電子版では、情報をいち早く提供するWeb刊、午前4時と午後3時に提供する朝刊/夕刊、そして、読者ごとの目的や関心に応じて電子版を使いやすくするパーソナライズ機能のMy日経を用意。さらに、記事検索サービスや携帯電話への配信サービスも行う。 日本経済新聞社の喜多恒雄代表取締役社長は、「若者を中心に、紙の新聞よりも、ネットで情報を得る人たちが増えている。だが、情報が本当なのか、発信源はどこか、事実を確認したものなのかといった点が不明確であり、情報の洪水のなかで確かなものがわかりにくくなっている。紙の新聞で培った正しい報道、価値のある言論を伝えることが報道の役割である。PCや携帯電話に、良質のジャーナリズムを提供することが課せられた役割だと考えている。そして、読者ニーズに細かく応えることも役割である」と、電子版開始の意図を説明する。 インターネット媒体として定着しているNikkei Netの名称を