8月4日にYahoo!が米証券取引委員会(SEC)に提出した報告書によると、Yahoo!とMicrosoftの米国内での検索を合わせたRPS(検索1回当たりの収益)が12カ月平均でGoogleの予測RPSの一定割合を下回る場合には、Yahoo!はMicrosoftとの10年間の検索広告提携を打ち切ることができる。 この条項は、検索市場をリードするGoogleに対するYahoo!とMicrosoftの対抗意識をはっきりと示すものであり、10年契約の後期にはその内容が変化する。 契約開始から5年間経過した後は、Yahoo!の米国内でのRPSが12カ月平均でGoogleの予測RPSの一定割合を下回るだけでも、Yahoo!は検索広告契約を終了する権利がある。 Microsoftがアルゴリズム検索事業あるいは有料検索事業から撤退した場合も、Yahoo!は契約を打ち切ることができる。また、Micros