日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長は26日、30日に自身の後援会が大阪市内のホテルで開く政治資金パーティーを原則非公開とする方針を表明した。一方で、1枚1万5千円の入場券を購入すれば映像以外の取材を制限しない考えも示した。券の代金は経費との差額分が開催者側の政治資金となる。市役所で記者団の質問に答えた。 橋下氏は平成20年2月の大阪府知事就任後、毎年パーティーを開催しているが、非公開とするのは初めて。理由について「(報道の)カメラがない方が、もっと大胆に自分の思いを率直に伝えられる」と強調。「公開にしていた方が、ある意味例外ではないか。僕がしゃべる内容の著作権は僕にある」とも語った。 「話を聞きたければ政治資金を出せと言っているのと同じだ」との報道陣の指摘に対し、「それでいいんじゃないか」と述べた。