天の川を背景に輝く赤い月。(PHOTOGRAPH BY BABAK TAFRESHI, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE) 月食はどこで観測できる? 今回のスーパー・ブルー・ブラッドムーンが一番よく見えるのは、北米大陸西海岸の北部、中国、日本、そして大部分のオーストラリアだ。これらの地域では、1月31日の夜(米国は1月31日の早朝)に皆既月食の一部始終を観測できる。 月食は、月が地球の影のもっとも暗い部分(本影)に入る20時48分に始まる。その影は左から右に広がっていき、月が完全に地球の影に飲みこまれる21時52分に皆既食が始まる。このとき、月は赤っぽいオレンジ色に変わるはずだ。 皆既月食が続く時間は場所によって異なるが、日本では1時間17分ほどだ。その後も部分食は続き、2月1日の0時11分になると、月食は完全に終わる。 南米大陸西側の一部、大半の北米地域、インド、
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