香川にうどんの怪獣「ウードン」が出現-。その土地ならではの特徴や観光名所、特産品の名称をもじったユニークなご当地怪獣が各地で登場している。目的は「地球侵略」ではなく、地域の魅力を全国にPRするのに貢献すること。重責を背負い、はたして期待に応えられるか。 あの寒河江さん…秋田は温泉「タマグラー」、高知は清水サバ「サバサバラー」 仕掛け人は、特撮美術を手掛けるフィギュア造形作家の寒河江弘さんと脚本家の村井さだゆきさんら。「地域に愛される怪獣をつくりたい」とデザインや生い立ちストーリーを創作し、広告会社の協力も得て昨年4月から特設サイトで公開。地域のPRポスターなどに利用してもらうことを想定しており、42都府県の44体(12日現在)に達した。月内にも全都道府県で出そろう見込み。 香川県のウードンは、四国八十八カ所巡りで、うどんを食べた男性お遍路が、そのうまさにとりつかれてうどん巡りを続けるうちに