エルサルバドルのナジブ・ブケレ大統領(2022年11月23日撮影)。(c)MARVIN RECINOS / AFP 【5月12日 AFP】暴力事件が多いことで知られる中米エルサルバドルのナジブ・ブケレ(Nayib Bukele)大統領は11日、2019年の就任以来、殺人事件が1件もなかった日が365日に達したと宣言した。 ブケレ大統領は約1年前、組織犯罪との「戦争」と、非常事態を宣言。これにより、これまでにギャングと疑われる6万8000人以上が令状なしで拘束された。 ブケレ氏はツイッター(Twitter)への投稿で「2023年5月10日は、全国の殺人件数ゼロだった。これで365日、丸1年、殺人事件がない」と主張した。 この数字について大統領府報道官はAFPに対し、連続した日数ではなく「2019年以降、殺人が起きなかった日の累計」だと説明。ブケレ氏の政策によって「エルサルバドルは世界で最も暴