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ブックマーク / lets-skeptic.hateblo.jp (20)

  • 血液型性格判断FAQ -2- - 僕と懐疑の関係

    血液型性格判断FAQの2回目です。 1回目はこちらです。「血液型性格判断FAQ -1- - 僕と懐疑の関係」 Q. 統計的に有意な差があるのならば、性格判断は正しいのでは? 前の項目で示したように、ランダムなデータであっても「差異」は生じてしまうことが分かります。むしろ全く差が出ない方が不思議です。ただし、印象論ではなく「統計的に有意な差」であれば、単なる偶然で生じる可能性は少なくなります(正確には、標数 標の大きさと有意水準の設定の問題などがあり、単に「有意差」という言葉だけでは何も言えません)。しかし、それでも試行回数を多くすれば、いつかは必ず「統計的に有意な差」も生じてしまいます。 問題はその「統計的に有意な差」が、一貫性をもって繰り返し観察されるかということです。例えば「積極性」という性格傾向に血液型間の統計的に有意な差が検出された場合でも、あるときはA型が高く、ある時はB型が

    血液型性格判断FAQ -2- - 僕と懐疑の関係
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    ublftbo 2017/05/01
    標本数→標本の大きさ
  • 血液型性格判断FAQ -1- - 僕と懐疑の関係

    血液型性格判断とは何? 血液型性格判断とは、ABO型の血液型から人の性格を分類でき、その分類が妥当であるという主張のことです。通常は心理学的な分類というよりも「A型は几帳面、O型は大雑把」などのような、単純なステレオタイプとしての分類のことを指しています。多くの場合は、どの職業に向いているなどという高度に複雑な要因に影響するまで大きな相関があると考えます。また、性格からABO血液型を類推できるという信念にもつながっています。 実は、血液型性格判断を肯定する人、否定する人の間でも様々な解釈があり、厳密な議論において混乱しない程度の共通認識は存在しないというのが当のところです。一口に血液型性格判断と言っても、占いと殆ど見分けがつかないようなものから、ごく小さい統計的なデータの偏りの話まで、話し手によって指しているものが違います。 「血液型性格相関説」と「血液型性格判断」を全くの別物として扱う

    血液型性格判断FAQ -1- - 僕と懐疑の関係
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    ublftbo 2017/04/28
  • アラフォーオヤジは目標を達成できたのか? - 僕と懐疑の関係

    事のあらまし 話の始まりは昨年9月、幼稚園の運動会で短距離走をやることになり走ったのでした(保護者ががんばる競技の多い幼稚園なのです)。スタートしてみると全てがちぐはぐな感じで前に進みません。周りは20代の親も多い中、運動不足のアラフォーオヤジが残した結果はあまりに当然なビリだったのです。自分のあまりのふがいなさに納得いかず、絶対に1位(当然、目指しているのは6人とか8人とか一緒に走る中での1位です)をとってやるのだと決心、子供にも宣言したのでした。 過去の栄光 高い目標を掲げた背景には過去の栄光がありました。僕は年度の初めの方に生まれたことプラスそれなりに高い身長もあり、子供の頃は基礎運動能力面で有利な立場にありました。そのため、短距離走においては、幼稚園から中学校に至るまで、校内で常に5の指には入る程度の実力を持っていたわけです(あくまで校内での話ですので、大した実力ではありません)

    アラフォーオヤジは目標を達成できたのか? - 僕と懐疑の関係
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    ublftbo 2012/10/02
    そんな貴方に⇒[asin:B005TESJD2]
  • 必読:批判的思考を知るための3大オススメ本 - 僕と懐疑の関係

    批判的思考については、私のエントリを読むよりも、より正確で体系的な知識を得られるがあります。特に自信をもってオススメできるを紹介します。クリティカルシンキングをうたったビジネスはいくつも出ていますが、ビジネスを何冊も読むよりも信頼性の高いを読んだ方が良いでしょう。 『クリティカルシンキング (入門篇)』 文字通り入門です。原著では1冊でしたが、邦訳版では『クリティカルシンキング・実践篇』と合わせて2冊になっています。基的なところを俯瞰すると同時に実例を知るにはいいだと思います。日常生活における考え方に焦点をあてているので、ごく普通の人でもそのまま使える場面が多いのではないでしょうか。 心理学的な側面からの解説も多く、心理的なバイアスの解説も色々と入っています。教科書としても使えることを意識したのか、若干学校の教科書っぽい雰囲気も漂うところがありますが、入門書として特にオススメ

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    ublftbo 2010/08/08
    今こちらを紹介するのもいいですね。『クリシカルシンキング 不思議現象篇』は特に、ニセ科学論とクリシンも含めた本としては、まず参照すべき良書です。伊勢田さんの本に匹敵する。
  • なぜ有害な治療法も有効だと誤解されるのか - 僕と懐疑の関係

    代替医療のトリック 『代替医療のトリック』というが話題になった。私も今までホメオパシーを例に代替医療の持つ問題を取り上げてきたが、このを読めば私のエントリの多くは必要ないものと言える。既に多くの書評が発表されているようなので、肝心の内容についてはそちらを参照のこと。 全体的に良書といって間違いないのだが、あえてひっかかったところを書くとすれば、プラセボ効果に関するところ。私は『代替医療のトリック』で扱われているプラセボ効果の説明は、ちょっと行きすぎだと考えている。過大評価ではないか。プラセボ効果は確かにある。しかし、来の意味での「効果」と呼んでいい効果は、こので触れられているよりも小さいものだろうということだ。 このことについての私の理解は、過去のエントリ「誤用される「プラセボ効果」 - Skepticism is beautiful」 を参照頂きたい。 なんにでも効く まず「なぜ

    なぜ有害な治療法も有効だと誤解されるのか - 僕と懐疑の関係
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    ublftbo 2010/03/18
    個人的には、前回に続き、一読ではグラフと説明がほとんど読み取れなかったです。 / 最近は、「プラセボ反応」を使うようにしている。
  • ニセ科学批判の現状への提案をする前に考えて欲しいこと - 僕と懐疑の関係

    メタ論争になりがちないわゆるニセ科学批判批判ではなく、ニセ科学批判への建設的な提案は、きっと迂回生産を意図してのことだと思います。こういった考え方自体は問題なく、むしろ好ましいものだと思いますが、敢えて言いたいことがあります。 今あるニセ科学批判の背景を把握する労力を割けないのならば*1、現状を「変更」するよう提案するのではなく、新しい切り口のニセ科学批判を自らの行動で示して欲しいということです。 「ニセ科学」という表現はとげとげしい 「ニセ科学」という表現については、私も攻撃的な印象を受けています。「ニセ」という表現は、上から目線で紋切り型で有無を言わせない雰囲気をまとっていると思います。たぶん、これだけで反発心を生むのは間違いないとも思います。一見すると不適切な言葉かもしれません。 しかし、「疑似科学」ではなく「ニセ科学」だったからこそ、「ニセ科学批判」は注目されたといっても間違いでは

    ニセ科学批判の現状への提案をする前に考えて欲しいこと - 僕と懐疑の関係
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    ublftbo 2009/03/06
    同意。大変丁寧に見ておられますね。
  • あるニセ科学批判者の悩み - 僕と懐疑の関係

    個人的経験からニセ科学批判は役立ってると思う 「ニセ科学批判なんてそもそも効果があるの?」なんて話がニセ科学批判批判の話で出てきた*1。 私はニセ科学批判に一定の効果があると考えているし、同意してくれる元ニセ科学信奉者の方だっているんじゃないかと思う。現時点では、ニセ科学の侵の速度を遅くしている程度かもしれないけど、やらないよりはましだと考えている。 私は、ニセ科学等に疑問を抱きはじめた信奉者から個人的な相談メールを受け取るときがある。私の書いたことがきっかけで「今まで信じていたことに疑問を持つようになったが、色々と分からない点があるので教えてほしい。」とメールを送ってくるらしい*2。 こういったことがあると、信奉者の考えていることや疑問に思うことが伝わってきたりと、私にとってもメリットがある場合が多い。そういったわけで、できる限り返信するように心がけている*3。 一部の批判者が信奉者を

    あるニセ科学批判者の悩み - 僕と懐疑の関係
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    ublftbo 2009/03/02
    ちょうど良いタイミングというか、私もちょっと、関連する部分についてエントリーを書こうと思っていた所でした。
  • ホメオパシーは「効果が確かめられていない」方法ですらない - Skepticism is beautiful(UPJOHN 2009/01/29 23:22)

    ホメオパシーの宣伝で典型的なものは「科学的根拠は不明だが、確かに効くのだ」といったような話です。それに対して「効果があることは確かめられていない」という批判がつくことも良くあります。もちろん、この批判は間違っていませんが、「効果がないことは確かめられている」という方がより適切ではないでしょうか。 確かめられているかいないか よくあるニセ科学的健康法や代替医療では、効果がまともに調べられていないものや、怪しい体験談を根拠に「効くのだ」という主張が行われる場合が多いようです。この場合には、「効果があることは確かめられていない」というのは正確な表現です。まともに調べられていないのですから、効果があるかないかは不明ですよね*1。 ホメオパシーの場合は、このような健康法や代替医療とは事情が違います。ホメオパシーについては何度も科学的な研究が行われており、その結果として「効果はみられなかった」という結

    ホメオパシーは「効果が確かめられていない」方法ですらない - Skepticism is beautiful(UPJOHN 2009/01/29 23:22)
    ublftbo
    ublftbo 2009/01/28
    重要。これは、血液型性格判断の話とも共通する論点ですね。 / 「確かめる」や「検証」という語が多義的なので、そこら辺は気をつけて読んでいきたいですよね。
  • ホメオパシーFAQ - 僕と懐疑の関係

    最近なにかと問題だと思っているホメオパシー(同種療法)について、実際にあった支持者との議論からFAQになりそうなものを抜き出して、気ままに更新していこうと思います。間違いなどがありましたらご指摘ください。 懐疑論者には以下のページがお勧めです。参考にさせて頂いてます。 Skeptic's Wikiの「ホメオパシー」の項目 http://sp-file.qee.jp/cgi-bin/wiki/wiki.cgi?page=%A5%DB%A5%E1%A5%AA%A5%D1%A5%B7%A1%BC 1. 海外では保険の対象になっているというし、国がホメオパシーの効果を認めているのでは? 確かにホメオパシーはイギリスで保険の対象となっており、ポピュラーな代替療法です。しかし、その保険適用となるイギリスでも、国民医療保健サービス(NHS)の見解はホメオパシーの効果に否定的です*1。 また、ドイツでも保

    ホメオパシーFAQ - 僕と懐疑の関係
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    ublftbo 2009/01/23
    こちらを上げておくのは重要だと思いましたので、ブクマ。
  • 2008-12-24エントリコメントへの返信 - 僕と懐疑の関係

    tittonさんより「簡潔で要領のよい返信」を求められたので。詳しくは「求められているのは当たり前の誠実さではないだろうか - Skepticism is beautiful」のコメント欄を参照のこと。 __ ´: : : : : : : ̄ ̄  、 / : : : : : : : : : : : : : : : : : :\ .           /   : : : : : : : : : : : :     . . .\ 、__//. /. . . . . . .    . . . . : : ! : : : : ヽ  ̄/. : /. : : : :/ : : : : : : : : : : : \l: : : : : : :ヽ .         l : : l : / : /. :/ : : ヽ、: : : `ヽ : !: :l: : : : : ヽ、 l :/ l : l: :

    2008-12-24エントリコメントへの返信 - 僕と懐疑の関係
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    ublftbo 2008/12/29
    超吹いた
  • 求められているのは当たり前の誠実さではないだろうか - 僕と懐疑の関係

    はてな匿名ダイアリーの「http://anond.hatelabo.jp/20081222202621」というエントリを読んだ。「池田信夫ってそんなに変なことばかり言ってるか?」を受けて書かれたエントリだ。 8.a.自分のよく知らないことについては発言せず妥当性が高いと思われることについてしか発言しない口数が少ないが誠実な学者と、b.自分のよく知らないことであっても果敢に思考し、学問間のネットワーキングを図り、啓蒙することに価値を見いだす学者 という二種類の学者がいるのだとすれば、池田さんは後者(b)の部類に属する。 もともとは池田信夫氏へ言及なのだが、学者云々とは関係なく、アルファブロガーと呼ばれる人の多くは「また○○か」といわれる傾向に有る。具体例をあげれば、畑違いの分野に言及した弾氏やfinalvent氏のようなパターンである。 匿名ダイアリーの言う8(b)の立場は必要なのだろうし、

    求められているのは当たり前の誠実さではないだろうか - 僕と懐疑の関係
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    ublftbo 2008/12/24
    最後の段落に超同意。 / ↑なんかすごい読解…。「それとも誠実な人間の主張ならろくに検証せずに信じるのか?」←これとかどこから出てくるんだろう? / あらら……こりゃまいった。 / あちゃあ…。
  • 誤用される「プラセボ効果」 - 僕と懐疑の関係

    プラセボ効果またはプラシーボ効果とは、有効成分を含まない薬(偽薬・プラセボ)を摂ったことによって生じたと考えられる効果のことです*1。比較的狭い定義をするとすれば比較対照実験において統制群プラセボ群に認められた効果といったところでしょうか。 典型的誤用例1:効果がないのに効果があると思い込む 自動車の燃費改善グッズとか、パワー向上グッズの話題でよく出ます。「○○でパワーが上がるなんてありえん。プラセボ効果だろ!」みたいな感じで使われます *2。思い込みとでも呼ぶのが適切でしょう。 プラセボ効果は効果がないものを効果があると思い込むことではありません。効果はあります。効果がないはずのものを使ったのに効果があるという話です。 典型的誤用例2:自己暗示効果の言い換え プラセボ効果が「これを飲めば症状が良くなる」と、効果を信じる自己暗示によって起こる症状改善であるということはよく言われる話ですが、

    誤用される「プラセボ効果」 - 僕と懐疑の関係
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    ublftbo 2008/12/18
    「比較対照実験において統制群に認められた効果」←統制群(対照群)がプラセボ群であった場合には、ですよね? プラセボ効果の定義なので。 / 無治療群とプラセボ群の比較だと、無治療群が対照になりますよね。
  • 科学を信仰してもいいよ。それが本当の科学ならね。 - 僕と懐疑の関係

    ニセ科学批判批判で「素人には科学の成果が正しいかどうかなんてわからない。科学科学って言うやつも、結局のところ科学の出した結果を信仰してるだけ」なんて話をよく聞く。なんというか、もう科学なんか信仰しちゃっていいよ。物の科学なら。なにか問題ある? 僕らが疑うなんて面倒なことをしなきゃいけないのは、物の科学に見せかけたニセモノの主張が多いという問題があるから。いわゆるニセ科学が存在するから、変なものを物の科学だと勘違いして信じないようにするため、調べることが必要だってわけ。 それから、物の科学をやってる科学者でも、自分の思い込みで、科学とは全く関係ないこととか専門外のことまで、知ったように語ることがある。これも、僕らは見定めて信用しないようにしないといけない*1。 ニセ科学批判をしている人は、ある主張に出会ったとき、第一ステップとしては「科学って主張されているけど、当にそれって科学なの

    科学を信仰してもいいよ。それが本当の科学ならね。 - 僕と懐疑の関係
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    ublftbo 2008/12/08
    けして万能たりえない人間にとって、「理解」に至らず「信」に頼ることはある。科学は「手続き」の問題も重要だから、検討する場合、必ずしも論の「理解」が必要な訳でもない。それを「信」と呼ぶなら呼べばいい。
  • 科学者だからといって適切に科学的思考を扱えるわけではない*1 - 僕と懐疑の関係

    たぶん、科学者は科学者というぐらいなんだから、科学的思考を扱う能力は必須だろうと考える人が多いと思う。でも、現実はそうでもない*1。 研究にはある程度の決まりきった手順がある*2。それに従うと、科学的思考なんてのをあまり意識しないでまともな結果を出せたりする。 特に物理とか化学なんかは典型的で、自らの仮説をわりと直接的な実験で確認することができる。これが、うまい具合に強力な批判機能を発揮するため*3、科学者個人が科学的思考、又は批判的思考をしていなくても、きちんと科学的な検討を経た結果にたどり着いたりもする。 いや、もっと強く言ってもいいかもしれない。科学者でポパーやクーンなんかを読んで、真面目に「科学とは何か?何が科学的だといえるのか?」なんてことを考えて、科学そのものへの理解を深めようとしているのは物好きだけじゃないだろうか。科学者として仕事をする上で必要なわけでもないし。たぶん、ここ

    科学者だからといって適切に科学的思考を扱えるわけではない*1 - 僕と懐疑の関係
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    ublftbo 2008/12/02
    「私はネットや図書や会合などを通じて多彩な関連情報・データをサイトに提供していますが」←またはじまった。
  • わかってないのに「わかってしまった」人 - 僕と懐疑の関係

    江戸時代から明治時代の脚気の原因はカビ毒によるものだったか - finalventの日記という記事と、派生した議論を読んだ。 どうもid:finalventさんはニセ科学批判が何なのか、全く理解しないまま、ニセ科学批判を対象に「偽科学*1批判はダメだ」という主張を行っているようだ。 自分が言及するものを知っていなければ、妥当な言及などできないということは、説明するまでもないことのように思われるのだが、どうしたことだろうか。 皮肉でもなんでもなく素直に、finalventさんは知識人で、頭も良い人なんだろう。 しかし、その頭の良さゆえ、何かを半端に聞いただけで、実態を把握していないにも関わらず「わかって」してしまうのだろう。これは、同じアルファブロガーつながりで言えば、弾さんも同じだったと思う。 今回のエントリを読むと、finalventさんのは、ニセ科学批判が「間違いの批判」であるという誤

    わかってないのに「わかってしまった」人 - 僕と懐疑の関係
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    ublftbo 2008/11/22
    id:mobanamaさん そのWikipediaの記述を信用はしない方が良いです(「ふま」による編集の可能性)。「ニセ科学」を「専門用語」と呼んで良いかは、私もちょっと考えたい所。
  • 特殊な選択的思考の実例としてABO FAN氏発言を見る - Skepticism is beautiful:ABO FAN 2008/08/11 22:17

    池内了『疑似科学入門』の血液型性格判断への言及について、血液型性格判断擁護者としてとても有名なABO FAN氏から具体的な指摘が出ています。実際のところ『疑似科学入門』にはこの手のダメな批判が散見されるので、私も「論じている対象に詳しくないために生じた「事実誤認」「ダメな批判」「間違い」が散在しているように見える。」と以前のエントリで指摘しています*1。以下にABO FAN氏のコメントを引用します。 さて、やっと『疑似科学入門』を読了しました。 労作でよいだと思いますが、残念ながら「血液型と性格」に関しては科学的に間違っていると言わざるを得ません。 次は、6ページからの引用です。 −−−−− そもそも人間を4種類だけで分類することなんかできないから、血液型に科学的根拠がないのは自明のことである。 −−−−− しかし、この部分には、心理学者からの反論があります。 −−−−− 菊池聡 不可思

    特殊な選択的思考の実例としてABO FAN氏発言を見る - Skepticism is beautiful:ABO FAN 2008/08/11 22:17
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    ublftbo 2008/08/05
    お、ABO FAN氏が出現。
  • 科学はその成功ゆえ誤解される運命に - 僕と懐疑の関係

    既にどこかにもっと分かりやすい適切な話がありそうなのですが、「はてな」というエントリの「謙虚さが足りない」に対し脊髄反射的にエントリを上げてしまいます。一応、自然科学を頭に置いてますが、科学と呼ばれるのが適切な分野なら殆ど当てはまるものと思います。脊髄反射的なので、散漫な文章です*1。 科学は万能か? 「まともな科学者で科学を万能だと思っているような人はいない」というFAQとして有名なぐらい明確に答えられます。万能なんかじゃありません。もう、問われる前から「当たり前」だったんです。 論理で、「演繹」とか「帰納」とか出てきましたよね。帰納は論理的にも絶対的な真にはならないという話も知っている人の方が多いかもしれません。100人の人を集めてきて、陸上短距離100m走のルールで100mを10秒代で走る人が居なかったからといって、100mを10秒代で走る人が存在しないわけではありません。101人目

    科学はその成功ゆえ誤解される運命に - 僕と懐疑の関係
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    ublftbo 2008/08/04
    素晴らしい
  • 相手の態度はコントロール不可能ではない - 僕と懐疑の関係

    批判されて、なるほどわかりました、となる人は少ない - カナかな団首領の自転車置き場と、ぽりあんてなというエントリを読んだ。どちらも、批判や議論、説得のコミュニケーションに関する話です。ニセ科学批判の話が前提にある模様。 批判というコミュニケーションは失敗し続けてきた 「批判されて、なるほどわかりました、となる人は少ない」では、批判したからといって相手がそれを受け入れることはそんなに期待できない。でも、ギャラリーへの影響を考えると無意味ではない。といったような、もっともなことが書かれています。 この話がもっともな話であるということは、批判というコミュニケーションが相手の意見を変えるという視点で見た場合は失敗し続けてきたということを意味しています。 新たな対処が必要なのではないか 「明るい懐疑とコミュニケーション」では、説得のやり方次第で、相手に与える影響が違うということに焦点を当てています

    相手の態度はコントロール不可能ではない - 僕と懐疑の関係
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    ublftbo 2008/06/23
    同意。私は基本的に、「自分のせい」にする、に近い感じですね。もちろん、全ての責任が自分にある、というほど極端なことは考えてませんけれど。それはある種の思い上がりだしね。
  • あなたのいう常識は本当に常識なのか - 僕と懐疑の関係

    人に教えるときの常識 - 遥か彼方の彼方からという記事を読んだ。私が、この記事の内容で強く感じるのは、常識や最低限の知識がないとかあるとかの問題ではなく、それを指摘することの「影響力」でした。 注:原理原則に言及する意図はなく、あくまで留意点の指摘*1です。 議論における常識 私たちのような非合理批判(ニセ科学批判など)の議論をしている人は、ときに「常識」を持ち出して話を進めたくなる場合があるかと思います。 でも、当にそれは世間の常識なのでしょうか?たとえ、あなたが常識だという、その意見の方が正しいとしても、それは懐疑主義者という特殊なコミュニティの中でしか通用しない常識ではないでしょうか?ニセ科学批判という文化の中での常識ではないでしょうか? よく出る例で言えば、「悪魔の証明」とか「反証可能性」とか「3た論法」とか…、「相関関係と因果関係の混同」とか、一般的には全然常識的な知識ではあり

    あなたのいう常識は本当に常識なのか - 僕と懐疑の関係
    ublftbo
    ublftbo 2008/06/20
    常識がないと指摘して、というのは、相手の自尊心をたたいて動機付けを行う、という方法だろうけれど、それが有効な文脈というのは、限られてくるでしょうね。少なくとも、私は使わない。
  • 信奉者の説得について - 僕と懐疑の関係

    信奉者の説得について、色々な意見が出ています。なかなか高尚な意見が多いなというのが正直なところです。 poohさんエラー:So-netブログのコメント欄に端を発し、TAKESANさんのところ(説得という事: Interdisciplinary)や、id:dlitさんのところ(「ビリーバーは説得できない」について - 思索の海)でもエントリがあがっている。 相手に直接伝えることの問題 正直な話、問題はもっと下世話なところにあると思います。私が考える「信奉者は説得できない」という発言の問題は、批判者がそれを明言すること自体にあります。「あなたはバカなので説得できるわけありませんよね。*1」と言われた時に、誰がその人の話をひとまず聞いてみようと思うでしょうか?*2 いや、もちろん聞く人もいるでしょう。しかし、その人は高い確率で「批判の反論」又は「自身の正当化」という強い動機付けができています。そ

    信奉者の説得について - 僕と懐疑の関係
    ublftbo
    ublftbo 2008/06/19
    どういう言葉を使わない方が良い、という議論は、とても難しいものがあります。 / SSFSさんは、あの長い長いやり取りの中身を、失念してしまわれたようです。
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