ミャンマー情勢は率直なところまるでわからない。なので、この件についてはノイズのようなものをブログで流すのはよくないのではないかとも思っていたが、これだけの騒ぎになるのだから、時代のログとして少しメモを残しておきたい。 まずミャンマーの政治状況についてなのだが、このブログでは3年前こ「極東ブログ: ミャンマーの政変、複雑な印象とちょっと気になること」(参照)で触れたことがある。この構図が今回の情勢の背景にもつながっているだろう(つまり軍内部の問題があるだろう)と思われるのだが、そうした背景まで含めた報道は、今回の騒ぎを報道するメディアではあまり見当たらないように思える。 全体構図からこの騒動を見て、誰が利して誰が困惑するかとだけ問えば、英国が利して、中国が困惑するとなるだろう。つまり大筋としてこれは中国潰しということだろうか。困惑の度合いは、毎日新聞記事「ミャンマー:中国、対応に苦慮 資源確
阿部重夫主筆ブログ「最後から2番目の真実」 2007年9月29日 [メディア論] [ネットとメディア]ニュースサイト戦国時代2――ヤフー包囲網の底抜け 私の古巣は新聞社だから、今回のニュースサイト大再編はもともと他人事ではない。私が記者だった時代にも、QUICKなどの速報媒体へニュースを送っていたから、紙と電子メディアの相克は身をもって知っている。 それゆえ、新聞側がヤフーに感じる脅威感はよくわかるつもりだ。しかしFACTAはヤフーと記事提供(雑誌掲載記事の一部)の契約を結び、インターネットではコンテンツ・プロバイダーの立場でもある。攻める側、守る側の両方を見ているのだ。 現在、ヤフーのニュースサイトに読売は記事を提供しているが、朝日、日経は提供していない。共同通信もモバイルを除いては提供をやめた。しかし、毎日、産経、時事のほか、AFPやロイターなど70社がヤフーにニュースを提供している。
フランス父親事情 作者: 浅野素女出版社/メーカー: 築地書館発売日: 2007/03/01メディア: 単行本 クリック: 20回この商品を含むブログ (14件) を見る フランスに住む女性が、フランスの男性にインタビューを行い、それをエッセイ風にまとめている本である。浅野さんは、父親について考える事は、母親について考える事でもある、という。浅野さんは、母親だけの育児が、閉じた母子関係につながっていくことに警鐘を鳴らしている。母親の愛情が深いだけに、愛情は自己愛に変質しやすく、ときに子どもを支配する暴力になることを指摘する。その母子関係へ介入する他者として、父親が求められているのだ、と浅野さんはいう。 この本では、なにより、フランスの父親たちのエピソードが面白い。ある産院では、父親学級が開かれる。その中には、男性のみのグループミーティングのプログラムが準備されている。男性の産科医のファシリ
OKWave PC版の推奨環境を変更いたしました[2015/9/30] いつもOKWaveをご利用いただきありがとうございます。 本日2015年9月30日(水)より、OKWave PC版の推奨環境範囲が変更となりました。 詳細は下記をご覧ください。 ・OKWaveコミュニティーの推奨環境について http://faq.okwave.jp/EokpControl?&site=guidePC&tid=104435&event=FE0006 【変更前】 ■ブラウザ(インターネット閲覧ソフト) Microsoft Internet Explorer 8.0以上 ↓ ↓ 【変更後】 ■ブラウザ(インターネット閲覧ソフト) Microsoft Internet Explorer 11.0 【注意事項】 ※変更後「Internet Explorer 8〜10」(IE8〜10)からの利用ができなくなるとい
WordPress2.3へアップデートする際に問題点をチェックできるプラグイン -Upgrade Preflight Check 2007年9月25日にリリースしたWordPress 2.3は、今までのものに比べ仕様が大きく変更されています。 Upgrade Preflight Checkは、その仕様の変更で問題を起こすプラグインとテーマをチェックできるプラグインです。 WordPress Upgrade Preflight Check 日本語版のWordPress ME2.3は、2007年9月28日現在公開されていません。 WordPress Japan Upgrade Preflight Checkの導入方法 下記ページより、「Upgrade Preflight Check」をダウンロードします。 WordPress Upgrade Preflight Check ダウンロードした「u
来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…
音楽の音階を光る鍵盤上で可視化するMP3プレイヤー スポンサード リンク ・音階に合わせて鍵盤が光るWAV, MP3プレーヤー http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se380045.html MP3を再生しながら音階を鍵盤上に表示するソフトウェア。普通の音楽は複数の音がかさなているので、一定以上の音量の音に対して反応する仕組み。耳コピー支援ツールにもなる。楽器やボーカルのソロ楽曲で試すと、結果がわかりやすい。 「 【主な機能と特徴】 ・WAV, MP3ファイルの再生を開始すると、音階に合わせて鍵盤が光ります。 ・鍵盤を光らせる音量レベルのしきい値を自由に設定することができます。 ・プレイリストを搭載しているので、複数ファイルの連続再生が可能。単に音声プレーヤーとして使うことも できます。 ・再生速度を変えることができるので、聞き取りにくい部分をゆっ
日本の社会システムは、欧米から輸入された部分と日本独自の部分があって、和魂洋才の二重構造になっていることは、今では広く知られている。ひとことで言えば、社会と個人で成立しているシステムを輸入する時に、日本では「世間」というローカルなシステムを温存し、社会と個人の間にこれを再配置した。 たとえば、自然災害があった時に、自衛隊が避難所の公民館まで食料を届けてくれれば、それを各人に分配するのは「世間」の仕事になる。実際の運用は違うかもしれないが、そのような形で人は「世間」をイメージし、これに縛られつつ貢献してきたのだ。 社会、あるいは公共性とは、日本においては、複数の世間の間に立つ調停役でしかない。所属する世間を持たずに名刺の肩書に書けるような世間の中でのポジションを持たない者は、社会の一員とはされなかった。社会と個人の間にダイレクトな接点はない。必ず、個人は世間と通して社会と相互作用をする。個人
フェロモンボディのボディソープを買いました。 スリミング・セルライト対策のソルト系のボディソープとしてクチコミでも割と評価... 「美白フリークの愛用する6つの日焼け止め」で触れたイプサのプロテクター・デイシェルター・ブライトビジョンをまた買いました。 ...
世界はあるようにあるのであり、それは変わらない。人間が何をしようとも、変わらない。その世界において可能なことは、既に世界において決まっていて動かない。 人間に可能であることは、世界において可能であることの部分集合である。人間の可能性が広がるとは、世界において可能であるが人間の手において可能ではなかったことが、新たに人間の手において可能になることである。世界そのものが変形したわけではない。だから、それは私たちにとっては創造的なもの、「発明」と呼びたくなるようなものに見えるけれど、実際には、世界の側から見ればそれは以前から既にあったものであり、その意味で、それは「発見」されたものである。不可能を可能にするとは、人間の限界を飛び越えることであり、世界の限界を飛び越えることではない。それはありえない。
だいぶ前に「池内紀氏が嫌い」と日記に書いたことがあるけれども、頃日こちらの記事を読んでその理由が自分なりに明確になった。なるほど彼はそういう態度で翻訳にあたっていたのか、と目からうろこが落ちた。 池内氏の翻訳態度を自分なりに総括すると、原文を尊重しないこと、これに尽きる。もちろんそれが端的にいけないというわけではないし、場合によっては相当な効果を生むこともあるだろう。しかし、である。こういう態度は、原著者よりも翻訳者のほうがえらい、という見識のあらわれでもあるのではないか。あるいはそこまでいわなくても、翻訳者はテキストを自由に編集する権利がある、と本気で信じているのではないか。 編集、それはふたつのもののあいだをとって調整する、ということだろう。同じく中間的存在であるという点で、それは翻訳という作業と馴れあいやすいのかもしれない。しかし、両者はあくまでも別物だ。編集ということをいろんなもの
kanjinai さんのエントリーを読んで、いくつか気づいたことがある。 引用されているヤフーのアンケートサイトであるが、 鳩山邦夫氏が法相退任会見の中で、「法相が絡まなくても、死刑執行が自動的に進む方法があれば」と発言。この案に賛成? 反対? http://polls.dailynews.yahoo.co.jp/quiz/quizresults.php?poll_id=1304&wv=1&typeFlag=1 この設問にはひっかかりを感じる。 「死刑執行が自動的に進む方法」というが、鳩山さんが問題視する刑事訴訟法・第475条を改正したとしても、決して死刑執行は「自動的」には進まないと思われるからだ。 死刑制度は、刑務所で死刑囚の絶命に関わる人、つまり、死刑執行を業務とする刑務官を必要とする。死刑にどのような手法を用いるにせよ、他者の絶命に直接に手をくだす人間の意志が介在しなければ、死刑制
最近ちょっと旗色が悪くなってきた小林です。大卒中卒論争が起こって、大卒の私はちょっと立場が悪いです。しばらくしたらカナメさんが何かしら書いてくださるはずです。 そんなわけで「氷河期世代の形成と赤木智弘」ですが、今回は私も経験した、経済情勢と雇用の話を書きたいと思います。 ================================================= もしも「失われた10年」がなければ、あるいはバブル崩壊がなければ、と氷河期世代としては思う。私が中学校に行っていた1990年代前半から不況だったが、大学を出るころには、さすがに景気は上向いていると思っていた。だが、2000年代前半になっても、景気は回復しなかった。 景気の動向と就職のよしあしは、密接に関係がある。また、不景気になると採用を手控えるが、それは中高年の雇用を守るためのものである。人件費を減らすためには、人員を減ら
あまり触れたくなかったのだけど、どうしても明らかにしておきたいので書くことにした。 光市母子殺害事件で、橋下徹弁護士が「説明責任を果たせ」と叫び、弁護団へのバッシングが未だに続いている。「凶悪犯を弁護することが許せない」という刑事弁護への究極の無理解、もはや説得や相互理解が不可能な意見はさておき、いったい何について説明が足りないのか、俺はよく理解できないでいた。 差し戻し審の弁護団は会見や資料提供など、橋下弁護士が騒ぐ前から行っていた(それをメディアがどう取り上げるか、それは弁護団の責任ではない)から、橋下弁護士がそれを知らなかっただけだろう。 今回、橋下弁護士のブログで、何について説明が足りないのか、憤りの理由がよく分かった。光市母子殺害事件弁護団に僕が求めたのも、事案の詳細を語れと言ったわけではない。 主張の変更の理由、すなわち1審・2審の弁護士は何をやっていたのかきっちりと説明しろと
音響機器メーカーのボーズは2007年9月27日、今秋に発売する新製品群を発表した。注目は小型スピーカーの「M2(Computer MusicMonitor)」。デジタルアンプを内蔵しているため、パソコンやiPodなどの携帯音楽プレーヤーを接続して音楽を楽しめる。特徴は、手のひらに乗るほどの大きさでありながら、高級オーディオスピーカーに匹敵する高い音質を備える点。アルミ製のきょう体の左右側面に空けられた穴に独自の工夫があり(ハイパーレゾネーターと呼ぶ)、大型スピーカーと肩を並べるほどの迫力ある低音も再生できる。大きさは幅65×奥行き123×高さ122mm。価格は3万9480円で、11月1日に発売する。 実はM2は、2006年3月に発売した「M3(Micro MusicMonitor)」(4万9980円)の姉妹機種に当たる。「M3は、同社を創業したアマー・G・ボーズ博士が長年追い求めてきた理想
という米AdWeekの記事(「Are Web Giants Looking to Edge Out Ad Agencies? 」)Google last week confirmed the development of a "Creative Lab," charged with developing ad concepts using its many products and technologies. To head the effort, Google poached Ogilvy & Mather New York president Andy Berndtグーグルは、広告のコンセプトを開発することを目的にした「クリエイティブ・ラボ」という部署を新設し、広告業界の大物をリクルートしたらしい。(超意訳byゆかわ) 大手広告会社は、競合の広告会社よりも、グーグルやマイクロソフトを警
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