「書く」を仕事にオモロくてキビしくて愛しい、ライター生活。 取材・文/有留もと子 お問合せ/moco_moco_moco@hotmail.com ライターの有留です。 いつもお世話になっております。 それにしても、文字数がいっこうにあがってこないのはなぜでしょうか。 はい、デザイナーさんが混んでいるからですね。 私がお世話になっている女性誌や情報誌のページは、 細かくデザインされています。 文字ばかりの週刊誌などと違い、絵やイラスト、文章が1ページの中に収まっていますが、 読みやすく、あか抜けて見えるように、デザイナーさんがそれぞれの要素のサイズを決め、 配置してくれます。 そこで、文章の文字数が決まるのです。 今言った流れが、「先割り」です。 デザイン先行。文章作成は後。 反対に、文章のだいたいの文字量を決め、それにそって文章を作成してから デザインを決める、「後割り」という場合もありま
2019年に東京で開催される「ATypI Tokyo 2019」。これまで世界各地で開催されたこの国際タイポグラフィ会議とは、いったいどのようなものなのでしょうか。 グラフィックデザイナーで多摩美術大学情報デザイン学科教授の永原康史さんは、2004年開催のプラハ大会に参加した際のようすをオフィシャルバッグに詰まった資料とともに振り返ります。 ぼくがATypIに通ったのは2002年から2006年の5大会である。10回近くは参加した気でいたのだが実際はわずか5回でしかなかった。記憶はあてにならない。 最初に行った2002年はローマ大会で、ローマだからてっきり記念大会だと思い込んでいたのだが、何のことはない、46回という中途半端な回だった(やはり記憶はあてにならない)。 しかし、一番思い出深いのもローマである(詳しい話は拙著『デザインの風景』に収録されているのでご参照ください)。ここで小林章氏や
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く