アメリカのフェイスブックは26日、株価が20%近い大幅な下落を記録し、これによってフェイスブックの時価総額は日本円で13兆円余り減少し、一日当たりの損失としては過去最大だと伝えられています。 株価に発行済みの株式数をかけた、いわゆる時価総額で、フェイスブックは前日まで世界有数の70兆円近くの企業価値がありましたが、この日だけで1200億ドル(13兆円余り)の企業価値を失った計算になります。 これは東京都の当初予算のほぼ2年分に匹敵するもので、アメリカのメディアは、一日当たりで失われた額としては過去最大だと伝えています。 フェイスブックは前日の25日に決算発表を行い、増収増益となりましたが、ことし3月に発覚した大量の個人データの流出や、ヨーロッパでの厳しい情報管理規則に伴って今後情報保護のシステムなどに多額のコストが必要になり、成長のスピードが鈍るという見方が強まっていました。 市場関係者は
![フェイスブック 一日で13兆円消えた 株価が約20%下落 | NHKニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/28e813a9d0b8114f74ac5a9192effc0df4a5e227/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fhtml%2F20180727%2FK10011551211_1807271127_1807271133_01_02.jpg)