'18年6月9日(土) [ノート] ブログ村キーワード 「くちげんかは おとうさんが つよくて ぼうりょくげんかは おかあさんが かちます」。 神戸市の小学校で長く教師を 務めた鹿島和夫さんは、 新1年生が入学するたびに ノートを渡した。 毎日、詩を書いてもらうためで ある ▼お母さんといっしょに お風呂に入る。寂しいとき 手をつないで寝てくれる。 子供たちの詩に登場するのは、 まるで友達のような愉快な お父さんばかりである (『お父さんはともだちです』) ▼東京都目黒区のアパートで 今年3月に虐待死した 船戸結愛(ゆあ)ちゃん =当時(5)=も、 覚えたてのひらがなで 大学ノートに詩のような文章を つづっていた。 「もうパパとママに いわれなくても しっかりじぶんから きょうよりか あしたは もっともっと できるようにするから」 ▼そこから浮かび上がる 父親のイメージは、 暴力と恐怖で支