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ブックマーク / deztec.jp (6)

  • みな論理的に話をしている

    1. 自分を論理的だと信じている人達(苦手な女性の共通点)、、(ちゃんみつさん) 以前も書いたのだけれど、感情論はたいてい、論理がしっかりしている。 私は白い壁が好き+あなたは壁にポスターを貼るのが好き+あなたにとってポスターを貼ることより私の気持ちの方が大切なはず→我慢してくれるわね? といった感じ。(大筋で)論理の破綻はない。無論、前提がひっくり返れば結論は変わりますけれども、話者の想定している条件が満たされている限りは、おかしなところはありません。 id:chanm さんがもうひとつ問題視しているのは「屁理屈」ですが、これもたいてい、論理はしっかりしています。 「感情論」や「屁理屈」がなぜ反対者への説得に効果的でないのかというと、論理に誤りがあるからではなくて、前提条件への同意が得られないからです。もっと書けば、「感情論」とか「屁理屈」といった呼称は、(多くの場合)前提条件に同意でき

    werdy
    werdy 2020/06/12
  • 平凡な新入社員に伝えたい10項目

    就職王が贈る、新入社員が覚えておくべき10の事柄 たいていの人は、仕事でさしたる成果を上げられない。気で頑張ってないから、というのは気慰めで、実際には一生懸命に頑張っても特別に素晴らしい結果は得られない。そのあたりは学校のお勉強と同じ。 じゃあ学校はつまらない場所だったか。楽しかったのは休み時間と放課後だけか。そうでもない、と思うんだよね。いや、そうだった、という人もずいぶん多いだろうとは思うけど。たぶん会社もそうで、さしたる成果を上げられなくても、コツを押さえれば、それなりに生き抜いていけるようになっているのだと思う。 リンク先の記事の中の「たしかにそうだ」と思う部分と、いろいろな人から親切に教えてもらったことなどを交えて、自戒を込めて私なりに整理しておきたい。 結果が伴わないとき、過程が重要になる。「まじめに頑張っているけど結果は並以下(といっても最低ランクではない)」という人は、よ

  • 最近のリフレ派の主張で、ココがわからない。

    私は親リフレのつもりですが、「リフレ派の主張がわからない」ことはよくあります。 最近の例でいえば、埋蔵金と定額給付金の話題。年度末に予定されている2兆円規模の定額給付金は、財政投融資特別会計の運用益積立金を取り崩して財源としています。ところが、一部のリフレ派は、外国為替資金特別会計(外為特会)の20兆円弱の積立金が給付金の原資と勘違いされているようです。 外為特会の積立金は、為替変動のリスクに対応するためのもの。現下の円高で外為特会は赤字転落しています。したがって外為特会には手を付けられませんでした。 替や金利変動による損失に備えて外為特会には約19兆6000億円(19年度決算後)の積立金がある。ただ、外貨建て資産を1ドル=99円とすると、積立金と同じ規模の為替の含み損が発生。含み損は同1円の円高で8000億~9000億円程度拡大する見込み。 高橋洋一さんは著書の中で「為替介入は不必要な政

  • 眼前にある民主主義の危機

    どんな政策も、やめるとなると、ノイジー・マイノリティが大騒ぎする。民主党政権の「事業仕分け」は、その抵抗を叩き潰す世論のうねりを顕在化させたところに大きな意味があった。「へぇ、世間の注目さえ集めれば、予算を削った方が票になるのか」と。 これで国会の審議も面白くなるかと期待したのだが、サッパリだ。政権も民主党も支持を落として、「支持政党なし」が急伸している。 選挙というのは、所詮、出馬した候補の誰かが当選するものだから、「どの政党もダメだ」が国民の気持ちでも、結果として民主党が勝ったり、自民党が勝ったりしてしまう。そうして政治不信が募っていく。「衆愚政治」を恐れることも重要だろうが、何回選挙をしても政治に民意が反映されないことこそ、眼前にある民主主義の危機だ。 歴史的な知見から、真に国民のためになる政策と世間知の不整合が指摘される金融政策の分野は、あえて選挙から距離を置く仕組みになっている。

  • 私が大学の新入生に話したこと

    1. これから大学に入学する新入生のために 「充実した学生時代」を過ごすのって、たいへんなんだな。ま、こういうのを読んで劣等感を持っても得することはない。「ご苦労様です」と祭り上げておけばよいと思う……のだが、私なんかでも「先輩として何か一言」なんて話を振られた経験はあって。無碍に断れないから、こんな話をしたと思う。 「留年」のコストは500万円以上と見積もること。 「留年」のコストを意識すれば、たいていのことがうまく回っていく。「失業」不安が多くの不真面目な人をそこそこちゃんと働く社会人に変身させたり、「中退」を忌避することで高校生活を自分で律していくことが可能になったりするのと同じ。多くの日人は危機感駆動型なので、自分に上手に負荷をかけるとよい。 「留年したくない」と思えば、自ずと勉強や研究に意識が向く。「試験? ギリギリ通過でOKじゃん」なんて危険を冒す考え方とは、距離を置くことに

    werdy
    werdy 2010/03/11
  • memo:上念司『デフレと円高の何が「悪」か』の感想

    上念司さんの『デフレと円高の何が「悪」か』を読んでみました。 1. うーん……リフレ派の身内ウケ系のかな、これは。素人向けだから極力わかりやすく、という意図は理解するけれども、論敵を「トンデモ」「非常識」「愚か」と表現し、判断基準を示さず「極端」「極めて」「非常に」という。軽妙に書かれ調子よく読めますが、手放しでは褒めにくい。 あと、明らかにマズイ記述も。ジャンケンでも、10億回ぐらいやれば、たぶん10連勝できる時もあるでしょう。というのですが、1対1なら約1/6万の確率で10連勝できます。 あるいは、デフレ脱却の過程では、名目金利が3~4年程度安定しているということは、昭和恐慌とその脱却のプロセスからも歴史的に証明されています。といった記述。昭和恐慌は強力な傍証ですが、「証明」は言い過ぎ。 2. 言葉の選択の問題にとどまらないのが、「国民が当に返済しなければならない国の借金は総負債の

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