正解: d.70℃程度 ミニ解説: 独立行政法人 産業技術総合研究所(産総研)の地熱資源研究グループによると、バイナリー発電は最低で70℃程度の温水があればできる。バイナリー発電機を製造販売している神戸製鋼所の見方も同じだ。
正解: d.70℃程度 ミニ解説: 独立行政法人 産業技術総合研究所(産総研)の地熱資源研究グループによると、バイナリー発電は最低で70℃程度の温水があればできる。バイナリー発電機を製造販売している神戸製鋼所の見方も同じだ。
やや旧聞になりますが、11月の終わりに自動車関連の学会・展示会「FISITA2012」に参加するため、中国・北京に行ってきました。会場となった中国国家会議中心は北京市の中心から北へクルマで40分ほどのところに位置しています。近くには2008年の北京オリンピックでメインスタジアムとなった「鳥の巣」やオリンピックで使われたプール、体育館があり、国家会議中心自体も、オリンピックのプレスセンターとして使われたということです。 今回のFISITAのポスターセッションで、米Delphi社はホンダと共同で開発したディーゼルのクリーン化技術について発表しました。この技術は、一口に言えば始動直後のNOx排出量が多い運転領域で、3元触媒によってディーゼル排ガスをクリーン化するというものです。日本ではすでに2012年5月に開催された自動車技術会の春季大会でホンダが発表しています。 ディーゼルは通常希薄燃焼運転を
どこがダメなのか、日本のエネルギー:小寺信良のEnergy Future(22)(4/5 ページ) 方向を間違えた産業界 再生可能エネルギーの導入を助けるFIT制度。だが、国のエネルギーの流れ全体を考えるなら、発電以外にも目を向ける必要がある。まずは、エネルギーの利用効率についての検討が必要だ。 ドイツのエネルギー利用で特徴的なのが、「熱利用」が盛んなことである。バイオマス発電を含め、火力発電では大量の熱が放出される。一般的に火力発電では、投入する燃料に対しておよそ40%程度しか電力に変換できず、残りはほとんどが熱という形でロスになる。 日本ではここで発生する熱をほとんど利用していない*8)が、ドイツでは安定的な熱利用先を確保することで、発電にかかわる総合エネルギー変換効率を高めている。例えば地方の小都市の熱利用を丸ごと廃熱でまかなうという形だ。 *8) 経済産業省は100~500℃の範囲
Hot Chips 24においてIntelのSanjeev Jahagirdar氏が、第3世代CoreアーキテクチャのIvy Bridgeの電力制御技術を発表した。 良く知られているように、IntelはTick-Tock(日本語ではチクタク)と呼ぶプロセサの開発戦略を取っている。Tockでは、マイクロアーキテクチャを大幅に改良して性能や機能を上げる一方、半導体プロセスは前世代と同じ安定したものを使う。一方、Tickでは新しい半導体テクノロジを使って性能を向上したりチップサイズを小さくしたりするが、アーキテクチャ的には前世代のマイナーチェンジで済ます。新しいアーキテクチャや新しい半導体プロセスの開発には相当なリスクが伴うが、Tick-Tockにすると両方のリスクを一度に背負い込むことが無く、かつ、毎年、性能や機能を改善した新製品を出すことができるというメリットがある。 Ivy Bridgeは
SandyBrige対応のIntel製マザーボード。 純正マザーだけに余分な機能がついておらず、省電力化が容易なため、省電力PCの構築がやりやすい。 ということで今回は、機能云々というよりも、省電力化という点に焦点を絞ってマシンを組み立ててみました。 もちろん、Mni-ITXマザーのほうが省電力・省スペースPCには有利なのでしょう。 ですが、こちらのMicro-ATXマザーだと、PCIスロットなどもついており拡張性が高く、録画サーバーとしての運用も視野に入れられます。 このマザーに搭載できるcore i3などのCPUはTDPが非常に低く、いままでノースブリッジと言われていたチップセットや、グラフィックボードなどのGPUが、CPU内部に統合されているために、マシンそのものの消費電力が抑えられています。 似た用途のPCとして今まで使われることの多かったAtomマシンと比べると、消費電力を抑えつ
エコロジカルで高効率、排出されるエネルギーの再利用性も高く、エネルギーの未来が詰まった燃料電池。中でも、あまり知られていない産業用燃料電池は、既に十分な運用実績もある上に、今後の応用が期待できるポテンシャルも備えている。 燃料電池といえば、筆者が得意なコンシューマ・エレクトロニクスの世界では、PC用の充電池の代わりとして小型のユニットを取り付け、ノートPCの稼働時間を延ばすといった方向で研究が進んでいることは知られていた。東芝がメタノールで発電するDynario(ディナリオ)という製品を2009年に市場投入したが、本体サイズ、本体コスト、燃料カートリッジの入手インフラなどの問題が解決せず、普及には至らなかった過去がある。 一方家庭用燃料電池としては、2009年ごろから東京ガスを始めとするガス会社が、「エネファーム」という名称で積極的に事業を展開していた。初期導入金額が350万円程度、経済産
住友電気工業は同社の横浜製作所(横浜市栄区)に集光型太陽光パネルを利用した自家発電システムを建設し、7月24日から稼働を始めた(図1)。集光型太陽光パネルは、太陽光パネルの上に集光レンズを配置したもの。レンズで集光した強い光を太陽光パネルに当てる。発電素子に特殊な材料を採用しており、発電効率はシリコンを利用した市販の太陽光パネルの約2倍となる。 今回稼働を始めた自家発電システムでは、集光型太陽光パネルを15基設置し、最大発電量は100kWになるという。さらに、2013年3月末には集光型太陽光パネルを28基に増設し、最大発電量を200kWまで引き上げる予定。 太陽光発電は天候によって発電量が変わり、電力の安定供給が難しいという欠点がある。そこで今回の自家発電システムでは、大型蓄電池を組み合わせる。集光型太陽光パネルで発電した電力を蓄電池に充電し、必要なときにいつでも電力を利用できる環境を作る
北海道大学(北大)は6月13日、半導体中のトンネル効果を用いることで、従来のトランジスタの理論限界を大きく下回る低消費電力トランジスタを開発したと発表した。 成果は、JST 課題達成型基礎研究の一環として、JST さきがけ専任研究者 冨岡克広氏、北海道大学 大学院情報科学研究科 福井孝志 教授らによるもの。 半導体は、構成要素のトランジスタを小さくし集積度を増やすことで、性能を高めてきたが、トランジスタをさらに小さくすることに限界がきている。トランジスタを小さくすると、スイッチに使用しない電流が漏れ出すリーク電流が大きくなるためで、現在では、トランジスタ構造を平面から立体的な構造にすることでリーク電流を抑制し、性能を高める手法が取られている。さらに、小さな電圧でシリコンよりも電流が流れやすい材料などの導入も検討されているが、これらの技術はいずれも限界が訪れる。トランジスタのサブスレッショル
電池は2種類の金属と電解液から構成されます。では、この構成からどのようにして電気を発生し、電池となるのでしょうか。 前回、電池の基本構成の中で、電池は2種類の金属と電解液から構成されると説明しました。この構成からどのようにして電気を発生し、電池となるかを説明します。 充放電の原理 イオンと起電力 電池は2種類の金属と電解液から構成されます。この2種類の金属とは、一方は電解液に溶けやすい金属、もう一方は電解液に溶けにくい金属で、電解液は金属を溶かす液といえます。十円玉と一円玉の電池では、一円玉が溶けやすい金属、十円玉が溶けにくい金属になります。 それでは、金属が電解液に溶けやすいとはどういうことでしょうか。物質は原子から構成されます。金属も原子の集まりであり、原子核にあるプラス電荷と電子のマイナス電荷がつりあっている状態です。これが、電解液に溶けるとイオンという状態になります。 イオンは原子
米ヒューレット・パッカード、PUE1.05の最新データセンターを丸ごと販売開始。「HP Performance Optimized Datacenter 240a」 「2000台のHP ProLiantサーバとHP Integrityサーバを搭載し、計算能力はおおよそ2万スクエアフィート(約1.8平方キロ)の次世代データセンターと同等」(プレスリリース)のデータセンター「HP Performance Optimized Datacenter (POD) 240a」を、米ヒューレット・パッカードが発表しました。 POD240aは、電源、空調、サーバ、ネットワークなど一式が詰め込まれた、いわゆるモジュール型のデータセンター。ただし貨物用コンテナなどを用いるものと比べるとかなり大型で、内部にも人間が中に入って作業するのに十分な空間が設けられています。発表のプレスリリースから引用します。 One
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く