学生向けの技術コンテスト「Imagine Cup 2009」が終わった。大会を通じて明らかになった日本と世界の間にある壁――。これを乗り越えることで、近い将来、日本代表が世界で勝ち抜く日が来るはずだ。 現地時間の7月7日、米Microsoftが全世界の学生を対象にエジプトで開催していた技術コンテスト「Imagine Cup 2009」が終わった。国連が「ミレニアム開発目標」として掲げる8つの社会問題を技術で解決することをテーマに、9つの部門で世界124超の国・地域の学生444人がソリューションを競い合った。 日本チームとして、「ソフトウェアデザイン部門」に出場した同志社大学と京都大学の混合チーム「NISLab++」、「組み込み開発部門」に出た国立東京工業高等専門学校のチーム「CLFS」、「写真部門」にノミネートされた武蔵野美術大学の寺田志織さんの3組が戦いの場に身を投じた。結果は既報の通り