シリア・ラッカ西郊で休息する米国人狙撃手。この狙撃手は、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」との戦闘でシリア民主軍(SDF)と共闘しているキリスト教徒の小規模武装組織「シリア軍事評議会」(SMC)を支援している(2017年6月27日撮影)。(c)AFP/DELIL SOULEIMAN 【6月30日 AFP】イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が「首都」と位置づけるシリア北部ラッカ(Raqa)の奪還作戦で、米主導の有志連合の支援を受けるクルド人とアラブ人の合同部隊「シリア民主軍(SDF)」は29日、ラッカからの最後の退路を断ち、ISを完全包囲した。これに対しIS戦闘員は複数の自爆攻撃を行うなどして反撃した。 在英のNGO「シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)」によると、SDFはISがラッカからの撤退する際に中継地点として使用してき
◆制圧後のモスルで「カリフ」名乗る 武装組織イスラム国(IS)のアブ・バクル・バグダディ指導者が、6月に制圧したイラク・モスルのモスクで、「カリフ」を宣言する映像が公開された。映像には「イスラム国・カリフ・信徒の長」とあり、バグダディは「私が指導者として任じられた」としている。このプロパガンダ映像には宗教的言辞が並んでいるが、「宗教」の名のもとに斬首や住民殺戮を繰り返す過激組織である実態にも留意していただきたい。ISは何を根拠に戦っているのか。その思考や背景を読み解くため検証資料として全文を掲載する。。「カリフ就任」に関するテキスト部分は下のほうの赤文字の箇所。(一部意訳) 映像はイスラム国(IS)の公式メディア部門フルカーンによって公開された。動画は全編21分。撮影されたのは7月4日と見られる。この金曜礼拝の場所は、ISが6月に制圧したイラク・モスル市内にあるアル・ヌーリ・モスクとされる
muricatoday.comによれば、今月はじめに、イラクのモスル(Mosul)とシリアのラッカ(Raqqa)で、アメリカが率いる同盟軍について、焼夷化学兵器の白燐弾を民間人に対して使っているという複数の報告が浮上しました。 一週間の間、米政府と同盟軍は現在まで、この問題ではほとんど沈黙を守っていました。 ナショナル・パブリック・ラジオ(NPR)とのインタビューの中で、ニュージーランド軍のヒュー・マクアスラン准将(Brig. Gen. Hugh McAslan)と同盟軍のメンバーは、はじめて、白燐弾をイラクのモスルでの作戦の間に白燐弾を使ったことを認めました。 「我々は民間人を安全に外へ出すために、白燐弾をモスル西部の中の地域を遮蔽するために利用していました」とマクアスラン准将は火曜日にNPRに言いました。 民間人に対して化学兵器を使う恐るべき性質を疑うかわりに、NPRは准将の所感を繰り
シリア北部アレッポで、城塞から街を見下ろす政権派の兵士ら(2016年12月7日撮影)。(c)AFP/GEORGE OURFALIAN 【6月10日 AFP】シリアは、同国の政府軍と同盟軍が9日、2015年以来初めて対イラク国境に到達したことを発表した。前日には、米国主導の有志連合を攻撃したバッシャール・アサド(Bashar al-Assad)政権派の無人機(ドローン)を米軍戦闘機が撃墜しており、有志連合は政府軍の前進に懸念を表明している。 国営シリア・アラブ通信(SANA)は、政府軍の情報筋の話として「同盟軍と連携している政府軍の部隊がイラクとの国境にようやく到達し」「タンフ(At-Tanf)北東の地域で配置に就いた」と報じている。SANAによれば、政府軍は、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の「最後の」戦闘員が「排除」されたことを受け、この地域に前進したという。 これに先立ち、在英
ラッカ攻略戦が続くシリア戦に関する記事を2つ紹介します。 alarabiya.netによれば、シリア政府の軍用機がユーフラテス川南岸でラッカ市(Raqqa)西方のイスラム国の陣地を攻撃しました。 「空軍は(ラッカ市西部郊外、街から約70kmで)陣地と装甲車両を破壊しました」と国営通信社SANAは言いました。 アメリカが支援する民兵は別に、シリアでのイスラム国の作戦基地を占領するための攻撃第一日目、ラッカ市の端から前進しています。 クルド人とアラブ人戦闘員の同盟、シリア民主軍は今週、北部の町を奪うための攻撃を始めました。 シリア軍はアレッポ州(Aleppo)東部でイスラム国に対して進展をみて、大半がシリア民主軍の支配下にあるラッカ州との州境へ持ってきました。 ロシアが支援するシリア軍とその同盟する民名は、その後、今週隣り合うアレッポ州からラッカ州へ越境しました。 木曜日の攻撃は、ラッカとアレ
◆「トルコ攻撃」呼びかけ【声明後編】 イスラム国(IS)が公開したアブル・ハサン・アル・ムハジール広報官の音声声明の後編。今回の声明では、シリア北部アル・バブでIS地域に攻勢をかけるトルコ軍について触れ、エルドアン政権を背教政府と激しく非難。「あらゆる方法で攻撃せよ」などと呼びかけている。トルコ国内・国外で関連施設、要人などを標的とする襲撃事件が起きる可能性が今後、さらに高まることが予想される。以下、声明後編。(おもに英語版をもとに訳出・一部意訳)声明前編(1)はこちら イスラム国 アブル・ハサン・アル・ムハジール 広報官声明 << 前編 「いまにきっとわが言葉を思い出すときが来よう」(後編) おお、アル・バブとその近郊で戦う殉教の騎士たちよ、ジハードの獅子たちよ! アッラーが諸君の顔を照らし、そのよき奮闘と、そしてトルコ人の背教徒やサハワども(=スンニ派武装諸組織)、クルド人ども、ヌサイ
この写真にはショッキングな表現、 または18歳以上の年齢制限の対象となる内容が含まれます。 ご覧になる場合にはご了承の上、クリックしてください。 【アルビル/イラク 6日 AFP】ムスリムの男性と駆け落ちしたことについてとがめられ、17歳の少女の殺害される携帯電話で撮影された動画がインターネット上のサイトに掲載された。ビデオには少女に対する投石などが記録されていた。 殺害されたのはイラク北部のYazidi地区に住むDoaa Khalil Aswadさんで、彼女がイスラム教に改宗したとして4月7日に兄弟や親族によって殺害された。 動画はクルド系のウェブサイト「Jebar.Info」に掲載されたもので、数分間にわたって路上に横たわる少女に対して複数の男性が蹴りつけ、頭に向かって石やコンクリート片を投げつける様子が映されている。 付近には警察官や大勢の人々が集まっているが、誰一人として彼女を助け
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