大西 康之 会見するソフトバンクグループの孫正義会長兼社長=2020年2月12日、東京都港区【時事通信社】 「ソフトバンク・グループ」(SBG)は4月13日、2020年3月期末の業績予想を下方修正した。最終損益は7500億円の赤字、営業損益は1兆3500億円の赤字になる見通しだ。 世界のベンチャー企業に8兆5000億円を投資した「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」(SVF)が1兆8000億円の投資損失を計上する。20億円の投資が9000倍の18兆円になった中国のアリババ・グループが命綱だが、「第2のアリババ」が見つからず、孫正義会長兼社長の投資戦略は、迷走を続けている。 「セクハラ」「暴言」「暴力」 〈嵐の前では臆病だと笑われるくらい守りに徹した方がいい。それが本当の勇気だと思う〉 4月15日、孫氏は自らのツイッターでこう呟いた。新型コロナウイルスの影響で「大恐慌」が囁かれる中、「大赤字を
![ソフトバンク「巨額赤字」招いた孫正義「若き3起業家」への溺愛 フォーサイト-新潮社ニュースマガジン:時事ドットコム](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a749722633d523b23865a7593a8d7f77a2a346c4/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.jiji.com%2Fnews%2Fhandmade%2Fspecial%2Ffeature%2Fv4%2Fphotos%2Fforesight_00306_20200427%2Ffore306-jpp033958190_310.jpg)