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ブックマーク / c60.blog.shinobi.jp (9)

  • 蹴球計画 ~スペインサッカーと分析~

    これは、「正しいインサイドキックとは ~練習法~」の続きである。 ここでは、サッカーにおいて、体の正面からずれるパスを基とする方が、プレーする上で好都合であることを示す。 今、右利きの選手が、左サイドでボールを持ち、インサイドキックでライン際の選手にパスを出す。 正しいインサイドキックで表とした技術では、パスは体の正面よりも軸足側に飛ぶ。 つまり、サイドにパスを出す場合に、前方かつ中央方向を向いた状態で出すことになる。 これは、ディフェンスを中央に引き付ける効果がある。 ペナルティエリア方向を向いている以上、そちらへのドリブルやパスを警戒しなければならない。 これにより、ディフェンスはサイドへ出にくくなる。 結果として、パスを受ける選手は、相手をより遠くに置いた状態でプレーすることが可能になる。 間違った技術である、パター型のインサイドは、体の正面をパスを出す方向に向けなければならない。

    xmx3
    xmx3 2009/11/20
    正しいインサイドキックとは ~正面からずらして蹴ることの重要性~ 正対することを恐れなくなる例
  • 蹴球計画 ~スペインサッカーと分析~

    パターのようにインサイドを蹴るとサッカーが下手になる。 これを示すと同時に、正しい蹴り方を紹介する。 これまで、「インサイドキックは、パターのように蹴りなさい」という指導が広く行われてきた。 しかし、そのような蹴り方は、教える必要も、習得する必要も一切ない。 それどころか、パター型を一生懸命に練習することは、有害無益である。 最初に、誤った蹴り方を示し、次に、正しい蹴り方を示す。 その後に、パスを正面からずらして出すことの重要性、練習法、練習で意識すべきことなどを見る。 誤った技術 いわゆるパター型インサイドの実例を示し、その問題点に触れる。 ~誤った技術 その1~(08.11.08) ~誤った技術 その2~(08.11.08) 正しい技術 正しいインサイドの蹴り方を見る。 正しい技術では、パス方向の変更が基として織り込まれる。 ~正しい技術 その1 表~(08.11.09) ~正しい技

  • 蹴球計画 ~スペインサッカーと分析~

    これは、「正しいインサイドとは」における、正しいインサイドの特徴と誤ったパター型の特徴をまとめたものである。 正しいインサイドの特徴 -体の使い方が自然である -バランスを保ちやすい -キック後のプレーに早く移ることができる -最後までパスの方向がわからない -表と裏を切りかえることで相手の逆を取ることができる -正対において2つの選択肢が生まれる -キックにおいて、体幹、ムチ効果、ひねりを利用することができる -ボールを相手から遠い状態で持つことができる -サイドにおいて、体が前方かつ中央方向を向く -正対することを恐れなくなる -自ら相手に向かう積極性が生まれる パター型の特徴 -体の使い方が不自然である -不自然であるがゆえにキックの後にバランスを崩す -パス・アンド・ゴーに不向きである -キックの方向がよまれやすい -パスカットされやすい(受け手がプレッシャーを受けやすい) -キッ

  • 蹴球計画 ~スペインサッカーと分析~

    これは、「正しいインサイドキックとは ~誤った技術~」の続きである。 以下の流れが、もっとも正しいと考えられるインサイドキックである。 かかとを押し出さず、膝を伸展させながら、やや外側から回すように蹴る。 ここから、膝を横に開くことも、足首を押し出すこともなく、インサイドで蹴る このようなキックでは、足首の角度を固定し、やや外側から回すようにボールを捕らえる。 結果として、体の向きとパスの方向がずれる。 ボールは、体の正面より軸足側に転がる。 体の正面とパスの方向がずれることは、ディフェンスを騙すことにつながる。 これは、プレーにおいて一つの利点となる。 同じチームの他の選手にも、類似した蹴り方が見られる。 膝を開かず、かかとを押し出さず、やや外側から回すように蹴る。 軸足が離れた場合にも、このような蹴り方が見られる。 以上の蹴り方を見ると、前回の誤った技術に見られるような、動きの無理がな

    xmx3
    xmx3 2009/11/20
    mjk.インフロント気味にけるのか
  • 正対と組み立て 目次:蹴球計画 ~スペインサッカーと分析~

    サッカーに、「組み立てが上手い選手、下手な選手」という言葉を良く耳にする。 組み立てにおいて上手いとはなにか、下手とはなにかを以下に見る。 結論としては、組み立てが上手いとは、「相手と正対してプレーできる」ということである。 正対とは、体の正面を守備者に向け、相対することである。 また、インサイドキックをパターのように蹴る選手は技術的に相手と正対することが難しくなる。 このため、自動的に組み立てが下手になる。 このように蹴る選手は組み立てが下手であり、チームの穴として相手に利用され味方に害をなす。 その実例も見る。 ・組み立てについて、良い例、悪い例 組み立てが下手な選手は以下の特徴を持つ。 -パスを出した先で、受け手と守備の距離が近い -次のプレーへの移行に困難を生じるパスを出す -余裕のある状態を余裕のない状態へと変換する 良い例と悪い例の比較によりそれを見る。 ・組み立てにおける非常

  • インステップキック、比較:蹴球計画 ~スペインサッカーニュース~

    キックのほぼ同じ段階を並べる 以上より、最初に述べた以下の結論が得られる。 クリスティアーノ・ロナウドのインステップ 縦に潰れるように反りをつくり、上半身をほとんど引かない。 そこから肋骨下側を急激に折り、キック後は上へ跳ねる。 よく見られるインステップ 上半身、下半身で弓状に反る。 反りを逆にするように全体を動かす。 比較 前者は、上下の動きが強調され、後者は横への動きが強調される。 前者は、以下の特徴を持つ。 歩行からの接続が自然である 小さな動きで打つことができる 小さなスペースから打つことができる シュートにタイミングを合わせづらい 地表面の影響を受けにくい キックにおいて、軸足がすべると失敗する。 横の動きが大きいほど、地表面の影響を受けやすく、すべる可能性が高まる。 ビジャレアル戦において、同じ系統の動きから、より軸足側へ蹴る例が見られる。 また、参考のためにカカーのインステッ

  • 0809チャンピオンズリーグ準決勝 チェルシー 1-1 バルセロナ 審判編:蹴球計画 ~スペインサッカーニュース~

    「さて」 「色々と問題になった、主審のトム・ヘニンク・エブレベに関するお話やな」 「まず、アビダルがアネルカを倒したシーンについて」 「青いアネルカが左に攻めていて、アビダルは裏を取られている」 「青い選手の左足が後方へ、黄色い選手の左足が前方へ伸びる」 「その2つが接触する」 「黄色い選手の足は、青い選手の足の側面に軽く触れている」 「その結果、青い選手の足に横向きの力が加わる」 「それにより、踏み出す足の軌道が内側にずれる」 「軌道がずれるとどうなるかというと」 「軸足を蹴ることになる」 「下図で軸足を蹴り」 「左足を踏み出せなくなり」 「結果として転ぶ」 「これはファールである」 「当たり前やな」 「一見ダイブにも見えるし、接触が小さいので見逃してもいいのではないかという話にもなるが、これは絶対にファールを取らないといけない」 「これの名人が、カンナバーロとかマスチェラーノとかやから

  • 0809チャンピオンズリーグ準決勝 バルセロナ 0-0 チェルシー 第2戦に向けて:蹴球計画 ~スペインサッカーニュース~

    「さて」 「第2戦、いかに戦うか」 「バルサはチェルシーをいかに崩すか」 「そんな話が前回出てきたわけだが」 「だがなんや」 「チェルシーは、守り方自体を変える可能性が高いから、第1戦からの結論はあんまり意味がなかろうと思うわけや」 「そうか」 「この試合では、48分にマルケスが崩れ落ち、50分にプジョルが入った」 50分 マルケス→プジョル 「これは、チェルシーにとって少し途方にくれるところがあり、守備での目標が失われる」 「プジョルに代わったし、前みたいに真面目にケアしなくてもいいのではないか、という話になる」 「それに対するヒディングの回答は明快で、70分に下のようになる」 70分 ランパード→ベレッチ 「これはなんというか」 「からいな」 「おそろしく勝負にからい」 「バルサになにもさせませんよ、という引き方やな」 「ワントップにして、引いて守れたらこれほど楽なことはない」 「マル

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    xmx3 2009/05/05
    「その瞬間、敵のために本気で医者を呼ぶことのできるドログバは、なんというか、人として信用できると思わんかね」
  • 蹴球計画 ~スペインサッカーと分析~

    レアル・マドリーは、0809シーズンのチャンピオンズリーグ8強において、リバプールにトータル0対5で大敗した。 また、これにより、5年連続トーナメント初戦敗退となった。 マドリーがここまで弱くなった原因について、質問をいただいたので、それに答えることを試みる。 理由としては、まず、選手の質が落ちたこと。次に、会長の雅量がなく、組織をい物にしたこと。そして、スペインリーグ自体が、強くもないマドリーを止められないほど弱体化したこと。以上のことが考えられる。 選手の質 ピッチ上に見られる第一の原因は、選手の質が落ちたことである。 特に、攻撃能力において、大きく質が低下している。 例えば、最後にチャンピオンズリーグを取ったシーズンと比べると下のようになる。 紫が今であり、黒が昔である。 攻撃面で、現在の方が上であるといえるのは、マケレレに代わったラスのみである。フンテラールがファン・ニステルロー

    xmx3
    xmx3 2009/03/18
    あの守備とか戦術をまったく考えてないだろうメンバーのバランスは好きだったな。問題あるけど個々で何とかする。ある意味理想のチーム。
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