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ブックマーク / kechack.hatenadiary.org (20)

  • 貧困問題の最終解決 - Munchener Brucke

    朝生のネタに戻る。もやいの湯浅誠氏が「我々はいつまで我慢すればいいのか」と言った一言が非常に印象的であった。自民党の世耕議員は「スキルがなければダメだ」と言い放った。それは間違いではないが、政治家としては無責任である。 世耕議員はサッチャー主義を信奉しているようだが、確かにサッチャー政権は弱者に厳しい上にスキルのない国民を自己責任として放置した。それでは却って国益にならないとスキルを得るチャンスに恵まれなかった国民に職業訓練のチャンスを与えようとしたのがブレア政権であった。 世の中には誰でもできる仕事が沢山あり、とにかく誰でもいいから低賃金で雇いたいと言う産業界のニーズがある。そのニーズに呼応するためにはスキルを得る機会を持たなかった人間を犠牲者としてその需要に当てはめるのは実に好都合だ。しかし、一見人件費を抑えられるために企業収益に貢献するようにも見えるが、これではいつまでたっても国が豊

    貧困問題の最終解決 - Munchener Brucke
    ushiwatat
    ushiwatat 2008/05/25
    |教育には金を惜しんではいけない| |日本が豊かになるためには、中卒や高校中退は少なければ少ないほどいい。貧乏で高校に行けないという状況は根絶せねばならない。|
  • 国民のマジョリティーは新自由主義でも社民主義でもない - Munchener Brucke

    新自由主義か社民主義かという議論は、正直空振りにあることが多い。なんやかんや、日で常に支持されているベタな考えは「税金の無駄遣いをやめて、その分で社会保障を充実」という思想だからだ。これは55年体制時代から、現在まで何ら変わっていないということをこの頃痛感する。 55年体制というのは、公共事業型「大きな政府」の自民党と、社会福祉型「大きな政府」の社会党という対立構造であった。社会党は既に大きな政府である現状で更に大きな政府にするための「増税」を謳うことはなく、基的に「税金の使い道を変える」ことを主張し、政府の増税策に対しては常に反対する立場を取ってきた。これについては共産党の同様の立場であった。 80年代末に、保守政治家の中から「税金の無駄遣いを止める」というような税金の使い道を変える議論が盛んに為されるようになった。その中で起きたのが自民党の分裂と新生党、新党さきがけ、日新党の誕生

    国民のマジョリティーは新自由主義でも社民主義でもない - Munchener Brucke
    ushiwatat
    ushiwatat 2008/02/11
    |日本で常に支持されているベタな考えは「税金の無駄遣いをやめて、その分で社会保障を充実」という思想だからだ。これは55年体制時代から、現在まで何ら変わっていないということをこの頃痛感する。|
  • ホンネ射精型オナニーの時代は終わった。−倖田來未発言にみる− - Munchener Brucke

    倖田來未さん「35歳超は羊水腐る」 謝罪し活動自粛 2/2朝日 90年代後半から昨年あたりまでは「ホンネ射精型オナニー」の時代だったと思が、最近はあまりにも酷い「ホンネ射精」に対して厳しい目が向けられるようになってきたと思う。もちろん、これが石原慎太郎の発言だったら許されたのかもという疑念はまだ拭えないのだが…。下品な言葉を使わせてもらうが、下品な行為の説明なのでご容赦願いたい。 これは、「言ってはならない」ことや「みなが躊躇して言わないこと」をズバズバ言って、快感に浸る行為である。昔から、赤提灯などではよく見られた。「女の子はやっぱり結婚したら会社を辞めるべきだ。」とか、「女子社員なんて能力はどうでもいいから、ちゃんとかわいい子を採用して欲しいようね」とか、社内で発すことが不可能になった発言を中年社員が話しているのをよく耳にしたものだ。発言がタブー化されるほど、それを破って言葉にすること

    ホンネ射精型オナニーの時代は終わった。−倖田來未発言にみる− - Munchener Brucke
  • 全国紙の増税マンセー一色は異常。新聞は死んだ。 - Munchener Brucke

    元旦に読売、産経の保守紙2紙が相次いで消費税UPを是とする社説を発表した。実は昨年に左よりと言われる朝日、毎日も消費税UPを是とする社説を発表している。政治の舞台では、民主党が増税なしに特別会計の一般財源化と歳出削減で社会保障費を捻出すると主張している他、自民党内ですら増税を是とする財政再建優先派と歳出削減と景気回復で税収を確保すべしという上げ潮派が対峙しているのに、マスコミが一極に偏っているのはシラケも甚だしい。なぜこのような不毛な状況になったのか? そもそも増税に対する考え方にねじれが存在する。日で保守流と呼ばれる自民党内の官僚出身者を中心とするグループの基思想の中に「国民が嫌がる政策を、丁寧に国民に説明して理解して実行できる政治家が素晴らしい政治家である」というものがある。一方、55年体制下で野党は一貫して増税反対の立場を取ってきた。日国内では与党=保守=増税は是/野党=革新

    全国紙の増税マンセー一色は異常。新聞は死んだ。 - Munchener Brucke
  • なぜ?今、医師が不足しているのか - Munchener Brucke

    ちなみに厚生労働省は未だに「医師が不足している」という状況を認めていない。地域的偏在と診療科別の偏在を限定的に認めているに過ぎない。しかし農村部から都市近郊に至るまで医師が不足している状況で既に偏在とは言えない。診療科別では特に小児科、産婦人科での医師不足が深刻である。 医師が不足する状況に至ったのは、政府が意図的に医学部の定員削減を推進した政策ミスであり、人災なので、余計に「医師不足」を認めたくないのであろう。 ちなみに、医師の需給や医学部定員削減のプロセスは役所のサイトに公表されている。 厚生労働省 http://www.mhlw.go.jp/shingi/2005/10/s1028-6c.html http://www.mhlw.go.jp/shingi/2005/02/dl/s0225-4e1.pdf 文部科学省 http://www.mext.go.jp/b_menu/shing

    なぜ?今、医師が不足しているのか - Munchener Brucke
  • 「大きな政府」VS「小さな政府」という構図では理解できない最近の政治潮流 - Munchener Brucke

    最近の政治の潮流は「大きな政府」VS「小さな政府」という構図では理解不能である。最近自民党内で主流となりつつある増税路線とそれに対立する流れから、最近の潮流を紐解きたい。 55年体制というのは、保守も革新も「大きな政府」で、それぞれが公共事業に使うことを優先する派と社会保障に使うことを優先する派で対峙していただけであった。80年代後半から新自由主義という思想が入り込み、税金も少なくして予算も減らすという「小さな政府」という考え方が入ってきた。それ以降は専ら「大きな政府」VS「小さな政府」という対立構造で語られるようになり、朝日新聞等の左派メディアも含むマスコミを通じて「小さな政府」が是であるという洗脳合戦が繰り広げられた。 ただ新自由主義というものが非常に歪んだ形で、表面的に支持されるような虚像が続き、これが結果的に新自由主義の失敗に繋がったと思う。 まず自民党のスポンサーである財界だが、

    「大きな政府」VS「小さな政府」という構図では理解できない最近の政治潮流 - Munchener Brucke
  • 消費者はバカなのだ! - Munchener Brucke

    農業関係のエントリーを書いていて、つくづく思ったのが、いかに消費者がバカであるかということだ。 90年代に勃興した消費者利益至上主義みたいのに毒された病人がいかに多いことか。これはクスリを飲ませた程度では直りそうもない。 生産者は消費者の望むものを作れだと? 何を偉そうに! 馬鹿な消費者は曲がっていないまっすぐなキュウリとか、イボの少ないツルツルしたキュウリを欲しがる。 そして農協はそういうのが売れるからと農家にそのような農産物を作らせる。そんな馬鹿げた光景がどれだけ日文化を貧しくさせたか。 また今の消費者は旬を知らない。取れる時期や産地によって味が全然違うのに、何も考えずに自分のべたい時に適当に買い物をする。 当は生産者はバカな消費者に、この時期のこの野菜が一番美味いとか、この品種は見栄えは良くないが美味いとか、そういう生きた知識を教えてあげればいいのだ。三流学者やコンサルタン

    消費者はバカなのだ! - Munchener Brucke
    ushiwatat
    ushiwatat 2007/10/29
    コメント欄も。 |需要迎合型の間違ったマーケティングを植えつけて、世の中を貧しくしているのである。バカな消費者に迎合し、三流コンサルタントの言うことを聞いていたら、日本の農業は滅びるであろう。|
  • みのもんたがネットウヨの攻撃に晒されている - Munchener Brucke

    最近みのもんたがネットウヨの攻撃に晒されている。 彼が、沖縄戦教科書記述問題で、沖縄県民の心情に理解を示し、検定を批判しているからだ。 みのもんた激高「沖縄の強制自決は否定できない事実だ!」:朝ズバッ!:J-CAST テレビウォッチ 「みの様」が「つくる会」のヤラセ教科書検定を断罪 - ▼CLick for Anti War 彼は小泉-安倍時代を通じて、世論が権力に共鳴する媒体の役割を果たし、常にサヨクの攻撃対象であったことを考えれば、特筆すべき出来事かも知れない。 だが実はみのもんたは首尾一貫している*1のである。常に被害者感情を最大化するという立場を取る。むしろ保守・サヨク関係なく、あらゆる政治セクトは都合のいい時は被害者感情を利用し、都合が悪いと否定するダブスタを導入しているのである。 20世紀までの日の保守はハードボイルドであった。国民感情に流されず、現実的利益を直視していた。一

    みのもんたがネットウヨの攻撃に晒されている - Munchener Brucke
    ushiwatat
    ushiwatat 2007/10/15
    |今世紀に入ってからであろう。保守派が急激に扇情的になった。拉致問題と北朝鮮制裁や犯罪被害者問題と厳罰化、いろいろなテーマで保守派が被害者感情を利用するようになった|
  • バラマキは悪なのか? - Munchener Brucke

    「自立できるためにイニシャルコストを投じるのは是。自立できない者にランニングコストを投じ続けるのは否」財政や税制の思想は、このような思想に支配されている。特に新自由主義が影響力を持つ80年代以降、この考え方が徹底されてきた。もちろんこの考え方は間違いはない。 ただ障害者自立支援法も生活保護の削減も、この思想に基づいて施行されてきた。日の農業政策もそうだ。農業土木は農業を強くして自立させるためのものだから是で、農家への所得保障はバラマキなので否。最近の政府や自民党の政策はこの思想で一貫している。 この前の参院選での自民党の敗北は、この思想に拘束されたことに尽きると言えるかも知れない。当の弱者はもはや自立は不可能で、自立を是とするイデオロギーを一方的に押し填めても、現実的には死ぬだけである。二世議員や官僚出身議員の多い自民党には、現場の当に窮している人の声が届かず、官僚の作った法律やその

    バラマキは悪なのか? - Munchener Brucke
    ushiwatat
    ushiwatat 2007/10/09
    |大都市部では「バラマキは悪である。」という信仰が強烈に浸透している。新自由主義に対する疑念が都市部でもある程度拡がってきた今でも、この部分は不変| 「バラマキだから批判する」は無意味。政争の具…。
  • 沖縄戦教科書記述問題 - Munchener Brucke

    当初この問題は沖縄県でもそれ程大騒ぎはされていなかった。流れを変えたのは民主党の川内博史議員が、教科書調査官の村瀬信一氏が「つくる会」教科書の監修者で日近代史の権威とされる 伊藤隆氏の門下生であることを指摘した国会質疑であったと思う。この問題はまだ真相が明らかになっていないが、教科書調査官の人選段階に於いてかなり政治的思惑が働いているという疑念を持たれて仕方ない事実である。 この問題については以下のブログが詳しい。 世界の片隅でニュースを読む 教科書改竄の「黒幕」 今日読売新聞が沈黙をやぶって、文部科学省よりの見解を出した。 沖縄集団自決 検定への不可解な政治介入(10/3読売社説) 「史実に基づいて執筆されるべき歴史教科書の内容が、「気持ち」への配慮や、国会対策などによって左右されることがあってはならない。」という一文だけ読めばしごくごもっともにも聞こえる。 ただ、沖縄県民は軍の命令の

    沖縄戦教科書記述問題 - Munchener Brucke
    ushiwatat
    ushiwatat 2007/10/04
    |本来、議論が分かれる問題であるにも係らず、結論が出る前に「これが史実だ」と断定し、それを事実上国の見解にしてしまっているのである。|
  • 自衛官の発想=結局官僚主義 - Munchener Brucke

    ヒゲの隊長こと佐藤正久参議院議員の「現場の駆けつけ、敢えて巻き込まれる」発言が問題になっているようだ。現場自衛官の発想の特徴というのは、とにかく自衛隊の活動に縛りがなければないほうがいい。活躍の場が拡大すればいいという単純なものではないか? 論客や政治家の間で争点になる、自衛権の解釈やアメリカとの距離感は実はどうでもいいよな。自衛官の間でも、日米安保堅持より自主防衛主義を支持する意見が強いとの話も聞くが、今は米国の対日圧力によって自衛隊海外派遣の機会を得ており、「自衛隊の活動の機会拡大を後押しするアメリカ大歓迎」というのが音のようだ。ようは、自衛隊仕事が増えれば、主義主張や理由なんてどうでもいいのだ。これは省庁の権益が増えれば増えるほどいいという官僚主義と全く同質のものではないか? 最近は自民党の先生に働きかけて、害獣駆除に自衛隊を活用する法律の制定を準備しているようである。当に自

    自衛官の発想=結局官僚主義 - Munchener Brucke
  • 安倍内閣前半の異常な時代を忘れてはいけない。 - Munchener Brucke

    安倍総理が辞任した。いまとなれば政権末期の迷走ばかりが思い浮かぶが、最初の半年のマスコミや世論の体制翼賛姿勢は脅威であった。そんなこともう忘れている人も多いのか。 やらせのタウンミーティングで世論を捏造して成立させた改正教育法。こんな許せない暴挙にも多くの世論やマスコミは無批判で、現代の諸問題のすべてが教育に起因し教育を変えればよくなるという単純なロジックや、戦後民主主義教育は悪だから変えなければならないという意見に世論の支持が集まった。今でも教育法の改正を安倍内閣の成果として挙げる人が多い。 私に言わせれば、こんなのは悪行であり、成果でも何でもない。百歩譲って成果を認めたとしても、血税を注ぎ込み世論を捏造するような行為は民主主語の死であり、この時点でこの内閣にレッドカードを出すべきものである。私には無批判な世論が脅威であった。 次に脅威であったのは柳沢前厚労相の「産む機械」発言が

    安倍内閣前半の異常な時代を忘れてはいけない。 - Munchener Brucke
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    ushiwatat 2007/09/18
    |この時、私はブログ=体制迎合ツールという嫌悪感を抱かずにいられなかった。|
  • 格差肯定論の嘘。格差社会の中で高学歴志向が減退 - Munchener Brucke

    薄れる高学歴志向、「勉強役立つ」東京低く・国際6都市小学生調査 東京の小学生は、ソウルや北京、ヘルシンキ、ロンドン、ワシントンに比べ、勉強が役に立つと考えている割合が低く、高学歴志向も強くないことが、ベネッセ教育研究開発センターの「学習基調査・国際6都市比較」でわかった。家庭や塾など学校外での勉強時間はソウルや北京の方が東京より長く、東京では勉強する層としない層の二極分化も目立った。  9/15日経 かつて受験戦争が社会問題であった時代、日は一億総中流と言われ、ホワイトカラーとブルーカラー、あるいは大卒と高卒の給与差が世界で最も少ない国とされていた。二浪したら生涯収入が高卒を下回ると言われるくらいにその差が小さかったのである。それでも子どもたちは塾に通い、血眼に勉強していた。 現在、付加価値の高い職業と単純労働者の給与格差が大きく開いている。高卒で就職すると、かなりの確率で一生給料の上

    格差肯定論の嘘。格差社会の中で高学歴志向が減退 - Munchener Brucke
  • 自民敗因は「官僚との癒着」 - Munchener Brucke

    自民党の河野太郎議員による参院選敗戦分析。 最大の要因は、自民党が官僚との癒着を断ち切ってこなかったことによる政策の不安定さだろう。 負け惜しみのように聞こえるかもしれないが、この敗北には喜ぶべきこともある。参議院の過半数を野党が握り、野党議長になることで、国会内の民主主義が復活する。政府案と野党案が国会でぶつかる。 与党自民党も、党部の中での閉ざされた部会での議論ではなく国会のオープンな場での議論を展開していかなければならない。官僚が作った案を部会で一時間だけ議論して承認というこれまでのようなイカサマ党議拘束では、自民党は滅びる。 http://www.taro.org/blog/index.php/archives/695 正直言っちゃいましたね。法律はほとんど官僚が作っている。官僚が必要性に応じて起草して、自民党にネゴ。国民の見えないところで行われている自民党の部会でわずかな時間で

    自民敗因は「官僚との癒着」 - Munchener Brucke
    ushiwatat
    ushiwatat 2007/07/31
    |日本は霞ヶ関が行政の中心であると同時に立法府なんです| cf. http://d.hatena.ne.jp/mkusunok/20070728/nps
  • 共産党の基礎体力低下は予想以上 - Munchener Brucke

    東京選挙区の定員増が決まったとき、これは共産党救済か?と思った。共産党は定数4で当選が厳しくなってきたが、5番目には入れると思った。これで落とすとは、相当組織が弱っていると見たほうがいい。 共産王国であった京都でも2位に大きく離され、当落争いに絡めなくなってきている。

    共産党の基礎体力低下は予想以上 - Munchener Brucke
  • 保守王国に異変? - Munchener Brucke

    1人区での自民党惨敗を保守王国の地殻変動のような表現をマスコミはするが、これはおかしい。 保守的な地域はあくまでも保守的だ。それに民主党は革新政党なのか?実態は保守政党的な側面を多く備えた政党である。小沢一郎という強かな男は、保守地盤では保守的な候補者を用意して確り勝ちに出る。 岩手県、福島県、三重県は民主党が極めて強い地域であるが、保守的な地域でもある。この県選出の民主党議員は保守政治家の色彩が強い。 そもそも保守と革新を対比させること自体が無意味。まだ農村的、都市的の対比の方が実態に合う。55年体制から抜けきれていないのはマスコミだけではないか?

    保守王国に異変? - Munchener Brucke
    ushiwatat
    ushiwatat 2007/07/30
    |民主党は革新政党なのか?||そもそも保守と革新を対比させること自体が無意味。まだ農村的、都市的の対比の方が実態に合う。55年体制から抜けきれていないのはマスコミだけではないか?|
  • 与党敗北民主躍進という結果になったのは? - Munchener Brucke

    話題になるのは年金問題、政治とカネの問題ではあるが、いろいろ外部問題があるような気がする。 小泉政治の矛盾と小泉政治修正への不満 反自民の民意自体が二つの矛盾した潮流がある。主流は小泉時代の地方軽視の構造改革へ不満が時間差になって今になって顕れた。もう一つは安倍政治が小泉政治から逆行して古い自民党へ回帰している不満である。自殺した松岡農相の自殺を巡り、農林予算がばら撒かれ、天下り官僚が肥えていることが目下に晒され、後任の赤城農相は昔ながらの丼勘定の政治資金管理が為されていることが目下に晒された。自民党は金権腐敗時代から何ら変わっていないという印象を与えた。 思えば、郵政選挙の時は都市部で新しい自民党への期待から大勝した一方、地方では相変わらずの古い選挙をして圧勝した。矛盾した民意を総取りして大勝した反動が、矛盾した逆風を諸受けしたことによる大敗である。 自民党の自力低下 統一地方選での自民

    与党敗北民主躍進という結果になったのは? - Munchener Brucke
  • 定率減税廃止は公明党のおかげ - Munchener Brucke

    ほぼ予想とおり、給与明細の手取りが減っていた。 定率減税が廃止されたお陰なのですが、それは庶民の味方、公明党さんのお陰だったりする。 公明党がいかに与党の中で政策を実現してきたかをアピールする公明新聞の企画記事があるのだが、そこで公明党と当時の坂口力厚生労働大臣が汗した姿が記されている。 9月4日。坂口は「坂口試案」を携え、党年金制度調査委員会で改革への思いを披歴した。党も、坂口試案に、党マニフェスト(政策綱領)原案で示した定率減税廃止などの基礎年金国庫負担引き上げ財源案を組み込む形で「公明党年金改革案」とすることを決め、直ちに発表した。 2007年3月2日 公明新聞 まあ、公明党ばかり攻めるのはフェアでないと言う人もいるであろう。 ただ、そもそも定率減税は1999年の小渕内閣時代に法人減税とセットで実施された、恒久的所得税減税であったはずだ。公明党が定率減税廃止を言い出すまでもなく、当初

    定率減税廃止は公明党のおかげ - Munchener Brucke
  • ネット右翼と媚権派 - Munchener Brucke

    ネット界には媚権派と呼ばれる勢力が存在する。ただネット右翼と同一視されることが多く、その実態はよく知られていない。特に左側の人たちにとって、これらを区別するニーズがないのであろう。 その生態の違いは以下の通りである。 ネット右翼は右側からの政権批判も辞さないが、媚権派は政権批判という行為そのものを嫌う。 小泉訪朝の際、小泉首相が料援助を決めたことを批判したのがネット右翼で、拉致被害者家族が首相を批判した際、「小泉首相に感謝しろ!」と拉致被害者バッシングを展開したのが媚権派である。 ネット右翼は安倍総理のアジア外交に批判的であるが、媚権派は理解的である。 ネット右翼は安倍総理の慰安婦問題に関する対米工作に批判的だが、媚感派は理解的である。 ネット右翼は創価学会・公明党に批判的だが、媚権派は創価学会・公明党に親和的で民主党の方をより敵視する。 一応分けてみたが、実際はそんなにきれいに分離しな

    ネット右翼と媚権派 - Munchener Brucke
  • なぜ女性が石原慎太郎を支持? - Munchener Brucke

    朝日新聞社は17、18の両日、東京都内の有権者を対象に都知事選に関する第2回情勢調査を行い、取材で得た情報をあわせて告示前の情勢を探った。現職の石原慎太郎氏(74)の支持が前回調査(10、11日)から拡大し、前宮城県知事の浅野史郎氏(59)にやや差をつけている。石原氏は幅広い層に浸透し、特に女性の支持が伸びた。 3/19 朝日新聞 このニュースはかなり衝撃的だったようだ。特に石原都政に苦い思いをしているフェミニストの方々にはショックだったようだ。なぜ「閉経した女性無用論」「ババア」と侮辱されても、なぜ同じ女性がこうも石原を支持するのか理解に苦しいところであろう。ただフェミニストの方々はアンチ・ジェンダーフリーのバックラッシュについてもう少し客観的な分析ができないと、この流れに対峙する策を打てないであろう。意外なことに現職の石原知事の最有力対抗馬と目される浅野史郎候補が冷静なコメントをしてい

    なぜ女性が石原慎太郎を支持? - Munchener Brucke
    ushiwatat
    ushiwatat 2007/03/26
    「女性の多くは、男性に守られた方がトクだと思っており、やたら権利を主張する女性を苦々しく思っている」「キャリア志向女性」は「政治的には新自由主義」「格差肯定論の多いネオリベ女性は石原慎太郎に流れる」
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