾向を加速させた ブログはTwitterの前からあるにもかかわらず、今はその評価方法に乗せられてしまっている:「長いTwitter」化 ブログが長く書けることを強みの1つにするのなら、別の評価方法がほしい なお、「Twitter」と「X」という名称は必要に応じて使い分けますが、それほど厳密な区別はしていません。 「短いブログ」

    「短いブログ」としてのTwitterから「長いTwitter」としてのブログへ、そして - 誰がログ
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    ublftbo 2023/08/10
    そんな中、前と全く変わらない書きかたをしています👍 文の性質上、積極的に参照しがたい内容になっているから言及もほとんどされないですが、他の人が出来ていないことをやっている自負、らしきものはあります。
  • 2021年度に大学・大学院を卒業・修了されたみなさんおつかれさまでした - 誰がログ

    もちろん「おめでとうございます」でもあるのですけれども,やはり大変な中よくここまで辿り着いたというのが先に立ちます。 所属しているコースなどではあいさつをしたり個別に学生と話をしたりもしているのですけれども,なんでこんな記事を書いているかというと,2021年度に4年制の大学を卒業した世代はなんというか顧みられにくい世代なのではないかと考えさせられることが何度かあったからです。贈ることばというわけではなく,どちらかというと記録のために書いています。 先に断っておくと,どの世代がより不幸かというようなことを考えてほしいわけではありません(しかしどうしてもそこにつながる可能性はあるので書くのを躊躇しました)。大学だとみなが同じタイミングで卒業するわけではありませんので,どれくらいの人にこの話が当てはまるかという問題もあります。また大学や組織によってもいろいろ状況は違うでしょう。 何が気になってい

    2021年度に大学・大学院を卒業・修了されたみなさんおつかれさまでした - 誰がログ
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    ublftbo 2022/03/26
  • 2021年に書いた記事からいくつか紹介(+この1年の感想) - 誰がログ

    ここ数年毎年書いている,その年に書いたブログ記事の紹介です。被はてブ数やアクセス数に関わらず,書いた人として読んでほしい記事をピックアップします。 dlit.hatenadiary.com 今年は週刊はてなブログへの寄稿というブログ書きとしては珍しいイベントがあった年でした。長くやっているとこんなこともあるんですね。 blog.hatenablog.com その一方で,書き手としてはこれまで15年ブログを続けてきた中で,専門性とか専門家とか専門知とか,専門的な何かとそこに関わる人はますます尊重されなくなってきているなということをもっとも強く感じた1年でもありました。ここではこれ以上書きませんが,何かきっかけがあれば言語化するかもしれません。 ただ状況を見てみると,少なくとも言語学とその関連領域に関しては,Twitternote,あるいはYouTubeなどで専門性の高い人たちによる活動は

    2021年に書いた記事からいくつか紹介(+この1年の感想) - 誰がログ
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    ublftbo 2021/12/30
  • 学術的な文章を書く場としてのはてなとnote - 誰がログ

    たしかに話題としても登場する人を見ても「はてな」っぽいなあと思う。 pha.hateblo.jp いちおうそこそこ長くはてなでものを書いたり書かれたものを読んだりしている身としてはこういうのだけが「はてな」ではない(なかった)よ,と言いたくなったんだけれども良く考えれば昔からこういうのこそ「はてなっぽい」とされていたのかもしれない(あるいは「村」)。 はてなにもいろんな顔があって,技術系や学術系の人がけっこう書いてるっていう認識がかつてはあったと思うんだけど,今どうなんすかね。今はいろんな場や媒体があるので以前より分散してるのは確実なんだろうけど。 ブログ書こうかなと思って15年くらい前に自分がはてなダイアリーを選んだのは,周りの大学院生が何人かはてなダイアリーで書いてて,読み手としても確かに学術的な文章をはてなでよく見かけるなって思ったから。 で,今そういう媒体はやっぱりnoteかなとい

    学術的な文章を書く場としてのはてなとnote - 誰がログ
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    ublftbo 2021/06/28
    noteは有料コンテンツを置きやすいというのもあるんですかね。自分も、その内に移ろうかなと思ってnoteでいくつか書きましたけれど、装飾等が今ひとつやりにくくて、それっきりになっていますね。
  • 三上章とその著書、あるいは三上文法に関する読書案内(おまけ付き) - 誰がログ

    はじめに 読書案内 庵功雄 (2003)『『象は鼻が長い』入門』 益岡隆志 (2003)『三上文法から寺村文法へ』 金水敏 (1997)「4 国文法」『岩波講座 言語の科学 5 文法』 そのほか 寺村秀夫はどのように三上章の後継者か 「主語」の議論にフォーカスし過ぎるのは三上文法の過小評価では 「主語」に関する辞書の記述 日語文法事典 日語学大辞典 中間まとめ:三上の扱い おまけ1:「は」とか「主題」とか 「は」と主題の話なら山田孝雄も 「主題」を表す手段は様々な言語に様々な形である この辺りの読書案内 おまけ2:三上文法に関連するあれこれへの私見 主語廃止論と学校文法 ピリオド超え 三上の「土着文法」は日語特殊論の対極にある 生成文法は主語を絶対視しているか 「「は」は主題」で当に分かりやすいか おわりに 書いてみて 研究者・専門家のみなさま 引用文献(三上の著書を除く) 長いで

    三上章とその著書、あるいは三上文法に関する読書案内(おまけ付き) - 誰がログ
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    ublftbo 2021/06/14
  • 批判を受け入れて修正するのはすごい(ゆる言語学ラジオさんとのやりとりについてもうちょっと) - 誰がログ

    はじめに 下記の記事に書いた金谷武洋氏の著書に関して,ゆる言語学ラジオさんから訂正の情報が出ていました。 dlit.hatenadiary.com 動画内で取り上げているのは下記のものです。動画のページにも記載があるように,該当箇所は32:43です。 www.youtube.com あとこの動画だけでなく対象になる動画にも私の書いた記事へのリンクをはってくれていたり,Twitterでも訂正情報を出していたりします。 ここまでの対応があるとは 上の記事にも書いているように,そもそも私は何か修正してほしいとか考えていたわけではなく,そのために直接言及することもしませんでした。それに対して最初の段階で反応があったこと自体誠実ですごいと思いましたが,今回の一連の対応もやはり誠実ではないかと思います。 私の書いた記事へのリンクを紹介しているだけでも丁寧だなと思いますが,動画を視聴すると,それぞれの記

    批判を受け入れて修正するのはすごい(ゆる言語学ラジオさんとのやりとりについてもうちょっと) - 誰がログ
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    ublftbo 2021/06/03
    とても重要なことだと思います。自分もちゃんとやらなきゃな、と(自分が言及するものは、ほぼ《専門外かつ高度に専門的》な知識であるから)。
  • codocでブログに投げ銭機能を付けてみた - 誰がログ

    追記(2021/05/06) 投げ銭機能を付けた理由について書きました。 dlit.hatenadiary.com codocを使う 以前noteからの転出が話題になったときに id:cafe_petit さんの記事を読んでそのうち試そうと思っていたのですが, petitmatch.hatenablog.com 検索してみたら id:AQM さんの記事も出てきてやる気が出たので設置してみました。ほかにも同じようなことができるサービスはあるみたいですが,やっぱり投げ銭はアカウント登録してなくてもできるってのが良いなと思います。ちなみにnoteのように記事を販売しているわけではなく投げ銭ですね(codocを使って記事の販売もできるみたいです)。 aqm.hatenablog.jp この2つの記事を見ながらやれば何も難しいことはないと思うので私の方で特にやり方を改めて書くことはしません。あえて付

    codocでブログに投げ銭機能を付けてみた - 誰がログ
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    ublftbo 2021/05/05
    へー。結構興味深いですね。払うほうも気軽に応援出来るし。/ PayPalの投げ銭とかもあったけど、あまり見ることはないですね…(投げ銭に使っちゃいけないという記事もあったけれどよく分からない)。
  • 週刊はてなブログへの寄稿についてちょっとだけ - 誰がログ

    ここを読んでくれている多くの方はすでに知っているような気もしますが,週刊はてなブログに寄稿した記事が公開されています(しかし改めて読んでみると前置きの「が」多過ぎですね)。 blog.hatenablog.com 記事中でも断っている通り,これまで自分のブログで断片的に書いてきたことのまとめなので内容としてはあまり目新しいことはないのではないかと思います。自分としては関連しそうな過去の記事を読み直して現時点での考えや方針を整理できたので良い機会になりました。 これも少し記事で触れていますが,ブログの15周年はほんとうに忘れていました。このお話があってから「あ,そういえば」となったのです。ずっと忘れていたわけではないのですけれども,せっかくなので何かちょっとがんばって書けば良かった。さいきん停滞させているネタがいくつかあるのでそのうちどれかを書き上げるようにします。 ずるい記事? さて,これ

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    ublftbo 2021/04/09
  • 言語の研究者はことばの規範とどう付き合う(べき)か,についてちょっとだけ - 誰がログ

    はじめに 下記の話題に関して,「言語の研究者は(軽々しく/何があっても)ことば遣いに関する規範に口出しするのは良くない」という反応を見かけたので,関連して今の自分の考えを少し書いておこうと思いました。 togetter.com 解説や問題の整理という類のものではなく,実際の研究者がどう考えているかということの1例だと思ってください。とりあえず以下ジェンダーに関わる話はぜんぜんしていません。というか書いた後に思ったのですがとてもごちゃごちゃしているので,もっと良い議論ができる人の叩き台になれば僥倖です(叩けるほどの強度もないかも)。 言語学と規範 言語学の入門では,どれくらい詳しくやるかは差があるでしょうが,必ずと言っていいほど「言語学は規範的ではなく記述的である」というような話が出てきます。重要なポイントの1つなので,内容をかなり絞り込んで作った下記の「言語学入門入門」でも取り上げています

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    ublftbo 2021/01/04
  • 【改訂版】「水からの伝言」に言語学の立場から反論する(読書案内付き) - 誰がログ

    はじめに 「水からの伝言」とは何か,簡単に 言語学の話に入る前にもう少し (言語記号の)恣意性 「意味」と文脈 まとめ おわりに 関連 はじめに 改訂版を書こうというアイディアはしばらく前からあって,実はnoteに載せるつもりだったのですが,ここしばらくあったnote関連のトラブルと運営側の対応があまり好ましいものではなかったのでこちらで改めて記事にすることにしました。 この話題にある程度触れたことがある方は「今さら?」と思うかもしれませんが,実はさまざまな形で今でも肯定的な言及が見られます。そういう具体的な事例を定期的に見かけたこともこの記事を書いた理由の1つです。 元々の記事は下記の2007年に書いたものです。書いた時の記憶ももう薄れつつありますが,2007年という年を手がかりにすると院生(D3かな)でアメリカにvisitingに行く数ヶ月前ですね。この10年くらい後に(この話題を授業

    【改訂版】「水からの伝言」に言語学の立場から反論する(読書案内付き) - 誰がログ
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    ublftbo 2020/12/28
    検証不能な理由。・無契性により、意味内容一般への反応の検証をおこなうことが不可能 ・情況を限定し実験計画を立てた場合(例:A氏が発する《ありがとう》で実験)、それは水伝の主張の根幹たる普遍性を失わせる
  • 「を」の音は「お」の音と違うか(基本的には同じだけど…) - 誰がログ

    はじめに 定期的に話題になっているのを見かける,仮名「を」によって表記される音は仮名「お」によって表記される音と同じなのか違うのかということについての基的なことがらを簡潔にまとめておきます。どちらかというと概説書や資料にある記述を引用で紹介するという形の記事です。 そこまで詳細な説明はしませんし,概略だけで良いという方は,だいたい以下のような話であるということだけでも知っておいてもらえると日語学に関わる者としては嬉しいです。 現代日語の共通語(標準語)では「を」によって表記される音と「お」によって表記される音は同じ(表記が違うから違う音を使うべきという話にはならない) 昔は「を」の音(wo)と「お」の音(o)は区別されていたが一旦woに合流しその後まとめてoの音になった 方言によっては助詞「を」にwoの音を使い「お」の音(o)と区別するものもある 現代共通語でも外来語などにはwoの音

    「を」の音は「お」の音と違うか(基本的には同じだけど…) - 誰がログ
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    ublftbo 2020/09/25
  • イチロー会長? - 誰がログ

    下記の記事にでイチローのことを「マリナーズのイチロー会長付き特別補佐兼インストラクター」と呼んでいるのですが, headlines.yahoo.co.jp 最初「イチロー会長」と解析してしまってしばし混乱しました。「会長付き特別補佐兼インストラクター」でまとまった肩書きなんですね。いやイチローならいつの間にか会長(何の?)ぐらいなってそうじゃないですか。 肩書き名ってけっこう長くなってしまうことも珍しくないと思いますが,「兼」とか入っているせいかアクセントもややこしいですね。句頭のピッチの上昇(いわゆる句音調)を [ で ,アクセント(ピッチの下降)を ] で表すと私の内省では「イ[チローか[いちょうつきとくべつほ]さけ]んイ[ンストラ]クター」かなと思いますが皆さんの内省ではいかがでしょうか。

    イチロー会長? - 誰がログ
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    ublftbo 2020/03/18
    @挟みましょう!
  • 一般的な語・表現と見た目が紛らわしい専門用語 - 誰がログ

    これもいろいろなところでいろいろな分野について話題になっているのを見かけますが,日常でも用いられる語・表現と見た目が同じ(似ている)ために,かえって紛らわしくなっている専門用語というのはいろいろあります。 togetter.com 以前言語学の入門書としておすすめした定延利之『日教育能力検定試験に合格するための言語学22』 dlit.hatenadiary.com に良い引用がありますので紹介します。 日教育能力検定試験に合格するための言語学22 (日教育能力検定試験に合格するためのシリーズ) 作者:定延 利之出版社/メーカー: アルク発売日: 2009/12/21メディア: 単行 最も大きいと思える問題は、それらの文章に現れる専門用語が分からないことです。それも「能格言語」や「発語媒介行為」のような、見るからに分からない用語ならまだマシで、分からないということが最初からはっ

    一般的な語・表現と見た目が紛らわしい専門用語 - 誰がログ
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    ublftbo 2020/02/26
    心理学の《学習》とか。《学習》の定義は、《経験による比較的永続的な行動の変容》。
  • 「飲み会」の影響でしばらくビールが嫌いだった話 - 誰がログ

    今はいろいろなタイプのビールが昔よりはある程度手軽に飲めるようになってきていて,その点では良い時代だなと思う。 togetter.com ちなみに,私自身は酒を飲むことも,人と飲むこともそれなりに好きである(知り合いに豪傑が多すぎるので控えめに書いておく)。ただ晩酌とか帰宅前に1杯ひっかけてから,とかはしないタイプ。あと,それほど強いわけではなく量を飲めないのでできれば美味しいお酒を飲みたい。 体育会の飲み会とビール これ自体は何度か書いている気がするけれど,大学生時代は体育会の部活に所属していた。私が学部生だったのは1998-2002年で,まだ大学もそこまでアルハラ等飲酒関係問題の対応に今ほどは力を入れていなかったという印象がある。 伝聞の限り私が所属していた部活は他の競技と比べて「飲み会」の過激さはそれほどひどくなかったようだが,ひどいことは色々あった。今でも思い出せる事件とかいわゆる

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    ublftbo 2020/02/10
    《とりあえずビール》は、よくありましたね。自分の周りだと今は、普通に乾杯でソフトドリンクを持ってる人もいて、相対的にマシになってきたかな。心理的社会的な要因が飲み会嫌いにさせるのは、あるのでしょうね。
  • 文章の長さとか専門家性とか - 誰がログ

    文章の長さとか 言及いただきましたので関連しそうなことを少しだけ。 interdisciplinary.hateblo.jp 私もけっこう長くてややこしい記事を書きますので,「長い」系の苦情をいただくことは少なくありません(でもさいきん少ない気がする)。私のブログの「歯切れの悪さ」については,下記の記事で書きました。 dlit.hatenadiary.com 読み手としては,私が研究者で論文や書籍を読み慣れているということもあるのでしょうけれど,自分が理解できていないものほど,長くて丁寧に書いてある文章の方が助かります。短くて簡潔な文章はむしろ,ある程度理解できているものについて整理し直す,把握し直す場合に有効なことが多いです。良い長い文章というのは,理解の手がかりがたくさんあるということではないかと。 これは理解したいものごとやトピックの性質にもよりますしやっぱり一概には言えないんですけ

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    ublftbo 2020/01/09
  • 専門家としてブログとどう付き合うか(今の方針)

    追記(2019/01/08) なんだか内容と合ってない気がしたのでタイトル変更しました。 はじめに 途中ではてなブログへの移行があり名前も変えてしまいましたが,このブログ(元はてなダイアリー)もそろそろ15年目を迎えます。 dlit.hatenadiary.com 下記の記事を読んだこともあって,さいきんのブログに対するスタンスを簡単にまとめておきたいと思います。 president.jp 仕事(大学教員・研究)の営業みたいな Amazonアソシエイトは利用していますが,基的にブログで儲けることは考えていません。アフィリエイトの収入は,はてなブログProの料金をカバーできればぐらいの気持ちで使っていて実際カバーできているかは微妙なところです。はてなブログをProにしているのは,広告を外した方が少しでも記事が読みやすくなるのではないかと考えているからです。自分で自分の記事を読み返すこともけ

    専門家としてブログとどう付き合うか(今の方針)
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    ublftbo 2020/01/08
    よく考えたら、私もブログ始めて15年目くらいな気がする(dlitさんと同時期に始めたので思い出した)。自分のは、いわゆる専門分野の内容ではないので、専門家として発信するブログはやっぱり貴重だし参考になります。
  • 大学教員であることは「一般社会」での過ちを免罪しない - 誰がログ

    これまでも他の話題で書いたことがある気がしますが,大学(を拠点にした研究界)がある種「一般社会」から隔絶されているとか,「一般社会」では許されないような行為・人が許容されるという感覚・考え方は確かにあると思います。 https://twitter.com/MarathonUniv/status/1198897437315723264 ここから先の議論は,「人格が破綻」とか「許容される」の意味や範囲をある程度詰めないと空転しそうですし,この記事でもそこまでやるつもりはありませんが,今回の件は研究界内のローカルな出来事ではなく,「一般社会」とのつながりの中で行われた(むしろ積極的な発信としてすら捉えられる)言動なわけで,「アカデミアでは多少の変なこと・人も許される」とはだいぶ話が違うのではないでしょうか。 大学や研究界の一部を「隔絶させるという形でそのほかの社会と関わらせる」という選択肢はあっ

    大学教員であることは「一般社会」での過ちを免罪しない - 誰がログ
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    ublftbo 2019/11/26