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  • 「イスラム国」もまたイスラム : どこまでもイスラム国

    イスラム思想の観点から、イスラム国現象を読み解きます。イスラム国が消滅するその日まで、継続させるのが目標。 「どこまでもエジプト(http://nouranoiitaihoudai.blog.fc2.com/)」著者による姉妹ブログです。 イスラム教の最高権威者の一人であるアフマド・アッタイイブが昨日、アズハル大学での講演会において次のように言いました。 「私はイスラム国がイスラムではない、とは言えません。」 彼の発言の趣旨は、次のようなものです。 私は皆さんがテロやイスラム国とイスラムの関係について質問したがっていることは、わかっています。 だがアズハルとアシュアリー派の立場に立つならば、私は、イスラム国はイスラムではない、と言うことはできません。 なぜなら彼らは我々と同様に、神と終末の日を信じているからです。 彼らは確かに、人を殺したり、磔にしたり、手首を切断したりといった大罪を犯して

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  • イスラム国のコーラン学校 : どこまでもイスラム国

    イスラム思想の観点から、イスラム国現象を読み解きます。イスラム国が消滅するその日まで、継続させるのが目標。 「どこまでもエジプト(http://nouranoiitaihoudai.blog.fc2.com/)」著者による姉妹ブログです。 子供の洗脳教育においても悪名高いイスラム国ですが、イスラム国にある教育機関は軍事訓練キャンプだけではありません。 昨日、イスラム国アレッポ州がコーラン学校の写真を公開しました。 ミンベジュにある学校で、街中には広告看板も出されています。 クラスはレベル別に5つに分けられ、1つのレベルの講習期間が2ヶ月、最後のレベル5だけは6ヶ月かかるそうです。 寄宿舎制のようで、講習者には衣住が保障されるとのこと。 現在、このコーラン学校には90人の生徒がいるそうです。 勉強の様子を見てみると。。。 これがレベル1、初心者クラスです。 男の子ばかり、年齢は10歳以下と

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    vaivie 2016/06/15
  • イスラム国の新たな世界戦略 : どこまでもイスラム国

    イスラム思想の観点から、イスラム国現象を読み解きます。イスラム国が消滅するその日まで、継続させるのが目標。 「どこまでもエジプト(http://nouranoiitaihoudai.blog.fc2.com/)」著者による姉妹ブログです。 リビアにあるイスラム国トリポリ州が、「屈辱から栄光へ」と題する新しいビデオを公開しました。 最初に登場したのは、アブーウマルなるマリ人。 うーん。。。なんてちゃんとしてるんだ。。。 コーラン朗唱もアラビア語のしゃべりも、完璧です。 マリはアラビア語圏ではないので、幼い頃から相当きちんとしたイスラム教育を施されてきた人だと推測されます。 彼はマリ人に対し、マリは神の法(シャリーア)によって統治されておらず、それどころか神に命じられているヒジャーブ着用が禁じられている始末だ、神に反逆をくわだてる国など捨てて、ヒジュラ(イスラム国への移住)してきなさい、と呼び

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    vaivie 2016/06/15
  • イスラム国の終わりは近いのか? : どこまでもイスラム国

    イスラム思想の観点から、イスラム国現象を読み解きます。イスラム国が消滅するその日まで、継続させるのが目標。 「どこまでもエジプト(http://nouranoiitaihoudai.blog.fc2.com/)」著者による姉妹ブログです。 イスラム国中枢部の二大拠点に対する「解放作戦」が開始されて、しばらくたちました。 シリアのラッカに対しては、クルド人武装組織YPGの地上軍を有志連合の空爆が援護するかたちで、そしてイラクのモスルに対しては、イラク政府軍とシーア派民兵が中心となって、攻勢を強めている・・・ような感じの報道が多いです。 ですが、これでイスラム国の終わりは近い!と喜ぶのは甚だしく時期尚早です。 理由は以下です。 1)イスラム国はシリアとイラクにだけあるわけではない。 イスラム国に忠誠を誓った組織は、世界各地に存在しています。なかには一定の領土支配を確立させ、イスラム国から「州」

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    vaivie 2016/06/15
  • 外国人戦闘員16ヶ月で倍増、2〜3割が帰国済み : どこまでもイスラム国

    イスラム思想の観点から、イスラム国現象を読み解きます。イスラム国が消滅するその日まで、継続させるのが目標。 「どこまでもエジプト(http://nouranoiitaihoudai.blog.fc2.com/)」著者による姉妹ブログです。 シリアとイラクで戦闘に参加している外国人戦闘員の数は、2014年6月から2015年12月にかけて倍以上に増加しているようです。 アメリカの調査会社the Soufan Groupのリポートによると、2014年6月に1万2000人ほどいるとみられていた外国人戦闘員は、2015年12月時点で少なくとも2万7000人、多くて3万1000人ほどにまで増加したとのこと。 外国人戦闘員の出身国は86カ国、地域別にみると中東が最も多く8240人、以下マグリブ(8000人)、西ヨーロッパ(5000人)、旧ソ連(4700人)の順に多くの人がシリア・イラク入りしています。

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    vaivie 2015/12/11
  • パリ同時多発テロでイスラム国犯行声明 : どこまでもイスラム国

    イスラム思想の観点から、イスラム国現象を読み解きます。イスラム国が消滅するその日まで、継続させるのが目標。 「どこまでもエジプト(http://nouranoiitaihoudai.blog.fc2.com/)」著者による姉妹ブログです。 13日夜に発生したパリの同時多発テロで、イスラム国が犯行声明を出しました。 しかし長い・・・。今まで私がみたこの形式の犯行声明文の中で、最長です。 音声声明も出されましたが、この声明文を読み上げていただけで、新しい要素はありません。 ただ、例の「カリーバン、カリーバン」がやっぱりBGMで使われていました。。。ロシア機の時の声明でも「カリーバン、カリーバン」でしたし、やっぱりここ一番!って時にはこのナシードなんでしょうね。。。 この犯行声明の概要は、 ・ターゲットは詳細に選定した ・実行したのは若い8人のイスラム国戦士、全員自爆ベルトとライフルで武装し、攻

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  • ロシア機を墜落させたのはイスラム国か? : どこまでもイスラム国

    イスラム思想の観点から、イスラム国現象を読み解きます。イスラム国が消滅するその日まで、継続させるのが目標。 「どこまでもエジプト(http://nouranoiitaihoudai.blog.fc2.com/)」著者による姉妹ブログです。 10月31日にシナイ半島で墜落したロシア機。 やったのはおそらく、イスラム国でしょう。 イスラム国としては、2014年の建国以来最大の金星です。 イスラム過激派一般(こういう括りがどうか?という問題はさておくとして)としても、911以降一番の大金星と言えると思います。 墜落原因はおそらく機内に持ち込まれた爆発物だろうというのが、米英のインテリジェンスの出した結論ですが、私の結論も同じです。ただし私は、「イスラム国資料」とエジプトの空港のセキュリティーチェック等々「エジプト事情」を勘案して、ですが。 まず「イスラム国資料」ですが、ロシア機墜落については彼ら

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  • フランス人戦闘員から難民へのメッセージ : どこまでもイスラム国

    イスラム思想の観点から、イスラム国現象を読み解きます。イスラム国が消滅するその日まで、継続させるのが目標。 「どこまでもエジプト(http://nouranoiitaihoudai.blog.fc2.com/)」著者による姉妹ブログです。 昨日、イスラム国各州は一斉にシリアやイラクからヨーロッパを目指す人々に対する警告の動画を後悔しました。 サラーフッディーン州に・・・ ジャヌーブ州 ハドラマウト州 ハイル州 ホムス州 フラート州 ファッルージャ州 ニナワ州 バラカ州 うーん、壮観。 同じテーマの動画が、これだけ一斉に公開されたのは初めてのことです。 やっぱり動画に関しても、イスラム国の中枢部である程度コントロールしているんでしょうね。 「各州に告ぐ。シリアからヨーロッパに逃げようとする者たちに警告を与える内容の動画を制作して、9月17日に公開せよ。」 みたいな。 これらの動画、とばしとば

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  • イスラム国がカイロでテロ : どこまでもイスラム国

    イスラム思想の観点から、イスラム国現象を読み解きます。イスラム国が消滅するその日まで、継続させるのが目標。 「どこまでもエジプト(http://nouranoiitaihoudai.blog.fc2.com/)」著者による姉妹ブログです。 今朝6時半頃、エジプトの首都カイロ中心部にあるイタリア領事館前で大爆発がおこり、1人が死亡、10人が負傷し、イスラム国が犯行声明を出しました。 これはかなりものすごい爆発で、私はこの「どっかーーーーーーん!」という爆音で今朝目覚めました。 イスラム国のテロの爆音で目覚めるって、なんて素敵な1日の始まりなんでしょう・・・汗 この領事館、うちから1kmくらいのところにあります。 自宅から1kmのところでイスラム国がテロって、なんていうか・・・衝撃っていうのとも違って、いよいよ奴らが攻め込んできたな・・・っていう感じです。 イスラム国がカイロ市内のテロに関して

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  • パルミラ遺跡円形劇場で処刑 : どこまでもイスラム国

    イスラム思想の観点から、イスラム国現象を読み解きます。イスラム国が消滅するその日まで、継続させるのが目標。 「どこまでもエジプト(http://nouranoiitaihoudai.blog.fc2.com/)」著者による姉妹ブログです。 イスラム国ホムス州は昨日、パルミラ遺跡の円形劇場でシリア軍兵士25人を処刑する動画を公開しました。 イスラム国がタドモル(パルミラ)を制圧したとき、この円形劇場で処刑とか、絶対やるだろうな・・・と思いましたが、あまりに想像通りの展開でいろんな意味で恐ろしいです。。。 かつてこの円形劇場では、バレエやお芝居の公演が行われていました。それが今や・・・これですよ。。。 タドモル侵攻時にイスラム国は多くのアサド軍兵士や市民を虐殺したので、この動画に収められた事実は氷山の一角にすぎません。 拘束されたアサド軍兵士は、旧タドモル刑務所に入れられていたようで、処刑を前

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  • イスラム国と国家のメディア戦 : どこまでもイスラム国

    イスラム思想の観点から、イスラム国現象を読み解きます。イスラム国が消滅するその日まで、継続させるのが目標。 「どこまでもエジプト(http://nouranoiitaihoudai.blog.fc2.com/)」著者による姉妹ブログです。 7月1日に行われたエジプトのイスラム国の総攻撃については、不明な点が多々あります。 イスラム国側はエジプト軍兵士80人ほどを殺したと主張、地元病院筋も死者は70人ほどと発表した一方で、エジプト軍当局は犠牲になった軍人は17人だけだと発表。 エジプト軍はそれを裏付ける証拠として、これでもかーっ!!というくらい大量の「テロリストの死体」写真を公開、それらの多くがエジプト軍の軍服を着ていたので病院筋はエジプト軍人の遺体だと勘違いしたのだ、とのことです。 一昨日になって軍は、今度はCGをふんだんに使った「愚かなテロリストの攻撃のシナリオの真実」と題した動画を公開

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  • エジプトでイスラム国総攻撃 : どこまでもイスラム国

    イスラム思想の観点から、イスラム国現象を読み解きます。イスラム国が消滅するその日まで、継続させるのが目標。 「どこまでもエジプト(http://nouranoiitaihoudai.blog.fc2.com/)」著者による姉妹ブログです。 エジプトのイスラム国であるイスラム国シナイ州が今朝から総攻撃を開始しました。 シナイ半島にある15箇所のチェックポイント等に対して、自動車爆弾による自爆テロを3回、RPGや迫撃砲といった重火器を用いた攻撃、戦闘機に対しては地対空砲による攻撃を加えたとのこと。 既に犯行声明も出されています。 犠牲者数はまだはっきりしていませんが、病院筋によると少なくとも軍人64人が亡くなっているようです。 シナイ半島、特にシェイフズウェイドとラファハ、アリーシュでのイスラム国とエジプト軍の間の戦闘は現在も続いており、エジプトはラファハを封鎖してガザとの国境域に援軍を派兵し

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  • 「本当のイスラム」の追求 : どこまでもイスラム国

    イスラム思想の観点から、イスラム国現象を読み解きます。イスラム国が消滅するその日まで、継続させるのが目標。 「どこまでもエジプト(http://nouranoiitaihoudai.blog.fc2.com/)」著者による姉妹ブログです。 イスラム国からフランス人移住者のモノローグを収めた動画が公開されました。 フランス人とはいっても、生まれついてのイスラム教徒ではなく、キリスト教徒として生まれ育ち、イスラムに改宗した人のものです。 改宗フランス人の動画は過去にもありますが、この動画をみて私が理解したのは、 「当のイスラムを追及するとイスラム国にたどり着く」ってことが言いたいんだろうな、ということです。 彼(アブ―サルマーン)の話の概要は以下です。 自分はキリスト教徒として生まれ育ち、5年前にイスラムに改宗した。 きっかけはバイク事故にあったことであり、その後真実とは何かについて探求する

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  • どこまでもイスラム国

    すみません、まただいぶご無沙汰しています。 イスラム国以外のことも書けるように、「どこまでもイスラム世界」というブログを立ち上げました。 関心のある方はご覧になってみてください。 イスラム国が機関誌『ルミヤ』10号を発行しました。 特集は「東アジアにおけるジハード」。 東アジアって・・・というわけで、これは看過できません。 冒頭にはドゥテルテの顔。 「しかしアッラーは彼らの予期しなかった方面から彼らを襲った」という、『コーラン』第59章2節の一部が引用されています。 マンチェスターの攻撃を祝福した上で、イスラム国がイラクで領土を失うことがイスラム国の終焉ではない、それはむしろ、イスラム国を再結成させ、戦いの炎をたぎらせ、「そんなところをイスラム国が統治するようになるとは誰も予期していないような場所」にまで領土を拡大させる動機づけとなるのだ、としています。 そして、それこそがまさにフィリピン

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    vaivie 2015/06/08
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