【11月25日 AFPBB News】ハイヒールや革靴をかたどったみこしが通りを練り、山のように積まれた古靴が供養されるユニークな祭典「靴のめぐみ祭り市」が25日、東京都台東区で始まった。祭場の玉姫稲荷神社(Tamahime Inari Shrine)の境内は、風変わりなみこしを一目見ようと詰めかけた見物客や靴を買い求める客でにぎわった。 台東区は、皮革製品の国内一の産地と言われており、同神社の氏子にも靴メーカーが多かったことから、靴に感謝をささげるために1974年から祭り市を開催し、今回で43回目を迎えた。例年30社以上が靴やかばんを販売するほか、近郊の住民から持ち込まれた約3トン分もの古靴が供養される。 シンデレラの靴をイメージした女みこしを担いだ足立区に住む矢島公子(Kimiko Yajima)さん(35)は、「おみこしは神聖なので携われてうれしい。商売繁盛を祈願した」と声をはずませ
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