シリア北部アレッポのマレアにあるリハビリ施設「シリア過激思想矯正センター」でチェスをする2人の入所者(2017年11月30日撮影)。(c)AFP PHOTO / Nazeer al-Khatib 【12月24日 AFP】シリア北部にあるリハビリ施設では、若者たちがチェス盤を囲んだりタバコを吸ったりしていた。イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の戦闘員だった当時は、厳しく禁止されていた行為だ。 反体制派が支配するアレッポ県マレア(Marea)を拠点とする「Syrian Centre for Countering Extremist Ideology(シリア過激思想矯正センター)」にはシリアはもちろん、中東やさらには欧州出身の元IS戦闘員約100人が入所している。 「以前はイスラム国家の樹立を夢見ていた。でも今は、自分たちがかつて信じていたものの何が間違っていたのかを明らかにする講義を受け